しかし、家系、家業の存続を使命としてきた魂は、同じ家系に生まれ直す。ゆえに「末代まで祟る」のは、一人を不幸にするだけでは足りぬほどの憎しみを抱いた呪者にとっては、同じ相手を生まれ変わっても何度も追いかけ恨みを果たせるゆえ、呪詛としてはある意味、合理的でもあるのじゃな。
当然、そのような記憶のない子孫にとっては……前世がどう、祖先がどうと言われてもやはり「他人」であるからには、理不尽の一言に尽きるがのう。
では、次回ではより具体的な話をしてゆくぞよ。
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