今年の8月頃から使い始めたエステナードリフティ。
美顔器でもサプリでもなんでもそうですが、使ってすぐに「見て分かる変化が表れる」ことはまれで、通常はしばらく使い続けることで、少しずつ変化が表れてくるもの。今回、エステナードリフティは使用開始から約3ヶ月経ったのでそろそろ、個人的感想に留まりますがEMSの作用中心でレポートしたいと思います。
ちなみに、エステナードリフティ以前にも何台か美顔器は持っていたのですが、リフティ以外で今も現役なのは4月に手に入れたnewaリフトです。
newaリフトの過去記事はこちら→【美顔器レポ】おわかりいただけるだろうか?あるはずのほうれい線がnewaリフトで【たるみ対策】
家庭用美顔器ではnewaリフトにしか搭載されていないサブマイクロ波の筋膜アプローチのおかげか、たるみケアに特化した美顔器のふれこみに違わず、なんとなくボヤけてきたフェイスラインや頬が持ち上がるのを実感。2日に1回の推奨使用頻度をなるべく守ろうと思いつつも、不規則な生活で使えない日もあるのですが、1週間に2-3回の頻度では使い続けています。それ以前に手に入れた各種の美顔器はどれも効果が実感できず、飽きて使わなくなってしまったのですが、newaリフトは使うたびに即効を感じられるので続けることができています。
ただ、加齢によるたるみへのアプローチはnewaリフトで十分だと思っていたのですが、やはり筋膜のみならず皮下脂肪やむくみも気になってきたので、機能の異なる美顔器をもう一つ欲しいなと。(newaリフトで、なにもしないよりずいぶん顔は引き締め・引き上げができるのですが、それ以前に顔がプクプクしているとプクプクしたまま引き上がる感じです。個人的感想ですが)
緩んできたフェイスラインや頬の引き締め・引き上げよりも、皮下脂肪を減らしたい、むくみを軽減して引き締まった小顔を目指したいとなると、家庭用の美顔器に搭載されている機能で第一選択肢となるのはやはりEMS。
皮下脂肪やむくみのケアには『EMS』を。エステで話題の『キャビテーション』搭載機は家庭用では見つからず
*2017年11月現在の情報です。
個人的にはエステでキャビテーション、美容皮膚科ではウルトラアクセントやウルティママエストラなどの、キャビテーションの上位互換的な施術を受けたことがあり「顔が引き締まる」実感は一度でもはっきり得られたので、本当なら家庭用のキャビテーションがあれば是非、と思うのですが……。
2017年11月現在ではまだ、信頼のおける大手や老舗の美顔器メーカーから顔用は出ていないようです。「業務用を自宅でも」と謳っている、キャビテーション機器は大手通販サイトでちらほら売っていますが、値段が高く使い方もプロ仕様で難しく、とても素人には手が出ません。
また、有名美容機器メーカーから出ている「キャビテーション搭載」のボディ用マシンで「顔にもOK」と謳われているものは、使用法を良く読むと「キャビテーションは身体」のみでした。
となると、顔の引き締めが目的であれば、やはりすでに家庭用では実用化されてから一定の年数も経ち、筋肉の引き締め作用も安全性もある程度判明しているEMSを搭載した美顔器が現実的ではないでしょうか。
EMSとは?
EMSはElectrical muscle stimulation(エレクトリック・マッスル・スティミュレーション)の頭文字で、直訳すると『筋肉への電気刺激』で、実際にEMSは筋肉に対して直接、低周波による電気信号で筋繊維の収縮を引き起こし、強制的に筋肉を動かします。
美容目的では、普段の生活ではなかなか動かしにくく衰えがちな表情筋を鍛えることでたるみを軽減する他、筋肉を動かすことで同時に皮下組織も動くため、マッサージ効果で加齢によりコラーゲンやヒアルロン酸が減少してできた隙間に溜まった水分の排出を促すことを期待して使用されています。
「脂肪燃焼」については、EMSが直接脂肪を燃焼させるわけではありません。筋肉に負荷を与えることで脂肪分解酵素の働きを活性化させる間接的なはたらきとなります。
EMS搭載美顔器の中でもエステナードリフティを選んだ理由
1.製品・発売元の信頼性
EMSが搭載された美顔器は多数出ていますが、今回エステナードリフティを選んだ理由は、リフティ以前のエステナードシリーズは初代の発売が2009年。毎年新たなものが出て古いものは名前はおろか会社ごと消えることもある美容機器の中では製品に歴史があること、現在の発売元はあの「結果にコミットする」ライザップも運営する上場企業の健康コーポレーションであることから、製品の品質や安全性に信頼がおけると考えました。
2.EMS・RF・IONの三機能で肌のハリ・弾力アップに
エステナードリフティは、EMS機能のほかにも『肌を温めてほぐすRF(ラジオ波)機能』『美容液成分を的確に届けるION機能』を搭載しており、イオン導入とRF(ラジオ波)とEMSを同時にかけられます。
RFで肌の内部から温めてコリをほぐし血流も促しつつ、さらにEMSをかけることで、EMS単体よりも代謝アップが期待できますよね。
EMSは痛い?
EMSは電気刺激なので、やはりRFのじんわり温かくなって気持ちがいい使用感に比べると、低出力でもピリピリし、出力を上げるとイタッ!となることがあります。エステナードリフティも、EMSの出力は1-3の3段階が選べます。
痛みの感じ方は個人差や慣れが大きいので、これは飽くまで私の感想ですが、1、2は少しピリピリするくらい。ただ、やはり出力の大きさと表情筋へのアプローチの度合いも比例するので、最大出力の3で使用しています。慣れてしまうと、肉厚な頬やあご下はピリピリもそれほど気になりません。
ただ、口周りは歯の根元に響いてさすがに痛いので、別件で作ったマウスピースを噛みながら出力を2に下げて使っています。
最初にマウスピースも噛まずに3でやったらさすがにズキン!と歯髄にでも響いたのか鋭い痛みが走って無理でした。ほうれい線やマリオネット線のケアに口周りはどうしても欠かせないので多少の痛みなら……!と思ったのですがダメでしたね。ただ、私は矯正経験はありますが虫歯治療などの一般的な歯科治療はしたことがないので、人一倍痛みに弱いだけかもしれません。
ちなみに、インプランや歯の矯正治療中の方は使ってはいけないと注意書きにありました。エステナードリフティに限りませんが、超音波美顔器は自身の健康状態が使用禁止事項に当てはまっていないか確認してからご使用ください。
エステナードLIFTYの正式な使い方の動画はこちら↓
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