(3)統一政府・監視社会への抵抗『コミューンの時代』へ
★この記事での『コミューン』について
「コミューン」という言葉は辛口オネエが特に歴史的背景や現代の政治的な意味を気にせず使用しておりますこと、ご了承ください。 ここでは、通常の占いで頻出する「コミュニティ」に近い意味合いとなっております。「コミューン」は、ここでは「大きな政府の統一支配を受けず、同じ理念を共有する人々で集って『自治』する小さな集団」的な人々の集まり、地方行政的なものから、仲間同士で集まって「我々はこうしていく」と意思表明をする団体的なものを意味しています。
辛口オネエの記事では通常「コミュニティ」は、意見や価値観、好きなものが合う仲間の集まりにとどまり、その仲間で何かを主張するわけではなく、純粋にその場を楽しむものとしています。
今回の「コミューン」は、そこからさらに共同体のあるべき姿を目指して、大きな政府、中央政府の干渉を受けず独自のルールで共同体運営を行なっていく、繰り返しになりますが国の定めた行政区とは異なる、独自の「自治体」を想定しています。全体主義的な世界統一政府、独裁政権、中央集権国家に異議を唱える、現代の新たな共同体精神と実際の共同体の出現を、辛口オネエが独自解釈で予言するものです。
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■2021年下半期から2026年くらいまでの「近未来」は『コミューンの時代』
これまでの世の中の動きを見ていれば、ぶっちゃけ占いなんかしなくてもだいたい推測できるとは思うけど、世界は監視社会に向かっていて、建前上は例えば犯罪の防止、そして顔認証が進めばあらゆる手続きや決済の簡略化ができて「便利」な社会になっていく。
性善説に基けば、今まで法律の網を掻い潜っていた犯罪者達が、細かい動きまで把握されて犯罪ができなくなって「正直者が馬鹿を見る」「やった者勝ち」の社会が終わって、これまでより平等な社会が実現する。木星土星が水瓶座にいる間、社会のあらゆる領域の不均衡は発見されて正されていく。
それだけなら、理想的なユートピア社会になり得るけど、世の中はまだまだ、悪意や私利私欲で動く勢力も力を持っていて、その配下での「平等」は、彼らのような人々が最先端のテクノロジーを、自分達以外の大衆の監視・管理を徹底するために使う。すでに名前の出ている『世界統一政府』NWOの時代になってしまう。
だけど、一方では木星は1年でいなくなるけど、約2年半かけて時代と世の中を変えていく水瓶座の土星は、そんな「統一」に最も馴染まない。
そして、巨大な権力に真っ向から反旗を翻す強さも、同志を集めるネットワーク力も持っている。水瓶座は改革派、革命、自主独立の星、そして『自治』の星でもあるのよね。
2021年の9月中旬に火星が天秤座に入ると、気負った社会改革意識でも、ジョージオーウェルの小説『1984』みたいにディストピア化する世界に絶望して逃避するわけでもなく、なんというかカラリと明るい気持ちで「気の合う人たちで、共同体を作っていけばいいんじゃない?」と、多くの人が思える雰囲気が世の中に出てくるんじゃないかと。
で、天秤座って前から何度も同じこと言って聞き飽きてるだろうからゴメンなんだけど「正義のために戦争する」「よろしい。ならば戦争だ」の決断ができる、平和主義と言いつつ、自分からは仕掛けていかないけど、仕掛けられたら容赦なくやりかえす気質。そして、水瓶座と同様に重要と平等を重んじる。
この天秤座に火星がいる11月初旬までに、世界がもし監視・管理社会化を加速させていくなら、それに反発する人達が大勢出てきて、それぞれに緩やかに繋がって、自主独立のコミュニティを作り上げていくんじゃないかと思うのね。政治的な意図は最初はないけど、行政機能を代替することが、賢いメンバー達によって作られていく。
この段階では、世界の大きな流れ、統一政府的な動きや監視社会に対して真っ向から「闘う」組織ではなく、飽くまでも「世界は世界、自分たちは自分たち」で、良くも悪くも事なかれ主義でいるんじゃないかと。だから、世界政府側も、「目は付けているけれど、歯向かってこない限りは様子見」で、表面的には平和な状態が保たれるかもしれない。
続く。
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