前編【辛口オネエ】霊能者にお金払って祈祷したけど効果ナシ!どういうこと?【「祈祷」に関する疑問に一挙回答】

あっけおめ~!みんな、初詣はもう行った?忙しくて、体調崩してて行けなかったって人は、できれば15日までに、ダメなら2月2日までにはとりあえず毎年行ってるところには行って「2016年を無事に過ごせてありがとうございました」って感謝だけは伝えておくといいわよ。なんていうか「世話になった人にお礼を伝えるべきときには伝えそびれたけど、そのままにするか、遅れてもちゃんとするか」の違いみたいなもんね。

じゃ、そろそろ本題。

■霊能者にお金を払って祈祷してもらうことの是非

実は最近、読者の方からもお問い合わせがあったんで、今回は過去にもちょこちょこ話してはいるけど、しっかり話してなかった「巷の霊能者にお金を払って祈祷してもらうこと」の是非について、ガチンコで話していくわね。

★赤の他人の「霊能者」に祈祷してもらって願いは叶うのか?

基本的に、どんなすごい霊能者であっても、何かしらの霊と言う名の念を一時的に払ったりはできるとしても、

お金をもらって「祈祷」して、神仏の力を使って他人の運命を変更することはできない

運命を変更できるのは、自分自身だけ

★「メッセージ」をくれることはあるけれど

一般人には繋がれない高次元の存在に、代わりに繋がってありがたいメッセージ伝えてくれるとかまでは、出来る人はいるっちゃいるけど、でもその場合も受け取れるメッセージって、飽くまで「高次元の存在と繋がった本人」の間での一対一のメッセージなのね。それだとしても、かなりざっくりした抽象的なメッセージのことが多くて、個人の悩みにピンポイントで答えてくれることってめったにない。

宇宙は広いからどんな存在がいてどんなポリシーかは知ったこっちゃないけど、でもとりあえず歴史的な宗教、日本だったら仏教や神道で知られてるような神仏は、メッセージをくれてもみんなに役立つ広範囲のメッセージばかり。

個人に役立つことを教えてくれる場合も「飢饉で苦しむ民衆を救う使命を持ったこの男だからこそ、ヒラメキという形で灌漑の引き方を伝授しよう」的なものになりがちで、それも例えば、高名な僧侶がその男からお金もらってホトケの声を聞いて伝える、とかじゃなく、僧侶が寝てたら

「あの男に伝えよ。明日の朝、○○川のほとりへ行け。半日、川の流れを見よ……。そして、これを伝えたことで男に感謝されようと、決して見返りを受け取ってはならぬ」みたいに、

「伝達者」に、直接的な利益はない

なんでかって、これはアタシ自身は相変わらず???なんだけど、師匠だった占い師のセンセーと、昔お世話になったお坊さんの話だと、神仏の世界も人間の世界もルールは似たようなもんで。(神仏と人間はそもそも一緒説もあるし、神が人間を作ったとき自分達の「似姿」を作ったって言うけど、そうなんだって)

『中抜き業者』は嫌われる

つまり、神仏は、迷える衆生を直接なら助けてあげたいけど、間に入って金をかすめ取ろうって霊能者には容赦しないわけよ。

だから、昔から霊能者って(あたしもこのインターネットの世界入ってコンプライアンスだとかなんとかがうるさくなる前はそう名乗ってたし、ついでに占い師もだけど、うう、ブーメラン刺さっておでこ痛いッ!)ロクな死に方しないって言われてて実際、おまえの人生どうなの?って人のほうがぶっちゃけ多いわけよね。

まあ、お祓いやってる人なんか、真面目にヤバいもの引き受けてる自己犠牲さんもいるから全部をミソクソにしちゃ悪いけど。

★お金を受け取らない霊能者はOK

だけど、ごくまれに「お役目」を授かって他人の人生に介入できる霊能者はいるのよね。その場合は100%お金を受け取らない。渡すとすごい怒る。お金以外でその人が得をするようにって、偉い人とかが便宜を図ろうとしても、めちゃ怒る。

だって、お金を含め「利益」を受け取ったら、神仏に見放されちゃうから。お役目を授かってる人たちって神仏から「おまえ、この人生はボランティアね」って指名されてるから、絶対にそれを破っちゃいけないの。

★神仏のボランティア霊能者は「個人の欲望に根ざした願いは聞き入れない」

じゃあ、そういう本物に逢いたい、お願いしたいって思うじゃない?ところがどっこい。(←古すぎ?)

