片想いの相手に対して、恋心をひた隠しにしていても「褒め言葉」を否定されるときはたいがい、その恋心はバレている。
そして、想いを寄せられている側は、相手からの褒め言葉がいかに「人間としての好意」を装っていても、自分の気を惹くための言葉だと感じ取って、拒否反応を起こす。
「褒めてくれても、僕はその裏にある君からの『異性としての好き』は受け取れない」から、褒め言葉ごと「受取拒否」してしまうんだ。
これは、男女が逆でも同じことが起きると思う。例えば、君が会社の恋愛対象外の同僚に好意を寄せられているとする。仕事ぶりを彼はいつも褒めてくれるけど、それが「私の気を引きたいから?」と思ってしまったら、その瞬間から、その同僚の褒め言葉にはなんらかの意図を感じて不快に思うだろう。「いつも丁寧な仕事をするよね」なんて言われても「ええ、仕事ですから当たり前です」と答えるよね。
でも、同僚で好みのイケメンが同じように褒めてくれたら嬉しくて「ありがとう!励みになる!」と答えるんじゃないかな?そういう違いだよ。
彼女:うわ、ひどい推測!でも、確かにそのインストラクター、彼女がいてちょいちょいその話出してくるし、牽制されてるのかな。この前も夏だったから、彼女と花火行ったって言ってたな。
僕:なんだ、彼女持ちなのか!(苦笑)しかも、話に出すんだね。残念だけど、そのパターンは「諦めて、次!」だよ。大事な30代を脈なし男を褒めることに費やしてどうするんだよ。
彼女:じゃ、ジムごと変えようかな(苦笑)
僕:うん、それもいいと思うよ。もし、万が一、彼の気持ちがここに挙げたようなものじゃなくて、君に気持ちがあるなら(彼女持ちだからそれはない可能性が高いけど)辞めた途端に、プライベートで繋がろうとしてくるとか、あるからね。売り上げのために引き止めるまでは、どうでもいい相手にでもするだろうけど、それ以上は彼の本心が出るからね。