※真偽不明の『噂』を扱います。その旨ご了承ください。
フランスには珍しい『大地震』タイミング的に『ディープステートの脅しでは?』なんて噂が
日本は4枚の大陸プレートの境界にある島国で、世界でも有数の(表現がおかしいけど)地震大国だ。だけど、世界には大地震なんかとはほとんど無縁な国も多い。ヨーロッパは特に大陸プレートの境界から遠く離れた国ばかりで、地中海に面したイタリアやギリシャは時々大きな地震が起きるけど、フランスは大きな地震は『ほとんどない』そうだ。
そんなフランスで、2023年6月16日から17日にかけて、建物が破損するくらいの、フランス基準では『大地震』が起きた。
フランス西部で16日夜から17日朝にかけて地震が相次ぎ、多くの建物が破損した。フランスで強い地震が起きるのは異例。北西レンヌから南西ボルドーまで、広い地域で揺れが感じられた。
フランス中央地震局(BCSF)によると、16日夜の地震の規模はマグニチュード(M)5.8。17日朝には余震と思われる2回の揺れがあり、規模はM5.1とM3.7だった。
フランスで異例のM5超の地震 数百の建物が破損 – BBCニュース
不自然な大地震はアメリカDSにとって不都合な動きをするフランス、マクロン大統領への『脅し』とする噂が囁かれている
大地震が起きる可能性が極めて低い国にも関わらず、何かがおかしい……。これはやはりアメリカのDS(ディープステート)が仕掛けたのでは?と、思って、SNSではそれを指摘する人達が大勢いた。DSはすでに弱体化はしてきているようだけど、いまだに自分達に不都合な動きがあると、自然災害やその他、さまざまな形でターゲットの国や大企業すら脅しているそうだ。
では、フランスはなぜ、この時期にDSに脅されたのか?その理由としてマクロン大統領がG7参加国のくせに西側諸国と対立構造にあるロシアや中国が加盟するBRICS寄りの外交を始めたからというものが今の段階では一番納得がいく。
フランスの立場は『BRICS寄り』と思わせる最近のマクロン大統領の動き
翻訳:マクロン大統領、BRICSサミットへの招待を要請-メディア
フランス大統領は、欧米の首脳として初めて、新興経済国の集まりに同席することになる。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、南アフリカのシリル・ラマフォサ大統領に、プレトリアで開催されるBRICSサミットへの招待を要請したと、フランスの新聞L’Opinionが月曜日に報じました。マクロンは最近、アフリカの相手国を味方につけようと試みているが、それは失敗に終わっている。
L’Opinionは、エリゼ宮の情報源を引用して、今月初めにラマフォサ大統領との電話会談でサミットへの出席の可能性を提起したと述べている。
ある「情報通」によると、ラマフォサは非協力的だった。「このサミットへの出席は両首脳の会話の中で言及されたが、プレトリアはこの会合を他の国際的な指導者にまで広げるかどうかについては何も示さなかった」と、その情報筋は述べた。
翻訳引用元:Macron asks for invitation to BRICS summit – media
マクロンは西側諸国から離れてロシアや中国とパートナーになりたい?
翻訳:なぜマクロンはBRICSサミットに参加したいのか?
フランスの新聞「L’Opinion」によると、マクロンは2023年6月3日にラマフォサと電話会談した際に、この要求を行ったという。同紙は外交筋の話を引用し、マクロンが、7月下旬から8月上旬に開催される第15回サミットで会う予定のブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの首脳と「意見交換」したいと述べたという。
フランスがBRICS寄りになれば、ヨーロッパの周辺国も次から次へとBRICS寄りになるかもしれない。そうなる前に大地震でフランス国内をガタガタにしてしまえば、マクロンは国内の問題で手一杯になり、サミットどころではなくなる……。一昔前なら陰謀論で片付けられたけど、今はDSが本当にそれぐらいやることは分かっている人達には分かっているよね(苦笑)
2019年11月にもM5を超える『奇妙な地震』が発生。フランス基準では『大地震』だった
ちなみに、冒頭で引用した記事によると、
フランスで前回M5を超える規模の地震が起きたのは、2019年11月だった。
とのこと。調べてみると、確かに2019年11月にも地震が起きていた。しかし、ナショナルジオグラフィックは当時の記事で『奇妙な地震』と評している。
フランスで奇妙な地震が発生、科学者ら首ひねる
数百棟が破損、フランスにしては「非常に強力」、小規模だが地割れも
11月11日、フランス南東部でマグニチュード4.8の地震が発生し、4人が負傷した。最も大きな被害が出たルテイユでは、数百棟の建物が損壊、あるいは倒壊した。
記事内ではさらに、 今回の地震が「フランスの基準では非常に強力」フランスでも地震は起こるものの、その大半が非常に弱く、これは『大地震』に当てはまること、地割れが起きたことなどに触れている。
2019年11月の大地震が起きたのも、やはりフランスの外交政策が原因?
じゃあ、2019年の11月までには何があったか調べてみた。すると、当時すでにフランス大統領だったマクロンは、南仏の大統領専用保養地にプーチン大統領を招き、さらにはG7の会談の後でヨーロッパとロシアの関係を和らげるべきと説いていた。
2019年夏プーチン氏を南仏の仏大統領専用保養地ブレガンソン城塞に招きいれ、「(ロシアは)ヨーロッパの価値観にふさわしい、ヨーロッパの国だ」と持ち上げた。
この背後にあるのは、ロシアと同じ大陸を共有しており、その安定なくしてヨーロッパやフランスの安全は保障されず、その戦路的自律もままならないという強い確信があるものと思われる。マクロン大統領は、2019年、みずから議長を務めた G7ビアリッツ首脳会談後、フランスの大使たちを前に、「ロシアをヨーロッパから押しやるのは深淵なる戦路的錯誤だ。(中路)ヨーロッパ大陸は、ロシアとの関係を和らげ、明瞭にすることなく決して安定しないし、安全にならない」と説いた。
引用元PDF:フランスとウクライナ戦争―マクロン流安全保障政策の論理―(遠藤乾)
やはり、フランスがロシア寄りの姿勢を見せると、なぜか滅多に起きない地震が起きる法則があるみたいだ(苦笑)
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