イライラ・不安・落ち込みで辛いなら。アロマの力で不定愁訴を乗り切ろう

季節の変わり目に、よく体調を崩す。

なんとなく体調が悪い、だるい、頭が痛い、よく眠れない、イライラする、わけもなく悲しくなる……といった心身の自覚症状があるのに、病院で診てもらっても原因がはっきりしない。

特に、暑い夏が終わり、涼しくなってくる秋口には気温や気圧の変化によって自律神経が乱れがちになることが主な原因で起きるこれらの不調は、最近では「不定愁訴」と呼ばれるようになりました。

自律神経を整えるためには、日々大きく変化する気温に合わせられるように服装を工夫する、朝は決まった時間に起きるようにする、朝日を浴びる、毎日軽い運動をするなどが提唱されています。

■香りのパワーで不定愁訴を乗り切ろう!

不定愁訴を乗り切るためには、生活習慣の改善がまず大切ではありますが、身体の不調よりも、

わけもなく悲しくなる

腹が立つ

落ち込む

やる気が出ない

ちょっとしたことでイライラしがち

…etc.

精神面の不調が気になる場合は、日々の生活にアロマテラピーを取り入れてみてもいいかもしれません。

今回は、ストレスや怒り、悲しみや不安などの心の状態別に、効果的な香りをご紹介いたします。

<日常的なストレス、不安をやわらげる>

 

■オレンジ(スイート)

抑うつ、不安、緊張、トラウマから来るパニックを鎮める。不眠解消。香りをかぐだけでも効果あり。ベースオイルで希釈してマッサージするのもリラックス効果が高まるのでおすすめです。

■真正ラベンダー

リラックス効果で最も良く知られているラベンダー。

市販雑貨や洗剤、消臭剤のラベンダーを謳っているものには合成香料も多いので、ラベンダー精油ではなく製品を日常に取り入れられる場合は、天然精油を使用した確かなものを選んで下さい。

期待できる作用は、リラックス、不眠解消、緊張を鎮めるなど、精神面全般です。

ただし、ラベンダーは好き嫌いも分かれる香り。ご自身がこれまでにラベンダーの香りが苦手だと感じたことがある場合は、リラックス目的で芳香成分にその作用があるといっても、やはり香りを不快に感じるかもしれません。その場合は逆効果になってしまうので、元々ラベンダーの香りが好きな方のみ試してみてください。

■プチグレン(ビターオレンジ)

抑うつ、不安、緊張、トラウマから来るパニックを鎮めるはたらきをします。不眠解消、神経系の鎮静全般に役立つ香りです。

■バルサムモミ

■ベチパー

■サンダルウッド

これらは全て「グランディング」の香りとも呼ばれています。グランディング=着地する、ですから、心を落ち着かせる作用がほかのアロマよりも強いといわれています。

ヨガや瞑想などを行う際にも適しています。

■ローズマリー

■ベルガモット

これらは、やる気、元気がないときに、リフレッシュになります。勉強や仕事の際、気力が減退してきたり集中力が切れてきたときにおすすめです。

*ローズマリーは高血圧の方や偏頭痛持ちの方は、芳香成が交感神経を刺激して症状が強く出る可能性がありますのでご注意ください。

■ベルベーヌ(レモンバーベナ)

*ハーブティーで

副交感神経の働きを整え、リラックス効果をもたらします。神経性の不眠にも効果的です。ベルベーヌはハーブティーと市販されています。リラックス効果を謳ったブレンドハーブティーには含まれていることが多いようです。

<女性のPMSや心の不調に>

■メリッサ

神経を鎮静させる作用があります。

特に、ヒステリー、不安の改善、ショックによる悲しみなどから立ち直らせてくれる効果があります。これは濃縮エキスやティザーヌで飲用することをおすすめします。(妊娠・授乳中の方は禁忌です。妊娠の可能性がある場合も避けてください)

■ローズオットー(バラ)

嫉妬、恨み、深い悲しみなどネガティブな感情を癒してくれます。ホルモンバランスも整え、神経の緊張を緩和します。

■ローズゼラニウム

神経系に働きかけ、不安を取り除いてくれます。抑うつ効果もあると言われています。副腎に働きかけストレスを和らげます。

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