生霊特集(1)はこちら→生霊特集(1)因果応報は来世ではなく今世に来るぞ【現代の呪】
誰かに恨みを抱いているときは、意図的に生霊を飛ばして相手に復讐をしたいと願うこともあろう。
★生霊を発するのは「漏電」と同じ
しかし、この世の中をそれこそ携帯の電波のごとくあちこち飛び交っている人の念=生霊のほとんどは、意図せず本人から漏れ出たもので、本人は知らず知らずのうちに気力も体力も運気も消耗しているのじゃ。
それは、自家発電装置で発電した電力を本来ならば100%自分で使えるのに、漏電が激しく常に60%しか使えないようなもの。
しかし、このような話は過去にもしているゆえ、今回は自覚なく生霊を飛ばしているときに起きることの具体例を細かいことまで挙げていくことにする。思い当たるならば、
おぬしの普段のそこはかとない疲れやネガティブ思考、ツイていない日々の原因やもしれぬぞ。
自分が生霊を出しているとき起こること
◎夢で誰かに会う
その誰かが振り向いてくれない誰かならば、恋しさゆえに生霊として飛んでいって、相手も眠っているときに夢の世界で逢うているのじゃな。
そして、もしおぬしが復讐を果たせずにいる憎き誰かならば、それはおぬしの生霊が相手と夢で逢うて復讐を果たそうとしているからじゃ。目が覚めてから忘れているやもしれぬが、相手もおぬしの夢を見て、怖い思いをしたはずじゃ。
◎人混みを歩いているとき不思議と自分の周囲が空いている・妙に歩きやすい
良きことのように思えるが、生霊を放っている念の強き者は己の周囲に独特の瘴気を漂わせておるのじゃ。
これが良くも悪くもモンスター除けの呪文トヘロスのような効果となり、気に敏感な他人を寄せ付けない。よほどの鈍感な輩や、おぬし以上の念を放ちながら生きている誰やらは構わずぶつかってくるであろうが。
ただ、人を寄せ付けない理由にはもう一つ、運気が強くオーラも清いゆえに、自然と悪しき他人を遠ざけるというものもある。
前者は「良くも悪くも寄せ付けない」ゆえに、例えば恋人募集中でも、良き異性をも遠ざけてしまう。
後者はどうでもいい他人や悪心を抱く者を遠ざけ、幸せな関係を築ける善良な相手は引き寄せる。ゆえに、生霊を放ち続けるのは恋にもその他の人間関係にも、本来はマイナスとなるのじゃ。
◎知り合いからの連絡が減った
人混みで他人に避けられるのと同じ理由で、おぬしと潜在意識レベルで繋がっているはずの人々が、なんとなくおぬしに近づきがたいものを感じて連絡してこなくなるのじゃ。
◎少しだけ意識を向けた他人の失敗やがっかりを目撃することが増えた
特に恨んでなどいないものの、レジに並んでいて、自分の後ろがカップルでいちゃついていたとする。「うざいなぁ」と、おぬしが嫌な気分になったとする。おぬしのレジが終わり、そやつらの番になったとき、レジ係がなんのことわりもなくドン!と「レジ休止中」の札を出して「休憩入りまーす」と宣言して去っていく。
ふつうに見れば「レジ係が悪い」となるが、おぬしにしてみれば「バカップルがいい気味」であろう。このようなことが起こるのは、そのカップルのおぬしとはまったく関係のない日常生活の中でちょいちょいと他人に迷惑をかけていることの因果応報でもあろう。
しかし同時に、おぬしが無意識でもリアルタイムで身体から放ち続けている念が、生霊となりまだ遠くに行かないうちに「おや、ご主人はこやつらに怒ってらっしゃる。しかし、小さな怒り……では、小さな報復を」と、はたらいてくれたのやもしれぬ。
ま、これは決してオススメをすることではないが、どうせ生霊を放たずにはいられぬ状況であるならば、己のミニドラ的なはたらきをしてくれた生霊に「ありがとう」と感謝することじゃ。
さらに、「でも、無理しないで。辛い役目を引き受けてくれてありがとう。もう、ゆっくり休んで、私」と心の中で己の分身に労わりの声をかけてやるとよい。
そして、このような出来事があったならば、エネルギーの漏電はかなりのものとなっていると思うて、意識的に心身を休ませたいものじゃ。
風呂に浸かるでも好きな音楽を聴くでも新緑の美しい小道を散歩するでも海を観に行くでも、動物と触れ合うでも、何でも心休まる時間を過ごし魂の充電をするがよいぞ。
★★★★★★★★
★芦屋道顕のカテゴリができました!
占いアプリ『辛口オネエの開運占い』
Android版はこちら(google playが開きます)
iOS版はこちら(appstoreが開きます)