ダボス会議2024(2)農業も漁業もやめろ!?物議を醸す『エコサイド』提唱ほか気になる話【久賀原鷹彦】

(1)はこちら→ダボス会議2024(1)1月19日に閉幕したダボス会議のまずは陰謀論抜きでまとめるよ【久賀原鷹彦】

(1)では陰謀論抜きで概要を話したけど(2)はダボス会議がやはり人類滅亡か完全監視管理を目論む支配者達のイベントだと思わされる内容をピックアップするね。

ダボス会議2024の大きなテーマは4つ


ダボス会議2024のテーマは大きく4つあった。

★Achieving Security and Cooperation in a Fractured World
『分断された世界における安全保障と協力の達成』というテーマで、地域紛争やテロリズム、サイバー攻撃などの安全保障上の課題についての議論。

★Creating Growth and Jobs for a New Era

『新時代の成長と雇用の創出』というテーマで、グローバル化やデジタル化、人口動態などの変化に対応するための経済政策や雇用創出の方策についての議論。

★Artificial Intelligence as a Driving Force for the Economy and Society

『経済と社会の原動力としての人工知能』というテーマで、AIの発展がもたらす経済的・社会的な影響や倫理的な問題についての議論。

★A Long-Term Strategy for Climate, Nature and Energy

『気候・自然・エネルギーの長期戦略』というテーマで、気候変動や自然環境の保護、エネルギーの持続可能な利用についての議論。

自然に対するジェノサイド(大虐殺)という意味の『エコサイド』なる言葉が作られ喧伝される

この4つのテーマのうちでも、4つ目の気候変動に関する議論ではダボス会議の参加者達からも異論反論が続出して騒然となったとんでもない演説があった。

それは、ジョジョ・メータという登壇者による、

農業や漁業などのビジネスの副作用をエコサイドとして犯罪化すべき

との主張。

エコサイドの提唱者『ジョジョ・メータ』とは?


↓ここで発言している女性だよ
PeterSweden (@PeterSweden7) on X

ジョジョ・メータはエコサイド・インターナショナルの共同創設者であり、環境活動家のグレタ・トゥーンベリの同盟者でもある人物。エコサイドとは、自然に対する大規模な被害や破壊を意味しており、彼女はこれを重大な犯罪として法的に認知させることを目指している。2024年のダボス会議では、農業や漁業などのビジネスの副作用をエコサイドとして犯罪化すべきだと主張。彼女の発言は物議を醸した。

『エコサイド』が国際犯罪として認められると?

エコサイドが国際犯罪として認められると、環境破壊に関与した企業や政府の責任者が、国際刑事裁判所で裁かれる可能性が出てくる。

エコサイドの法制化に向けた動きは、欧州を中心に活発化していて、2021年4月にはフランスで国内法にエコサイドを盛り込む法案が可決された。

マクロン……。正気か!?

要は、やはり一般市民にはコオロギや人工肉を食わせておいて、支配層は自分達だけが本物の肉や魚、穀物などを食べるための地球資源を確保して独占しておきたいのだろうね。

エコサイド参考:
World Economic Forum Annual Meeting 2024
IDEAS FOR GOOD Business Design Lab – サステナブルな事業づくりを支援する

Open AIのサムアルトマンとSalesforceのマークベニオフの対談内容やインタビューは別の機会にまとめるね!

サム・アルトマンは、ダボス会議2024でAIの未来について3つの場で討議。さらに個人的なインタビューも受けているけど、それについては【AGIの噂】シリーズで別途記事にするね。

以下は3つの討議のざっくーーりしたまとめ。

サムアルトマンは、

・激動の世界のテクノロジーというセッションで、OpenAIのChatGPTや汎用人工知能(AGI)の可能性とリスクについて話し合った。

・SalesForce主催のランチで、マーク・ベニオフと対談し、AIは人間を幸せにするのかという問題に答えた。

・新時代のテック投資というプライベートセッションで、米国VCの冬の時代や起業家の資金調達の厳しさについて意見交換した。

ビルゲイツは農業にも医療にも教育にも『 AIを』

過去のダボス会議やその他の活動でゴリゴリに昆虫食や人工肉、ワクチンを推進しているビルゲイツ。2024年のダボス会議では主にAIの進化への期待を語っている。

ゲイツ氏は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でのインタビューで、IMFの予測に必ずしも異論があるわけではないと述べる一方、歴史を振り返れば常に、新たなテクノロジーは不安とともに新たな機会をもたらしてきたと指摘。

農業技術の発達で生産性が上がった1900年代を例に挙げ、「新しい職種もたくさん生まれるなど、みんなで農作業をしていた時代よりはるかに改善された」「今回も同じようになるだろう」と語った。

医師の仕事も事務作業はAIに任せられるなど、だれもがより快適に生活できる予想図を示した。新しい機器もあまり必要なく、既存の電話やパソコンからインターネットを通してAIを利用できるようになると説明した。

同氏はまた、マイクロソフトが提携する米オープンAIの対話型AI「チャットGPT―4」の「劇的」な進化を歓迎。教育、医療分野への応用に強い期待を示した。

ビル・ゲイツ氏、「AIで5年後の暮らしはこう変わる」

取り急ぎここまで。また、気になることが見つかったら記事にするね!

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