オカルト・陰謀論好きなのにXファイルを知らない人はいないよね?
今でこそAmazon videoやNetflixやHuluやDisney PlusやU-nextなど海外ドラマや映画の動画配信サービスが日本に上陸して手軽にいつでも観たいものを観られるようになったけど、ひと昔前は深夜に放送されるものを録画しておくか、レンタルビデオショップに足を運ばないといけなかった。
そんな時代から、日本でもカルト的な人気を誇っていた海外ドラマに『Xファイル』がある。今、この記事を読んでいる人はみんなオカルトや陰謀論好きだと思うから、知らない人はいないと思うけど、一応、先に説明をしておくね。
海外ドラマ『Xファイル』とは?
『X-ファイル』(エックスファイル、原題:The X-Files)は、1993年から2002年にかけてアメリカで製作されたSFテレビドラマ。超常現象をテーマにしたストーリー展開や映画並みのロケが話題となり、世界中で大ヒット。日本でも放送された。
XファイルはUFO、UMA、オカルトなど科学では説明の付かない超常現象に関する事件に、2人のアメリカ連邦捜査局(FBI)捜査官が取り組む内容となっている。超常現象に対し肯定的な男性捜査官モルダーと、懐疑的な女性捜査官スカリーの対照的なコンビが、対立しながらも信頼し合っていく描写も魅力の一つ。
モルダー捜査官は、幼い頃に妹を宇宙人に誘拐された過去を持ち、「妹探し」がシリーズ全体を通してのテーマとなっているものの、基本的には、毎回ひとつの事件に取り組む一話完結のドラマとなっている。
XファイルはUFOを追いかけるだけじゃない。『政府が隠蔽している陰謀』を追いかけている
1993年から2002年まで、シーズン1から9まででいったん終わったXファイルは、2016年に新たにシーズン10が作られ、その後2018年にはシーズン11も放送された。
その、Xファイル2016のあるエピソードの内容がとてもヤバいんだ。
あらすじ:右翼陰謀論のテレビ番組のキャスターであるテッド・オマリーは、FBIの特別捜査官をすでに辞めていたモルダーを呼び出すため、第一線を離れてFBI配下の病院で医師として働いていたスカリーに連絡。スカリーはモルダーを呼び出し、テッド・オマリーは彼らの助けを借りてスヴェタという少女の訴えを調査する。スヴェタはエイリアン技術を使用した男性によって誘拐されたと主張していた。
このエピソードの中で、テッド・オマリーはエイリアン侵略のアイデアは政府の悪事のための隠れ蓑であり、彼は証拠を持っていると主張。
大衆の疑いを「エイリアン」「UFO」に向けておきながら、アメリカ政府はある大きな計画を実行しようとしているのだと。
Xファイル2016で語られた『大衆支配』の政府陰謀とは?
エピソードの中で、テッド・オマリーがモルダーとスカリーに向けて語るその政府のシナリオは、
完全武装の多国籍グループ(実はアメリカの闇政府が操っている)が街を占拠する
↓
外出禁止令を出す(外の世界で実際に何が起きているのか、大衆には分からなくなる)
↓
警備上の措置と称して銀行封鎖(大衆は預金が引き出せなくなる)
↓
電磁パルス攻撃で電子通貨やあらゆるデータ化された記録が消滅
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大衆には『ロシアの仕業』など、そのときの仮想敵国の仕業にして、戦争を始める
・・・Xファイル2016の中で語られるのはここまでだけど、事情通によると(苦笑)アメリカが戦争をしたい理由は『世界統一政府』樹立のための大衆の心理操作、とのこと。それについてはまた別の記事で!
続く。
参考:The X-Files (TV Series 1993–2018) 8.6 | Crime, Drama, Mystery
「X-ファイル」シリーズ|20世紀スタジオ公式