【男の本音】彼の「浮気疑惑」への対処法(1)彼が急におしゃれし出したら本命の君が取るべき行動【恋愛コンサル・KUGAHARA】

彼の浮気を見抜く方法(2)「恋する男」は身だしなみを気にし出すの続きで、今回からは浮気を疑うだけじゃなくて、対処法について話していくね。

※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。

■彼が急に「身ぎれい」になったときの対処法は?

はっきり言ってしまうと、この「女性のために、無理しておしゃれをしている」段階の男は、新たな相手に好かれたくて必死で、つまりは情熱がとても燃え上がっている。この時点であまり詮索すると「うるさい女だな」と思われてしまうかもしれない。すでに心が離れかけている彼を、より遠ざける結果にしかならない。

でも、何一つ浮気の証拠がなくて、単純に身ぎれいにしてるだけなら、それはまだ彼が今付き合っている彼女や奥さんが本命だから隠しておきたい、と思ってるからで、新しい相手への熱が冷めれば、何食わぬ顔で元通りの関係を続けるつもりでいるはずなんだ。

だから、こんなこと言うとまた、男に都合のいい結論を出しやがって、と思われるかもしれないけれど、

「彼の一時的な浮気心が冷めるまで、あるいは証拠がはっきりするまでは静観する」

ことだと思う。よく言う「泳がせる」だね。

■おしゃれをする浮気男は「熱しやすく冷めやすい」

恋の情熱は、長続きはしない。男の恋は、片想いから両想いになりかけのときが情熱のピークで、両想いと分かった時点で、実はもう落ち着き始めてしまう。

そこで恋人としてきちんと付き合うようになるなら、恋から愛への進化で素晴らしいことだけど、すべてがそうなるわけじゃない。

まず、浮気をする男は浮気相手が自分に振り向いた時点で「恋人・妻がいる男になびいた女」と、軽く見てしまうんだ。

それに、本気で浮気をして、浮気相手の女性とどうにかなりたいと考える男はもっと慎重に行動するし、浮かれもしないからおしゃれが急に変わるなんてこともまず、ありえない。

おしゃれになって、ウキウキした様子を見せるような男は、久々の「簡単に手に入りそうなおもちゃ」に浮かれてるだけで、その情熱は本当に、小学男児が友達の家にあるゲームにハマって、しばらく通い詰めるのと似たようなものなんだ。

……これは浮気じゃなくて「キャバクラ通い」をする男にもいえるかもしれないけど、その話はまたにしよう。

■浮気は飽くまで「一時的な楽しみ」に過ぎない

友達の家でゲームができるなら、子どもはそれをわざわざお小遣いを貯めて買って自分で所有しようとは思わない。「借りて、楽しんで、飽きたら終わり」

そして、飽きて自分の家に帰ってきたら、ぐちゃぐちゃの部屋着に着替えてテレビの前にあぐらをかいて、親に何度も頭を下げて買ってもらったか、お小遣いを貯めて買った自分のゲーム機を手に取るんだ。

浮気も「外で楽しめて、飽きたらすぐにやめられる」ことが彼らにとってはデフォルトで、大事な「自分の家」家庭や、恋人と築き上げてきた大切な時間に取って代わるものじゃない。

もし、相手の女性が「彼女と別れて私と付き合って」と迫ったら、彼はうまくその女性から逃げようとするだろう。

そして、これは「浮気相手」にされている立場の女性にとってはたまったものではないけれど、本命の彼女に確たる証拠をつかまれないまま、うまく浮気相手との関係を解消できる男も多い。

この場合、本命の恋人の「疑念」は疑念のままで終わることになる。女性の立場として、それはそれで決して愉快なことではないよね。

だけど、見てみぬふりをして、泳がせている間に彼がまた自分の元に戻ってきてくれて、それでまた幸せな日々が続いていくなら。

「彼を好き」で、浮気を疑うことが「彼を罰して、別れたい」ではなくて「まだ二人で夫婦・恋人でいたい」と思っているなら、それはそれでアリだと思うんだ。

結婚何十年の、仲睦まじい夫婦に聞いてみても、若い頃は……中年以降もいろいろある人たちはあるけど、いろんな危機を乗り越えてきていたりする。

「主人は私一途で、浮気なんてしない人よ」と、君の前では優雅に笑う奥様も、いろんな記憶をもう水に流しているだけかもしれない。あるいはとても幸せな人で、ご主人の浮気に本当に気づかなかったのかもしれない。いずれにしても、その女性は長年、ご主人が必ず帰ってくる居心地のいい家を作って「やっぱり彼女が一番」と思わせることができたんだ。それこそが、幸せになるために大事なことなんだと思う。

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