トランジットの冥王星がネイタルの水星にスクエアになる時期について
★コミュニケーション面でブレイクスルーが起きる一方、言い過ぎや極端な考えに要注意
自己主張の強い人なら、この時期には自分の意見を積極的に表現することができる。普段は内気な人なら、もっと声を出す新しい自信を得るかもしれない。
冥王星のスクエアがプラスに働けば、頭はいつもより活発で、自分を新しい方法で表現したいと感じるようになる。
知的能力を最大限に活かしたり、新しい洞察力を促進したりする創造的なプロジェクトを行えば、それまでの自分の限界突破、ブレイクスルーが見込める。
ただ、頭が活発になり過ぎて考えすぎたり、やるべきことが多すぎたり、時間が足りなかったりすると感じることがある。その結果、いつもの落ち着いた態度で状況や他の人に対応できなくなるかもしれない。
元々せっかちな傾向がある人は、この時期はさらにせっかちに、時には気難しくなる。大切な人や仕事仲間に対して、本心ではないことを言ってしまわないように注意。
もし、自分がこのアスペクトの時期を迎えていて、自分でも最近イライラして物事を急ぎがち、コミュニケーションでキツいことを言いがち、と気付くことがあれば、言葉を発する前に一度深呼吸して、息を吐き切って心を落ち着ける習慣を持つのがおすすめ。感情的な口論を避けることができるかもしれない。
それでも、この時期はどうしてもうっかりキツい言葉を発してしまって、知らず知らずのうちに他人の気持ちを傷つけてしまうことがあるかもしれない。気付いたらすぐに謝ること。もし相手が西洋占星術を知っていれば、思い切って「今、自分の水星に冥王星がスクエアだ」と伝えれば「うわー!それは大変だ」と、理解して同情してもらえるかもしれない(苦笑)
★他人に刺激されることも増える
トランジット冥王星がネイタル水星にスクエアになる時期は、他の人に刺激されること、特に「不快にさせられる」ことも起きやすい。外の世界から冥王星スクエア的な、気持ちを折ろうとする強制力がはたらくので、衝撃的な出来事が起きて、水星(気持ち、神経)が逆撫でされるなど。
どんな状況でも、可能な限り客観的な姿勢で問題に対処する必要がある。この時期は、自ら安全な議論であれば参加したり、コミュニケーションについて学び始めたりすることで、冥王星スクエアのエネルギーをある程度、自家消費できる。