人工太陽と地下世界(1)ビルゲイツの計画が実現した世界は映画『スノーピアサー』に描かれ済み【久賀原鷹彦】

人工太陽と地下世界(1)ビルゲイツの計画が実現した世界は映画『スノーピアサー』に描かれ済み【久賀原鷹彦】

※ネタバレあり

ビル・ゲイツのベンチャー企業、太陽を遮るために大気中に塵を噴霧する狙い。 何が問題なのか?

2021年の時点で、ビル・ゲイツは「太陽を遮る」計画を立てていた。

ビル・ゲイツは、太陽光減光技術の開発を支援している。これは太陽光を地球の大気圏外に反射させることで地球を冷却する可能性がある。

ハーバード大学のSCoPExプロジェクトは、地球温暖化の影響を相殺するために、無害な炭酸カルシウムダストを大気中に散布することを検討している。だけど、太陽地球工学は論争の的になっていて予測不可能なリスクや、温室効果ガスの排出削減への取り組みを緩和する可能性があるという懸念がある。

翻訳・要約元:A Bill Gates Venture Aims To Spray Dust Into The Atmosphere To Block The Sun. What Could Go Wrong?

ヒットしたあの映画を思い浮かべない?そう。「スノー・ピアサー」

スノー・ピアサーという映画を覚えてる人はいるかな。主演がクリス・エヴァンスで、その後に大人気になりドラマ『四銃士』マスケティアーズのダルタニャンを演じるルーク・パスカリーノが脇役だけど存在感を発揮していた……。という話より、ざっとあらすじを。

※盛大なネタバレあり。

スノー・ピアサーあらすじ

映画『スノーピアサー』は、地球温暖化を防ぐために散布された化学物質が原因で地球が氷河期に突入し、生き残った人類が列車「スノーピアサー」で生活するディストピアを描いた作品。

スノーピアサーを見る(Amazon Video)

2031年、列車は階級社会を形成しており、先頭車両には裕福な人々が、最後尾には貧困層が暮らしている。カーティスという青年は、最後尾の人々と共に反乱を起こし、列車を前に進んでいく。彼らは食料がゴキブリから作られていることや、子供たちがエンジンの維持のために使われていることを知り、最終的には列車を脱線させる。生き残ったのはナムグンの娘と黒人の男の子だけで、彼らは初めて地上に出て新たな歩みを始める。

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スノー・ピアサーに描かれた【実現する未来】

地球温暖化を防ぐために散布された化学物質が原因で地球が氷河期に突入

これがまさに、ビルゲイツがすでに計画中の地球冷却技術が実行された世界そのもの。

さらに、貧困層の食料がゴキブリから作られている世界だけど、これもビルゲイツがすでに昆虫食を推進していて、すでに有名になったコオロギはゴキブリと種類が近いそうだ。

昆虫嫌いの記者がコオロギ実食、ビル・ゲイツも注目する「昆虫食」に見た可能性

映画の中ではゴキ本体が大きな釜で処理されて、真っ黒いゼリー状の食品となっていたけれど、現実世界では「ゴキブリミルク」が検討されている。

人類を救う「ゴキブリのミルク」…栄養は牛乳の3倍、スーパーフード

2018年の時点でこんな記事が出ている。

5月28日付の豪の大手ニュースサイト、ニュース・コム・auや同月31日付の米紙USAトゥディ(電子版)などが報じているのだが、その昆虫食とは「ゴキブリミルク(Cockroach milk=コックローチ・ミルク)」。

■気になる味は…「ゴキブリアイスクリーム」発売へ

インドにある幹細胞生物学と再生医療の研究所に勤務する研究チームが発見したのだが、普通に考えるとゴキブリは哺乳(ほにゅう)類ではなく昆虫なので、なぜミルクなのか全く理解できない。

ところがこの研究チームは、豪に生息するゴキブリ「パシフィック・ビートル・コックローチ」で不思議なことを発見した。このゴキブリは昆虫なのに卵を産まず、子供(幼虫)を生むのだ。メスのおなかの中で液体の栄養を与えられて幼虫に育つわけだが、その栄養こそが「ゴキブリミルク」なのだ。

【World衝撃】人類を救う「ゴキブリのミルク」…栄養は牛乳の3倍、スーパーフード(1/3ページ)

ハリウッド映画や海外ドラマ、日本のアニメには支配層の『計画』が予告されている

他にも、ハリウッド映画や海外ドラマ、日本のアニメには世界の支配層の『計画』が予告されていると言われていて、これは単なる視聴者の思い込みではなく「彼らは本当にやっている」らしいよ。

予測プログラミングとは?

予測プログラミングとは、将来的に起こる社会的現象を、映画やアニメなどのメディアを利用して予告することを言う。例えば、911同時多発テロについて、事件が起こるよりも前から、映画やアニメに予告するかのような仕込みがあったとされている。

この概念は、メディアが視聴者に潜在的なメッセージを送る手法として知られており、論争の的になることもある。

参考:カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体/西森マリー (著), 副島隆彦 (監修)

信じるか信じないかは……!

続く。

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