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引き寄せについて、これからどんどん掘り下げていくというかいろんな立場や価値観の人に「どれかは響く」ようにアレコレ角度を変えて話していくけど、その前に。
生年月日を使った占いをこれまでとっても大好きで、占いで出る「生まれ持ったあなたの運命」みたいなものが「当たる！」って実感してる人の場合、引き寄せってぶっちゃけ「運命みたいな決まったものはありません」って前提で話が進んでいくことが多いから、混乱する人の比率も多いんじゃないかと思うのね。
ってことで、先に「占いと引き寄せ」について。
■相反する二つ、どっちを信じる？どっちかは嘘？
結論からいくと、どっちも信じる価値があると思う。（だからアタシは両方やってるし話してる）
だけど、どっちにも向き・不向きとか、その人の元々の性格的にどっちが好みかとか、受け入れやすいかとかもあると思ってる。（で、その「元々の性格」を知るにはやっぱり生年月日使う占いよね～！って思ってる。飽くまでアタシの独断と偏見）
西洋占星術でいえば、自分の出生のホロスコープじっくり検討して「ああ、小学校時代がいじめられてて黒歴史だったけど、私っていじめに遭いやすい運命だったのか」とか「この時期がそうだったのか」とか。
あの子との相性最悪だったとか、彼とは結ばれなかったけど、彼の好みはこうで、私はこうだからしかたないかとか。
知って「すでに起きてしまったこと」に納得できる意味付けをするのにはすごく便利なのよね。
■占いは「理由の分からない、納得できないことへの意味付け」にはすごく役立つ
人って何が一番ストレスかって、やっぱり理由のわからない、理不尽な苦労や損をさせられることじゃないかと思うのね。
例えば、電車が急停止して30分待たされたとしても「線路に人が立ち入った」とか「人身事故」ってアナウンスがあれば、理由が分かってるから、うんざりしつつ我慢できるものだと思うのね。ストレスマックスっぽいリーマンのおっさんですら「人身事故」って聞いたら諦めし、「架線から火花」って聞いたら電車降りて線路歩くことになっても諦めるじゃない？
でも何のアナウンスもなかったら、たとえ5分でも不安になってイライラして「理由はなんなんだ！理由を教えろっー！！」ってなる人が出てくるし、クレーマーにはならなくても、みんな心の中ではやっぱり理由知りたくてイライラしてると思うの。
占いは、人生におけるそういう「意味の分からない」状況に理由をくれるし、起きてしまったけど納得できてない過去のトラウマ的なことにも、ある程度だけど納得のいく理由をくれる。そして意味付けもできる。
「どうして彼とは10年も付き合って、結婚できずに別れなきゃいけなかったの？あの時間はなんだったの？」って、なってるときって本当に絶望的な気分よね。
でも、よくよく話を聞いて、なおかつ２人の相性とかを調べていくと、
「彼と出逢って、彼が料理上手な女性が好きだから料理頑張って覚えた」とか「彼がバイク好きだから、バイクに詳しくなって自分もバイク乗るようになった」とか。
そういうことが、実は彼女のこれからの人生に大きく関わってたりするのが、分かることがあるのね。次に出会う、結婚することになる男性が、やっぱり料理好きで、その彼とは出逢ったときからもう美味しい料理作れて、一晩で（？）射落とせたり。元彼と別れてもバイク乗り続けたら、バイク仲間の紹介で結婚相手の彼を紹介されたり。
全ての恋愛が次の恋愛の予行練習ではないけどね。だから、他にも例えば元彼にDVされてつらい時期があったけど、別れた後で自分と同じ目に遭った女性の相談に乗る仕事始めて、軌道に乗って「私の天職はこれだ！」とか。
女優さんとかなら、ある監督と付き合って捨てられたけど、そのときにもらった役とか認められようと努力して身につけた演技力で、のちのち大きく才能が開花するとか。
いろんな、その辛いさなかでは予想もできないような「次のシーズン」の大きなイベントや出逢いに繋がる大事な仕込みや伏線だったかもしれない。
「あのときのことがあって、今の自分がいる」ってなる未来が待ってるのよ。
それを、そのときまで待てない！って人のために、神様のシナリオをチートしてちょい見せできるのが、占いの未来予測なのね。
これ、引き寄せの法則に照らすとさ。「DV彼を引き寄せたのは自分のせい」とか「監督に遊ばれたのは自分のせい」とかで終わっちゃう話かもしれなくて。
で、その「自己責任」で終わらない引き寄せ系の話だと、やっぱり占いとおんなじ「運命論」を引っ張りだすことになるのね。「その経験を活かして、これから引き寄せるのですよ、願った未来を。だから、その経験はあなたには必要だったんです」って、もう、ほぼ一緒でしょ？
と、なんだかハイペースで話し過ぎてまとまり悪いけど、ざっとこんな感じよ。