洗濯を干す際、我が家では息子が抱っこ紐に入れるようになった月齢から一緒に外に出るようにしており、歩けるようになった今もそれだけは変わりません。しかし、最近はお気に入りのニャンちゃん(ジェラトーニ)を必ず抱っこして外へ出て行くのです。
それだけなら特に気になりませんが、ジェラトーニって尻尾がとても長く、しゃがもうもんなら尻尾が砂まみれに。
そこで、愛用していたエルゴを真似て“エルゴ風ままごと抱っこ紐”をハンドメイドすることにしました♪
ミシンの調子が悪く、所々手縫いのため少々見にくい箇所はありますが、参考程度になればと思います。やる気さえあればミシン要らず!手縫いでもできちゃいますよ☆
用意したものはこちら
とりあえず使えそうなものを出してみたのですが、結局使用したのは矢印が指されている3つのみ。余っていたボーダーの布とセリアで購入したデニム生地、ダイソーで購入したスーツケースにつけるベルト(2個入り)を使用しました。
手順①採寸!子供に合わせた型紙をつくる
まずは抱っこ紐の型紙から作っていきましょう!縫い代は全て1cmずつです。
本体は縦がお腹から胸までの長さ、横が脇腹から脇腹までです。腰紐とチェストベルトは二つ折りにして端処理をするので、端処理後に3cmほどになるように幅を調整します。(スーツケース用のベルト穴が3cmなので)長さはそれぞれ多めに取っておき、後で調整しました。
肩紐も長さを45cmほど取っておいて後で調整します。
ちなみに我が家の息子は2歳6ヶ月。身長も体重も平均ど真ん中です。
手順②スーツケース用ベルトを腰紐にする
まずは腰紐を作りましょう。上に記載した通り、腰紐はサイドを二つ折りにして縫って端処理をします。かなり長さがあるので、細い両面テープで留めてから縫いました。
次に、スーツケース用のベルトを用意し、片方だけ既製の紐を外します。既製品を真似して腰紐を通し、端処理をしたら腰紐の完成です。
手順③肩紐(チェストベルト)を縫う
肩紐の布を中表にし、写真のように縫い合わせます。本来ならここでチェストベルトを一緒に縫い付けるのですが、最近ミシンの調子が悪いためあとで手縫いで縫い付けます。
表に返し、先ほど縫ったところを表から縫って落ち着かせます。
手順④本体に肩紐を縫い合わせる
本体の布を中表にし、下部を1cmほど空けてサイドを縫い合わせます。
1cmほど空けている方を右側にし、写真上のように肩紐を本体の中に入れ、点線を縫います。表に返し、写真下のようになっていればOKです。
手順⑤本体に腰紐を縫い合わせる
先ほど1cmほど空けていた部分を中に折り込み、写真のように、本体に腰紐を挟んで縫い合わせます。ここも厚みにミシンが耐えられないので手縫いしました。
手順⑥腰紐に肩紐を縫い付ける
肩紐の裏部分を腰紐の裏部分に当てて縫い付けます。ここも厚みがあるので、端を内側に織り込んで糸が見えないよう手縫いしました。
手順⑦手縫いの方はここでチェストベルトを縫い付ける
チェストベルトも腰紐同様二つ折りにして端処理を行います。あとは下に見えている腰紐を真似て肩紐に縫い付ければOK。こちらも端を中に織り込んで手縫いで縫い付けました。
完成☆
抱っこ紐の完成です!大好きなニャンちゃんをおんぶしながら車で遊べるし、抱っこしながらダンスができるし、とにかく就寝するまでずっとつけてくれていました(笑)
工程が多いように見えますが、掛かった時間は3時間程度です。息子の昼寝前に型紙を作り、ミシンをガーッと掛け、昼寝中に手縫いしたのでスムーズに作り上げることができましたよ♪
何と言っても2〜300円でできちゃうので、皆さん是非試してみてくださいね♪