【美容医療】話題のHIFU系マシン『CONTLEX(コントレックス)』体験レポート

40歳を過ぎると、スキンケアや自力での顔筋トレーニングなどだけでは防ぎきれなくなってくる顔全体のたるみ。

目の下のたるみや、保湿で薄くなるシワではなく「頬と口元の皮膚で段差ができて、影ができる」タイプのほうれい線は、表皮ではなくもっと下の層、皮膚の土台となる層に原因があります。

皮膚のたるみの主な原因

真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少
脂肪層での脂肪の増加による繊維束の緩み
筋肉の弾力性の低下
筋膜層(SMAS層)のコラーゲン減少による緩み

特に肌の土台となっている筋膜層の緩みは、従来は手術でしかアプローチできませんでした。しかし、現在はこの筋膜層に超音波を照射できるマシンが登場したことで「切らないフェイスリフト」が可能になったのですね。

※ほうれい線が「影」どころか「折りジワ」皮膚が折り重なる状態、ブルドッグ顔、あご下の皮膚が余って二重あごになるほど皮膚のたるみが進行している場合は、外科的処置(手術)でなければ満足のいく改善は見込めないようです。

肌の土台・筋膜層を引き締める『HIFU』とは?

近年、さまざまな美容外科・美容皮膚科で気軽に受けられるようになった「切らないフェイスリフト」マシン系の施術といえば『HIFU(ハイフ)』です。

HIFUは、High-intensity focused ultrasound(高密度焦点式超音波)の略称。体内腫瘍にピンポイントで超音波を照射し焼き切る「切らないがん治療」を目的として開発された治療法で、近年では美容医療に専用の機器が開発され実用化されています。

フェイスリフト目的でのHIFUは筋膜層(SMAS層)にピンポイントで超音波を照射。その熱で筋膜のコラーゲンが焼き縮められ、即時的なたるみ改善効果が得られます。また、その後数ヶ月かけて創傷治癒効果で新たにコラーゲンが作られるため、加齢によるコラーゲンの減少で緩んでいた筋膜が弾力を取り戻し、皮膚のたるみ改善が見込めるのですね。

フェイス用HIFU系マシンの種類

*美容クリニックで取り扱われるマシンのみ

HIFUは顔用と身体用に分かれています。ここでは顔用のマシンを名称のみ、ざっと挙げておきます。(2018年10月1日調べ。随時更新予定)

※マシンによってHIFUの出力や打てる深さなどが異なり、同名の機器でも取り扱うクリニックによって麻酔の有無や施術方法(打ち方など)は異なり、効果については個人差があるものなのでこちらでは言及いたしません。

★ウルセラ:HIFUマシンの元祖といえる存在。FDA承認。効果は確かだが費用が以下にあげた類似機器の中では最も高額。

ダブロ:ウルセラの後継機とも類似品とも言われる。韓国製。ウルセラより施術費用が安価に設定されていることが多い。

ほかにも、ウルトラフォーマー(世代あり、現在は3が最新)CONTLEX(コントレックス)ウルトラリフト、スマスセラ(2018年最新)などのマシンを取り扱うクリニックも増えています。

【CONTLEX(コントレックス)体験レポート】

目の下のたるみと影のできるほうれい線が気になってきたので、久々に『CONTLEX』コントレックスを受けてきました。

施術クリニック:あらなみクリニック

CONTLEX(コントレックス)とは?

CONTLEXでは皮下4.5mmのSMAS(筋膜)層と3.5mmの脂肪層2つの深さに高密度の超音波を当てて熱変性を起こし、肌の土台からたるみを引き上げていくことができます。

CONTLEXのマシン

超音波を通電するためのジェルを塗り頬用のヘッドでいざ。

ヘッドは顔全体用と目の周囲用の2つ。




■HIFUは痛い?

CONTLEXは一年前に一度受けたので今回は2回目でした。ウルセラは麻酔を必ずするようですが、CONTLEXは麻酔なしでOKとのこと、前回も今回も麻酔なしでトライ。

一年前に受けた時はやはり初めてで、表皮ではなくその奥がジリジリとする未知の痛みだったのでウルセラよりは痛くないとはいえ、やはり痛かったです。

今回は2回目なのと、この1年の間にも打ち方がより痛みを軽減し、引き上げ効果が出るように変更になったそうで、新しい打ち方だったので前回より楽でした。

とはいえ、やはり頬骨や咬筋近くの顎の骨に響く箇所は、ビーンとけっこうな刺激が伝わってきます。耳の近くは超音波が出ているビュビュビュ〜という音が大きく聞こえるので、慣れない方は最初は驚くかもしれません。でも、痛い場合や音が怖い場合は、伝えれば看護師さんが出力を調整してくれます。

私はたるみの改善と予防のためなら!と、ほとんどお任せでそのまま受けました。ですが、顎周辺は看護師さんが私の施術中の表情を見て調整してくれていたと思います。

以下は施術前と、施術後約1カ月後の画像です。

目の下のたるみとほうれい線が薄くなっています!全体的に内側からハリも出てきて、くたびれた印象がだいぶ軽減しました。

HIFUマシンは月日と共に進化を遂げていて、初期のウルセラが一回30万円を下らなかった数年前に比べると、ウルセラや、同じHIFU系のマシンの施術はだいぶお手頃価格で受けられるようになっています。

*HIFUおよびHIFUマシンによるたるみ治療についてのより詳細な情報などは、施術を検討されるクリニックにお問い合わせください。


お手頃価格で受けられるHIFUマシン・CONTLEX(コントレックス)今回施術クリニック:あらなみクリニック(「たるみ治療・CONTLEXの掲載ページへリンクしています)


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