ヒーローにならなくていい。命を投げ出さず、生き延びることこそ勝利・・・。
「ね?私のおかげで命が助かったでしょ?」
と言いたげな(実際”I saved you”と言っているよね)ローズを愛おしく思って抱きしめられる男は、フィクションの世界だけじゃないかな。
ぐうの音も出ないほどの正論を振りかざして、男の一世一代の見せ場をぶっ潰す。挑戦しようとする出鼻をくじく。
こんなことをされたら、ほとんどの男が、相手がいくら美女でも腹が立つんじゃないかな。ローズがブス呼ばわりされているのは元々の容姿の要因もゼロではないけれど、このときの行動はたとえスターウォーズ歴代ヒロインの中でも最高峰の美女、アミダラを演じたナタリーポートマンですら「正論を振りかざすブス」にしてしまうくらいのインパクトがあった。
ローズのような女性は、現実世界にも実は大勢いる。現実世界では男が大義のために命を守る投げ出す機会はめったにないけれど、一世一代の決心をしたときに、恋人や妻が最大の障壁になることがある。
「大学を辞めて世界一周の旅に出ようとする彼」「会社を辞めて起業しようとする夫」のロマンを彼女たちは理解しない。
そして、もし彼女たちの狙い通りに男たちが安全な道を選んだとしても、そのとき男側のほとんどはその女性に感謝なんかしないし「いのちだいじに」を選択した自分の不甲斐なさを悔やんでいくことになる。やがてはそんな選択をさせた相手を疎ましく思うようになっていくものだ。(実際には自分で決断したとしても、ネガティヴモードに入った男は「誰かのせい」にしがちだ)
さすがに現実世界で自分の彼や夫が命を投げ出そうとする場面に居合わせる女性はほとんどいないだろう。だけど、もしフィンのような選択をする男が目の前に現れたなら、そのときは「よし、ローズの真似をして心をつかもう」なんて思わないことだ。
現実世界のフィンは、たとえその女性が絶世の美女でも「なんてことしてくれるんだ!俺の計画を邪魔しやがって!」と叫び、女性をブスと罵って走り去っていくだろう。
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