前回の続き。
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・・・というわけで、私服のダサい彼が理容室派だったら、彼の私服のセンスは彼の生き様そのもの……チャラチャラしたくない、が表れているからもうそれは変えようがない。
美容室に通っていてもダサいなら?
そして、美容室に通っているのに、君からみてダサい場合は、どこの美容室か教えてもらってその客層や担当者のファッションセンスをチェックしよう。往々にしてファッションセンスに自信のない男は、担当美容師か行き着けのアパレルショップの店員のいいなりになっている傾向がある。
だけど、美容師のほうが短髪ならほぼ月1回、継続的に世話になるぶん、影響力が強い。アパレルショップは流行によって買う店を変えるし、最近はネット通販で購入することも多いけど、美容師との関係だけはなかなか切れないからね。
妙に尖ったコンセプトを打ち出していていて、パンクだったりホスト風だったりレゲエ風だったり、そこに通っている限りそのテイストに染められてしまう店もある。
そういった店にはときどき「店はコンテスト会場じゃないんだぞ!」と言いたくなるような奇抜なファッションの美容師もいるから、彼の担当者のファッションもチェックだ。
もし、彼が尖り過ぎた店や担当を好んでいても、それが「モテるため」だとしたら、君という彼のそれまでの目的のゴールとなる存在が「こっちのお店はどう?」ともっと一般的なセンスの店を勧めたなら、受け入れてくれるだろう。
そして、あとはそこのお店で君の目から見てセンスがいい男性のスタイリストを指名させれば、半年もたたずに彼のセンスはまともになるはずだ。
勇気のいることだけど、そのスタイリストに事前にこっそり事情を話して、ファッションアドバイスを彼にしてくれるようお願いしてもいいね。彼らは髪だけでなく人をより引き立てるプロだから、彼に似合う服の系統や組み合わせを指南してくれるだろう。
そして何より彼らだって、自分の店にダサい客が出入りするのは好まないだろうから(苦笑)真剣にアドバイスしてくれると思うよ。
美容室関係なく彼のセンスがナチュラルにやばいなら君の出番
もし、美容室も担当者もごく普通なのに彼のセンスだけが理解不能だったら、あとは君の腕にかかっている。
彼に服をプレゼントしよう。
一緒に服を買いに行こう。
彼をどんどんプロデュースして、君好みに仕立てていこう。
でも、ここで、これまで僕の記事はもちろんさまざまな恋愛指南書を読んできた女性ほど、気になることがあると思う。
それは、
★彼のセンスに口出しして嫌われないか?問題
世の中の大半の恋愛マニュアルには、男の選ぶものに文句をつけるなと書いてあるだろう。たとえば連れていかれた店に文句をつけたり、彼の仕事に良かれと思って「もっとこうしたほうがいい」とアドバイスなんかしたりした日には、うるさい女だと嫌われてしまう、と。
それは正しい。服に口出しはしても、連れて行ってくれる店や彼の仕事、ついでに彼の友達付き合いや彼の母親についてなどは、決して口出しをしてはいけない。
そして、実はファッションセンスにも口出ししてはいけない。(苦笑)口出し、文句、アドバイス、どれもしてはいけないんだ。
彼のプライドを傷付けることはしてはいけない。
彼のプライドを傷付けず、彼を褒めながら「提案」するんだ。今の彼を認めてそれに沿っているかのような提案を。
例えば、彼がいつも場末のホストか売れないビジュアルバンドのメンバーのような服装で困っているとする。そして、ビジュアル系の服を扱うアパレルブランドがお気に入りだとする。
それなら、君は彼の誕生日やクリスマスを待たなくていいから、すぐにそのアパレルショップへ行って、そこに置いてある中で君が一番許せると思うシンプルなトップスを買うんだ。
例えば僕の黒歴史でいうなら、僕は前面にドーンと大きくサルの顔がプリントされたTシャツを着ていたけど、彼がもし同じものを着ていたなら、君はその店に行きラコステのロゴ程度の小さなサルのマークが入ったシンプルな白のTシャツを買う、というようなことだ。
プレゼントを受け取った彼は、自分の好きなブランドから選んでくれたというだけで、自分がセンスを疑われているとはみじんも思わない。渡すTシャツだかニットだかシャツだかは、きっと彼の好みよりシンプルだろう。
それでもし、
彼が「ちょっと地味だな」なんて言ったら「でも、あなたはかっこいいから、これくらいシンプルなのもたまにはいいでしょ?」など、とにかくこれまでの彼のセンスを否定せず、新しい提案は受け入れさせること。
そして、次以降のデートでもし彼がそれを着てきてくれたら、ほかの組み合わせがどうあれ絶賛する。
ほかには、たまたま彼のファッションがシンプルで君好みだったときには毎回褒め、ダサかったときには指摘したり不機嫌か顔をしてはダメだけど「服について一切言及しない」を貫こう。
これを繰り返すうちに、彼もなんとなく君が喜ぶ服装とそうでない服装が飲み込めてくる。君は、彼のファッションセンスを一度も否定することなく、彼のプライドを傷付けることなく、君の望むスタイルにチェンジさせられる。
・・・ここまではファッションの話だったけど、この方法はほかにも彼の選ぶもの、行動を自分好みに変えるために応用がきく。
店であれ、車であれ、ゆくゆくは家事分担であれ(苦笑)ダサい男を自分好みの理想の男に、ひいては理想の夫に育てるために「彼を否定せず、プライドを傷付けずに『提案』する」は覚えておいてけっして損はないはずだよ。
【理想の男を育てる方法シリーズ】
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