【男の本音】(3)「頼る」「甘える」前に彼の提案を否定してないか?彼に疎まれる女性がやりがちなこと

「彼に疎まれる女性がやりがちなこと」シリーズバックナンバー

(1)「どっちがいい?」は正直うざい!

(2)デキる女性ほど愛されない理由とは?


どうも。「恋愛コンサルタント・KUGAHARA」が長すぎる!贅沢だ、とのことで湯婆婆に名前を取り上げられてしまったKuです(苦笑)名前は短いけど、文章は長くてちょっとねちっこいと言われてしまったけど、僕はめげません(苦笑)ということで、今回もよろしくお願いします。

さて前回は、男性に甘えたり頼ったりするのが苦手、やってみたけどうまくいかなかった!という相談が多い「キャリアウーマン」「デキる女性」がなぜ、うまくいかないのかについて「先回りしてなんでもやってくれる女性に、男性は感謝するどころか鬱陶しく思うようになる」可能性があることを話した。

今回はその続きで、なぜ世の男たちの多くが、人生のパートナーとして伴奏するのに相応しいデキる女性、気遣いの行き届いた家事も仕事も万全にこなしてくれる女性よりも、フワフワしていて頼りなさそうで、少し頭も・・・?と思える「女の子」を本命や結婚相手に選びがちなのか。その謎のもう一つの答えについて話していこうと思う。

■彼からの自発的な提案を無意識に潰してないか?

アラサーで北川景子を少しふっくらさせたような美人で、料理上手で以前は料理レシピ投稿サイトに週末ごとに手料理をアップし、今は別の画像系SNSで広く世界中の男たちからハートをもらう人気者で(苦笑)、仕事では部下を何人も持ちチームリーダーとして慕われている知り合いの女性。20代後半までの合コンでは必ず連絡先を交換してデートする相手が見つかったので決してモテないわけじゃない。いや、一目見て「モテるでしょ?」と男に言わせるくらいの雰囲気の持ち主だ。

ただ、彼女のモテは長続きしないことは、僕や彼女の周辺では有名だ。なかなかのイケメンで結婚相手としても好物件の男とうまくいくことはうまくいくが、半年くらいで別れてしまう。

結婚を真剣に考えて、少し条件を緩めてイケメンではないけれど、いい夫で父親になりそうなメーカーの開発部のエンジニアと半お見合いのような出逢い方で出逢い、相手は「こんなステキな方と僕みたいな地味な男が付き合えるなんて」と大喜びだったし相手からのアプローチで付き合いだしたと聞いたときには、「そいつとなら絶対に結婚できる」
と僕も太鼓判を押した。

でも、その彼とも半年で破局した(苦笑)しかも、終わりのほうは彼のほうが逃げるような形で、連絡がだんだんつかなくなり、最終的に紹介してくれた人が間に入って「結婚はやはり考えられない」と真意を伝えてくれたそうだ。

彼女は「理想の結婚についてお互いにたくさん話したの。少しすれ違いはあったけど、私は彼をとにかく褒めて自尊心を高めてあげようとしていたのに、何がいけなかったのか分からない」と言うんだけど、具体的にどんな会話が交わされてたのかを聞き出したら、僕はそのエンジニアが逃げ出した理由が痛いほど分かった。

彼女は、彼に「頼る」つもりで命令していた。しかも有料のコンシェルジュサービスに要求するレベルの細かな要望まで付けて。

「お肉が食べたい!だけど、なんでもいいわけじゃなくて。熟成肉が食べられるけど少しカジュアルな雰囲気のレストランを探しておいて」

「え、今度観に行く映画、◯◯◯の映画館?あそこは客層がファミリー多くて落ち着かないんだよね。×××にしてくれる?」

いや、このセリフだけ読んだら、すでに恋人がいてうまくいってる女性でも「これくらいの要望を言うのは当たり前じゃない?これが命令に思えるって、その男が自信がな過ぎ」と思うと思う。

ただ、問題は言い方だったりちょっとしたニュアンスだったりもするんだよね。

彼女の場合は、20代でなまじモテてお姫様扱いを受けてきたから、ここでは書き表せないけれどどこかこう「男がここまでしてくれて当然」感が言葉の響きにこもっている。部下によくあれこれ指示しているからか「私の言ったことを確実にこなしてね!」という軽い威圧感もある。

■ダメ出しは嫌われる

でも、なによりまず、彼女の良くないところは男側の自発的な行動に「ダメ出し」してから、希望を口にするところだ。「普通の肉じゃだめ」の前に、エンジニアの彼は「焼肉でもどう?」と誘ったそうだ。

彼なりに彼女を連れて行きたいいい店があったんだろう。映画館にいたっては、彼がよく行く映画館で彼にとってはお気に入りだったのに、それを否定してしまったわけだ。

そうなると、彼女の「お願い」は聞き入れてあげたい可愛いものではなく、男の提案を潰した上で「こっちにして!」と迫る、嫌な「要求」になってしまうんだよね。

ほかにも、彼の経済力や現状では厳しいこと、できないことを「お願い」されても「ごめん、お金がない」「ごめん、無理」と断るしかなく、これは男の自尊心を保つどころかパキンと折る行為になってしまう。

具体的なところはまた次回に。

「彼に疎まれる女性がやりがちなこと」シリーズバックナンバー

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