通貨リセット(4)8月にドル終焉?金本位制の『新世界通貨』が発表される【Ku】

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通貨リセット (キュンコレ)

ドル覇権終焉のXデーがついに判明!?

これまでもBRICSの登場でアメリカが世界経済を牛耳りドル一強の時代が終焉を迎えつつある、と話してきたけれど『じゃあ、それはいつ?』とまでは言えなかった。

でも、ついに2023年8月、BRICSを主導するロシアから、ドル覇権を脅かす新たな基軸通貨の発表されることが決定した。噂じゃなく【公式】の発表だ。

翻訳:公式発表

「BRICS、8月の首脳会議で金に裏打ちされた新たな取引通貨の導入を計画」

金本位制は単一通貨強化の大きなメリットになる

41カ国がBRICS加盟を申請した

出典RT / ロシア大使館

【金本位制の復活】BRICSが金で裏付けられた基軸通貨を導入へ

翻訳:ロシアとウクライナの戦争が始まったばかりの頃、私はロシアと中国が金を裏付けとした独自の通貨を立ち上げるだろうと予測したことを覚えているだろうか?

当時、この考えはまったく異質なもので、私はこの話を持ち出したことを嘲笑された。しかし今日、それは現実となった。41カ国以上が金本位制に戻ろうとしている。

新通貨の正式発表は、8月に南アフリカで開催されるBRICS首脳会議の中で行われる予定だ。

The Gold Standard Is Back: BRICS To Intro Gold-Backed Reserve Currency

金本位制とは?そのメリットは?

★金本位制とは?

通貨の価値を特定の金属(通常は金)に対して固定する制度。国の通貨単位の価値は一定量の金に対して交換可能で、国際的な取引でも金を基準として価値が評価される。

金本位制のメリットは?

1. 通貨の安定性を確保できる。金は限られた量しか存在しない貴重な資源だから供給量が相対的に安定している。だから金本位制では通貨の価値が一定に保たれ、インフレ(物価上昇)のリスクが低下する。

2. 国際的な貿易において信頼性が高まる。金を基準とした通貨価値は国境を越えて広く受け入れられ、取引の安定性が増す。異なる国や地域間の経済活動が円滑に行われるので国際的な信頼関係が築かれる。

3. 通貨の発行権の乱用を防ぐ効果がある。つまり、某アメリカの某ドルみたいに『金が足りなければプリンタを動かせばいい』※ドル紙幣を刷る なんてことを許さなくて良くなるわけだ。つまり、政府や中央銀行が通貨を印刷し増やすことが制限されるから、財政的な不安定性や通貨価値の急落を抑制する役割を果たす。


画像参照元:Twitter(Not Jerome Powell)

新世界通貨が発表され基軸通貨となったらそのとき日本は?

さて、これは飽くまで2023年7月15日までの情報からの悲観的な推測で、今後変わることを心から願っているけど……。

この8月の南アフリカBRICS首脳会議で金に裏付けられた新世界通貨が発表され、ドルが暴落したら、日本はどうなるのだろうか?残念ながら、いまだにアメリカの実質的な植民地で日米合同委員会、と言う名前の実質アメリカによる日本への司令部の決定事項に逆らえない日本。

ドルの暴落で経済破綻をするアメリカに道連れにされて経済破綻することになるだろう。アメリカがデフォルト(債務不履行による経済破綻)となると、日本はこれまでは『デフォルトはあり得ない』と言われているし財務省も断言してるけど、

日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない

外国格付け会社宛意見書要旨 : 財務省

それはアメリカドルが基軸通貨の、これまでの世界での話。『新世界通貨』が導入された新世界では・・・?

続く。

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