真似したくもないけど真似できない、だけど女として何度も生まれられるなら一回くらいこんな凄い人生送ってみたいウェンディ・デン占いの第3弾ね。
【バックナンバー】
ウェンディ・デン（1）金持ちを次々手玉にとる女の運命大解析！
ウェンディ・デン（2）スパイ説と大物キラーに納得の星回りとは
こんな素朴な中国の少女だった時代もあるのねー
Wendi Deng's original name: Wenge Deng. Wen Ge? Wen=culture, Ge=revolution Wenge=a horrible part of Chinese history pic.twitter.com/VIIph2V4DS
— George Chen (@george_chen) November 26, 2013
■徹底的な性的搾取と強烈なトラウマを思わせる星回り
世界を股にかけて究極のお金持ちや権力者と付き合っていく華やかな人生が似合うウェンディデン。
でも、いくら多大なメリットがあるといっても父親以上に歳の離れた爺さんたちに気に入られるように振舞ってさらには性的な関係も結ばなきゃって普通の少女だったら苦痛よね。
★キロンとリリスと冥王星のTスクエア
（1）と（2）で話したように、彼女はごく普通の女の子よりはかなり爺さんたちに耐性があったみたいだけど、でもこの配置を観るとやっぱり彼女の人生は性的な搾取と強烈なトラウマと切っても切れないんじゃないかと思うのね。
まず、リリスとキロンのスクエアだけでも人に言えないドロドロした経験をして心に深い傷を負う機会は人一倍多い。
でも、この配置だけなら「片想いの彼にひどい振られ方をしたのがトラウマで、新しい恋ができません」と言いつつ、なんだかんだでまた誰かを愛していくような、日常レベルの「心の傷」ね。
だけど彼女の場合はこのキロンリリススクエアに冥王星がスクエアで加わって、Tスクエア。Tスクエアはそれを形成する3つの天体や感受点がお互いに常に挑発し合ってガチンコ勝負してるようなもの。
といっても関わるのがたとえば金星なら、キロンリリスのコンビネーションでもドロドロだけど人に言えない禁断の蜜の味を味わって何年経っても忘れられない、みたいな甘美な経験として出る可能性もあるわ。
でも、ウェンディデンの場合は冥王星が相手だから、とてもそんなロマンティックな話にはなり得ない。ただの性的なトラウマじゃない、もっと非日常的なレベルの問題が確実に起きてくる星回りよね。
諜報活動の一環でいろんな権力者とベッドを共にしてたなら、常に命懸けで、怖い経験も女性としてだけじゃなく人権を踏みにじられる思いもしてきたかもしれない。
普通なら一度経験しただけでも死にたくなるようなことがあっても、これが面白いというと不謹慎だけど、冥王星が絡んで起きる物事が原因だと、どん底まで落ちたらまた復活するものなのよ。
★冥王星のスクエアやオポジションは強烈なピンチも復活劇も引き起こす
冥王星ってトランジットで巡ってきて個人天体、特にライツ（太陽、月）やアセンダント、MCとスクエアやオポジションになるとだいたいはそれまで積み上げてきたものがぶっ壊されるような経験をしやすいわ。
でも、冥王星って人生を土地と建物に例えるなら「何年もかけて建てられたビルを爆破」しても、しばらくすると更地になった土地にまたもっと大きくて堅牢なビルを建てるのを力強く支援してくれるのよ。
だから、彼女は人には絶対言えないような……。言ったら命が危ない状況で辛くても性的なことを含めて義務を果たしていく、そして心が深く傷付いてもそれで再起不能になるんじゃなくて、前よりパワフルになって不死鳥のように蘇る、そんな人生を送ってるのかもしれないわ。
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