そういった方は個人の「欲望」による願いは聞き入れないのよ。それ以前に、やっぱりそういう個人的な願いを叶えたいだけの人と、そういう方との間では「縁が生じない」んで、出逢えない。

でも、ぶっちゃけそういうボランティアにお願いしなくても、個人の願いだったらそれこそ「個人の範囲」でなんとか出来る可能性が高いんで、ぜんぜん逢えなくていいんだけどね。

★高額報酬で願いを叶える霊能者は「闇の存在」

で、神仏ボランティアと違って、ごく稀に何かしらの「力」で他人の人生に介入できる霊能者でお金を受け取って何かしらする人はいるけど、その場合

ほとんどが黒魔術的な、代償を払う必要のある力

で、縁というよりも因縁のある家系を代々受け持っている

ことが多いのよ。

で、そういうご家庭だったらどんなに時代が変わっても何かしらの「変な我が家だけの風習」があって、場合によったらそのときに必ずお伺いを立てたり儀式をしてもらう誰々さんがいて、現役世代まで受け継いでるはずだから、それにはやっぱり逆らわないほうがいいと思うの。

そういうのに、アタシなんかが事情も知らず「やめちゃっても平気」とは決して言えない。おじいさんおばあさん、お父さんお母さんが大事にしてきた掟を、守っていってほしいものよね。

だけど、そういう「因縁担当の誰々さん」は、そういう仕事はその人自身も家業でやってきてて先祖代々のクライアント(基本的に大金持ちの名家か、伝統ある裏稼業系の大金持ち)がいるから、それ以外の一般人の願いをたとえ高額でも、一般の会社員が払えるような金額ではまず、引き受けない。

何より、表には絶対に出てこない。

宣伝もしない。顔もたぶん、この時代でもいくらリサーチしても出てこない。口コミも無理でしょうね。そういう因縁の家を担当しててこんな因縁と戦えるスゴい人ですなんて、噂になったら「どこから漏れた?」って怖いことになるから口コミもできやしない。……んじゃないかしら、っとアタシの妄想ね。

★一般人の前に現れる「祈祷する」霊能者の真偽は????

つまり、ほとんどの「祈祷もする」という占い師・霊能者は、請求する金額とたぶん見合わない力しか持ってない。歯切れ悪くてゴメンなんだけど、ほら、いろいろ事情があるのよ~ほんと申し訳ないけど「お察しください」って感じ。

まあ、「願いの叶え方を教える」って、やり方をレクチャーして、願いを持っている本人に祈祷的なことを行わせるタイプの霊能者や占い師は(アタシもだった!ブーメランでおでこ真っ二つッ!)その内容によっては多少効果が感じられることがあると思うの(震え声)

だから、金額次第では、その「自分で○○する方法」に対してお金を払ったと思えばいいと思うのね。

ただし、祈祷を代行する霊能者の中には、本人は本気で自分に力があると信じていたり、実際にその祈祷のおかげじゃなくても「叶うまでには時間がかかります」って言っておいて、年単位の時間の中では願いが自然に叶うこともあるわけよね。で、それも手柄にしちゃってることがあるし、祈祷を頼んだほうも、本当は運命的に普通に願いが叶う時期だったり、自分でも知らず知らず努力してたりなのに祈祷のおかげと感謝してたり。

まあ、結果として叶ったならいくら払っても惜しくないかもだし、払っちゃった分は、これを言うと悪徳霊能者側みたいでイヤなんだけど、ぶっちゃけ「何かしら無駄に思えることに使うことになるお金だった」可能性も高い。これは「人生で起きることには一つも無駄がない」って話に通じてるんだけど。その記事もよかったらあとで読んでね。

★結論。祈祷してもらったけど、効かなかった!ら?

正直なところ、「他人に祈祷してもらっても、意味がない」って「高い勉強代」だった、と思って、強制されたり洗脳されたり、脅迫されたって紛れもない詐欺や恐喝の事実があって訴えて取り戻せるんじゃない限り、自分で信じて自分から積極的にお金払ってたとしたら、諦めるしかないわよね。

で、その場合でもこれも詭弁に聞こえるだろうけど、やっぱり「人生で起きることは(以下略)」で、何かしら、想像の斜め上を行く形でその分は返ってくるし、詐取してた霊能者には、この宇宙全体の「エネルギー保存の法則」に従って「他人から不当に奪った分は、同じように取り上げられる」がはたらくから、まあ見てなさいって。

じゃ、後編では、祈祷してもらったうえに、その祈祷先の神仏が、アタシが前に記事でも話してるような「そうカンタンに頼っちゃダメ」って、聖天様とかお稲荷様とか、他にもヤバい系の存在だったら、どうすりゃいいのって話ね。ちょっと待っててね!

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