男の正体(3)情状酌量余地あり!『女性に慣れていない男』は口下手だけどいいやつもいる
『自分のことを話さない男』についての記事(1)(2)はこちらから↓
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■自分のことを話さない男って?
例えば、ある話題が愛情関係を目指す二人に相応しいかは置いといて(苦笑)特に隠し事のない、やましいところのない男とだったら、その方向性の良し悪しや女性側からの好感度は別として(苦笑)多少は話が広がるものだ。
だから、ごく当たり前の雑談でも警戒心を露わにして言葉を選ぶ男は限りなく黒。
■隠し事をする男と見分けがつきにくい『女性慣れしていない男』もいる
でも、そんな『隠し事をしている男』と少しばかり間違われやすいタイプに『女性慣れしておらず、恋愛対象圏内の女性に話しかけられると硬直してしまう』ウブな男達がいることも話しておかないと、彼らが可哀想だから、説明しておくね。
はっきり言って、今回話すタイプの男達は、初対面では大抵は人間的な魅力はイマイチだし、いざ付き合っても女性側はずっと「この人は本当に、どこまでチキンなのー!」とイライラすることもあるから(苦笑)「好物件」とは言い難い。
だけど、例えばそれでも仕事ができて安定した収入があったり、飾っておくぶんには良い感じな見た目だったり(苦笑)
何かしら女性側にもピンと来るものがあって、なおかつ「ダサ夫改造計画」みたいなことを果敢にやり遂げられる気概がある女性にとっては「掘り出し物」「宝石の原石」かもしれない。
■話上手な男と『隠し事はしていないけれど、女性に慣れておらず話をしない男』の会話の違い実例
じゃあ、女性側が男性側に多少なりとも興味があって、男性も女性を好ましく思っている場合の例を挙げてみるね。女性が切り出す会話が、恋の進展に相応しいかは置いておいて(苦笑)時事ネタを話したいとしよう。
女性Aさん「今年、いろんなものが値上がりしてるよね。周囲は値上がり前に少しでも買いだめしておこうと言ってる人多いんだ。あなたはどう思う?買いだめする?」
これに対して、話上手な男であるBさんは、
★話し上手な男は「聞き上手」でもある
「俺も気になってた!家計に響くよね。買いだめかぁ。しなきゃだな。ビールなら▶︎▶︎を箱買いしてるけど 笑 ◯◯さん(女性)はもう何か買ったの?」
なんて答える。話上手な男は、相手の言葉をまず肯定する。そして、質問をきちんと拾い上げて、回答する。さらに、どうでもいい自分の情報もさりげなくおり混ぜる。この会話は飽くまで「備蓄の必要性」という恋愛の発展には関係ないことなのに、その中に備蓄にかこつけて「俺は酒好き、▶︎▶︎が好き」とアピールしてしまう(苦笑)
女性側がもし彼に好意を抱いていれば「え!Bさん▶︎▶︎買い込んでるんですか笑 最近は宅飲みばかりですよね。私もです」なんて、ゆるゆると「酒好き同士」やら「外で飲みたいよね」やら、話を発展させることができる。
備蓄の話がもし、彼女にとって「下心を感じさせないための、単なる話のきっかけ」だったとしたら、だけどね。そうじゃなく、彼女が備蓄の話を本気でしたいと思っているなら、それも読み取る。そして、下手に蘊蓄を垂れたりせずに、きちんと彼女の備蓄に対する話に耳を傾け、自分の考えも話していくだろう。無理に自己アピールをせず、彼女にとって「安心して、時事ネタについて語り合える相手」のポジションにまず落ち着く。それだけ、心に余裕もあるわけだ。
一方、隠し事はないけど女性に慣れていない男・Cさんは、
★女性に慣れていないからやましいことはないのに緊張して考え過ぎて、言葉が出てこなくなる
女性に質問されることがな過ぎて緊張して話せない男は、話しかけられてしばらく固まることがあるけど、その間にも頭のCPU使用率はピークを迎えてフル回転している(苦笑)
(な、なんでそんな質問を?俺の生活が、いや、時事問題を把握しているか、将来に備えられる人間かを確認するためか?なんて答えたら正解だ?)
と、考えた挙句……。「値上げ?知ってるよそれくらい。買いだめ?無駄に買い込んでもなぁ」
なんて、会話を終わらせる方向につい、持っていってしまう。さらに、彼女が聞きたかったのは「値上げが多いことを知っているか」ではなく「備蓄についてどう思うか、するか・しないか」なんだけど、質問には答えているようで答えておらず、ただ単に否定する結果になっている。
こういう男は、実際には(必要なものを厳選して、賢く無駄なく買いだめをするつもり)だけど、女性にはそれが伝わらず、ただ「感じ悪いやつ」になってしまうんだよね。
★会話に失敗したら「挽回しようとするか」も観察してみよう
でも、多少「感じ悪いなあ」と思う言葉しか返ってこなくても、隠し事をしているわけではなく、本当は女性を意識している男は、自分の返答が「失敗だった」と思ったら、なんとか挽回しようとする。
せっかく、気になる女性が自分に話をふってくれたのに、自分の返答のせいで女性が「そっかぁ」「ふーん」「あー変なこと聞いちゃったねごめん」なんて言って、あとは黙ってしまったら、なんとかその気まずい沈黙を破ろうとするだろう。
そのために、一度は「買いだめ?無駄に買い込んでもなぁ」と答えたのに、「水と乾パンくらいは買ったほうがいいかな。・・・Amazonとかで安いときに」なんて、話を繋ごうとしてくる。
実は、これが「隠し事をしていない男」の会話の特徴だ。次の記事で話すけど「隠し事があるから話をしない男」は、気になる女性がふってくれた話題でも、都合が悪ければ「話題を切り替えようとする」からね。
女性慣れしてないせいで、気のない返事をしてしまった男の場合は女性側がなんとなく思いついて話題にしただけで「もう、その話題はいいよ」と思っていても「挽回できた」と自分で思えるまで、ずっとその話題を続けようとすることがあるんだ。
・・・面倒くさいけど、見方を変えれば健気で可愛いんじゃないかな(苦笑)
続く。
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