「え、もうこんな時間?!」「ダメだ、もう間に合わない!」「時間が足りない~!」毎日時間が足りないと感じてバタバタしている人がよく言う言葉です。仕事や家事や育児、毎日が忙しくて時間が足りないと感じる気持ちはよく分かります。しかし、できることなら何時もあわてずに過ごしたいものですね。時間は万人に平等に与えられていますが、気持ちの持ち方ひとつで、どれだけ時間があっても「時間が足りない」と感じるか、または時間に余裕があると感じるか、それぞれの時間の質が大きく変わります。1日が24時間では足りない、もっと時間が欲しい、もっと時間を充実させたい、時間に振りまわされたくない、そんなあなたのために今回は「時間が足りないと感じる人が、今よりも上手に時間使えるようになる7つのヒント」をお届けいたします。
与えられた時間はどの人も同じ
時間はどんな相手に対しても分け隔てなく平等で公正です。
いくらお金をたくさん持っていても、どんなに作業のスピードが早くても、必ず1日=24時間と決まっています。
お金を使ったり工夫したりして時間が節約できたとしても、時計の速度は変わらないし、時間そのものの長さも変わりません。
何をしていても「1日=24時間」これは曲げられない事実ですが、与えられている時間はみな同じです。
ということは、あなたにも平等なチャンスがあるということです。
「時間が足りない」「時間がもっと欲しい」誰もがそう思っています。
そんな時は、時間は平等に流れていることを思い出して、限られた時間を大切に使いましょう。
生活パターンを見直す
「時間が足りない」と言っているのは「私は自己管理ができない人間です」と周囲に公言しているのと変わりません。
寝る時間もないほど忙しいという人は、今すぐにでも時間の使い方を見直した方が良いでしょう。
忙しさのアピールをしたいのならアピールの仕方を変えるべきです。
なんでも自分一人でやろうとしてはいけません。
周囲に協力を願い出れば、必ず空いた時間が生まれます。
時間はすべての人に平等に与えられますが、全員が「時間が足りない」とは言いません。
実際に時間があり余っている人だって探せばゴロゴロいます。
仕事が忙しくて時間が足りないと感じたら、まずはスケジュールを見直したり、仕事量を調整したり、自分でできる工夫から始めてみましょう。
そして自分一人で大変そうなら、ためらわずに周囲に相談すること。
時間の使い方を見直せば、おのずと空いた時間が生まれるはずです。
いつもより早起きして時間を作る
時間が足りないと感じた時に手っ取り早い方法は、いつもよりも早起きすることです。
目を覚ます時間をフライングして周囲と差をつけたとしても、誰からも文句を言われることはありません。それどころか褒められることだってあります。
まだ家族が寝静まっている朝は、誰もいない時のように静まり返っています。
爽やかな空気と落ち着いた静けさは、集中するのに最適な状況です。
なによりも早起きしていれば、朝からバタバタとあわてる心配がなくなります。
「早起きは三文の徳」
目覚まし時計をいつもより1時間早くセットして、心地よい「自分時間」を手に入れましょう。
あえて後回しにしない
後回しにしたことは、結局、やらなくなる可能性が高いです。
後でやろうとしても、先にやらなければならない(と思っている)ことが目の前に次々と現れて、大抵のことはなかなか思うように進められません。
時間が足りないという人は、仕事を後回しにすることが多いです。
時間が足りてる人は、あえて後回しにはせず、今すぐに実行しています。
「時間が足りないから、これは空いた時にやろう」
そう思うのをやめてみませんか?
後回しにしようとしたことを、あえて今すぐに実行してみましょう。
大丈夫です。それを今やったとしても「やるべきこと」は間に合います。
やる気がみなぎっている時は集中してスピードも早くなり、いつもよりも作業効率が良くなるのです。
思い出した時に手をつけておくことでやり残したことが減り、今よりも満足した時間が過ごせます。
思い立ったが吉日、気になったら後回しにしないで、手が離せない時はTo Doリストに書き込む習慣をつけましょう。
過去よりも未来をイメージして過ごす
思い出を懐かしむのは良いことですが、もう過去には引き返せません。
いつも「時間が足りない」と感じている人は、日頃から未来をイメージすることが大切です。
終わった過去に反省できたら、それをバネに後は未来を見るだけ、これからのことを話し合った方が話は無限に膨らむし、お互いにやる気もみなぎってきます。
やる気が上がればおのずと作業効率も上がり、充実した時間が自然と増えていきます。
カレンダーやスケジュール帳に予定を記しておくのも手堅くておすすめです。
目につくところに記すだけでも実行率がぐんとあがるので、やりたいことがあったら忘れずにメモを書き込んでおきましょう。
毎日「今日が最後の日」と思ってみる
「明日あなたは死にますよ」
そう死神(または主治医)から言われたら、誰だって悔いが残らぬよう、やり残しがないよう、その日やれる限りのことをするはずです。
実際に余命宣告を受けてみないことには実感がわかないかもしれませんが、「宝くじが当たったら何に使おう?」みたいなノリで気分だけでも味わってみてください。
自分にとって何が大切なことか、イメージが浮かんでくるはずです。
その気持ちを日頃から忘れずにいられたら、時間を大切に使えるようになります。
時間が足りなくて、物事の優先順位がわからなくなった時は「今日が最後の日なら?」とイメージして、自分にとって大切なものは何なのか再確認してみましょう。
夢中になれる時間を増やす
充実した時間を過ごすべく時間の使い方を意識してみると、おのずと人生の質が上がっていきます。
しかし時間に追われてばかりいるようでは本末転倒です。
時計ばかり気にしていたら目の前の作業に集中できません。
充実した時間を過ごすためには、夢中になれる時間を増やすことが大事です。
夢中になると時間を忘れがちですが、これこそが時間を大切にしている状態といえます。
時間を濃密に使いたければ、時間を忘れること。
時間を忘れて楽しんでいるうちに、大切な時間がたくさん増えていくはずです。
時間を忘れて盛り上がれる時間を1日の中でどこかに作りましょう。
何も夢中になれていない方はこちらの記事もおすすめです。
「きっと見つかる!夢中になれること16選」
https://cyuncore.com/life/13003
時間を上手に使うためのヒントをお届けしましたが、皆さんも参考になりましたか?
時間について理解できても、考えているだけでは何も始まりません。
思い立ったら今!気になったら今!
すぐに行動に移してみてください。必ず現実が変わってきます。
実際に時間を意識して動いてみると、充実した気持ちや達成感も味わえて、生きている実感がわいてきます。
1秒1秒を大切に、これからも与えられた時間を有効活用していきましょう。