収れん化粧水って何?効果や使い方、ふき取り化粧水との違いも

化粧水には収れん化粧水や保湿化粧水、ふき取り化粧水と色んな種類のものがあります。しかし、今回ご紹介する収れん化粧水を使ったことが無いという人も多いのではないでしょうか?収れん化粧水はとても便利なスキンケアアイテムなのですが、普通の化粧水とどう違うのか、どんな効果があるのか知らない人が多いです。そこで今回は、収れん化粧水はどんなものなのか、効果や普通の化粧水やふき取り化粧水との違いなどをご紹介していきます。ぜひ、収れん化粧水を知ってご自身のスキンケアに取り入れてみてくださいね。

収れん化粧水とは何?普通の化粧水とどう違う?

収れん化粧水とは、肌の組織や血管を引き締め、乱れたきめを整えてくれる化粧水のことを言います。ひんやりとした清涼感があるので夏場に使う人が多く、「引き締め化粧水」や「タイトニングローション」とも言われることもあります。

一般的に使われている普通の化粧水は、洗顔後の清潔にした肌を柔らかくして保湿をしていくものです。しかし、収れん化粧水は肌の毛穴を引き締めて、余分な皮脂の分泌を防いで潤いを閉じ込める化粧水として用いられています。つまり、収れん化粧水はオイリー肌で悩む方や皮脂が出やすい夏場におすすめの化粧水です。

収れん化粧水にはどんな効果があるの?

毛穴が開いていると余計な皮脂が分泌されてしまうので、毛穴が黒ずんでしまったり、ニキビが増えたり、肌のテカリやべたつき、メイク崩れといった影響を与えてしまいます。

しかし、収れん化粧水は、肌の毛穴を引き締めて皮脂を抑える効果があると言われているので、ニキビ予防やテカリ予防、毛穴の黒ずみ予防、メイク崩れ予防に効果的なんだとか。
また、収れん化粧水はアルコールが含まれていることが多いので、夏場などの蒸した季節には清涼感を感じることができますよ。

収れん化粧水とふき取り化粧水との違いって?

化粧水を何気なく使っている人は多いと思います。そのため、収れん化粧水はもちろん、ふき取り化粧水は何ぞや…?と思っている人もいるのではないでしょうか。

収れん化粧水は肌を引き締めて皮脂を抑えるために使われますが、ふき取り化粧水は肌に残った汚れや古い角質を除去するために用いられます。
ふき取り化粧水はクレンジングや洗顔で落としきれずに残った汚れを取りのごく働きがあるので、除去化粧水とも呼ばれていますよ。洗顔後、保湿化粧水をつける人が多いと思いますが、保湿化粧水をつける前にふき取り化粧水を用いることで、保湿化粧水などの浸透を高めてくれると言われています。

収れん化粧水の使い方は?使う順番やタイミング

収れん化粧水についてご紹介していきましたが、収れん化粧水の使い方やどのタイミングで利用するのか分からない人も多いことでしょう。そこで続いては、収れん化粧水の使い方と使うタイミングについて触れていくことにしますね。

収れん化粧水を使うタイミングは?

収れん化粧水を使うタイミングは、洗顔、普段つけている保湿用化粧水、乳液、収れん化粧水の順番でつけると効果的と言われています。収れん化粧水で潤いを閉じ込めるため、洗顔後の潤いが足りていない状態で肌を引き締めても意味がありません。むしろ、乾燥といった肌トラブルの原因にもなってしまいます。収れん化粧水を使う場合は、必ずしっかり保湿を行ってから収れん化粧水で引き締めるようにしましょう。

収れん化粧水の使い方は?

乳液の後、収れん化粧水をコットンに適量(大体500円硬貨大くらい)とり、コットンを中指と薬指に乗せてしっかりと挟みましょう。頬や額などの広い部分から肌がひんやりしてくるまでパッティングします。次に毛穴が開きやすい部分や皮脂が気になっている部分を丁寧にパッティングしていきます。コットンが毛羽立ち始めたら、収れん化粧水を足してパッティングをしてくださいね。
ただし、乾燥しやすい人は乾燥する部分は避け、皮脂が気になる部分のみ(例えば、Tゾーン)だけに利用するようにしましょう。また、商品によって使用方法が若干違ってくることがあるので、あなたが使う収れん化粧水の説明書をしっかり読んでから利用するようにしましょう!

収れん化粧水は夏に使うイメージだけど、冬でも使えるの?

収れん化粧水はひんやりとしていますし、皮脂が多くなるの夏に使うイメージがある人も多いのではないでしょうか。しかし、乾燥が気になってくる冬こそ、乾燥によるダメージで肌が正常に働くことができなくなります。そして、毛穴に汚れが溜まってしまい、毛穴の開きが気になってくる季節にもなります。

つまり、冬の毛穴対策には毛穴対策にもなる収れん化粧水を利用すると良いですよ。
また、乾燥しやすい時期だからこそ、しっかりと保湿をした後に収れん化粧水で肌の潤いを閉じ込め、乾燥しにくい肌に近づけていけるでしょう。

収れん化粧水はどんな成分が含まれるの?

収れん化粧水と言っても、ブランドや商品によって含まれている成分は違ってきます。そのため、自分の肌に合ったもの、自分が期待する効果が得られそうな収れん化粧水を選ぶことが大事です。

そんな収れん化粧水には主に、ひんやりとした使用感があり肌を引き締めるアルコール、皮脂の過剰分泌を抑えてくれるビタミンC誘導体、肌のきめを整える有機酸(クエン酸やタンニン酸など)、肌への刺激が少ないけれど肌をひきしめる植物抽出エキスなどが含まれています。

収れん化粧水の選び方とは?成分で選ぶ方法

収れん化粧水に含まれる成分を少しご紹介しましたが、収れん化粧水が多すぎて自分に合った収れん化粧水を見つけられないという人もいると思います。そこで続いては、肌質や目的に応じてどのような収れん化粧水を選べば良いのかをご紹介していきますね。

皮脂を抑えたい、肌をさっぱりさせたいならアルコールの入ったものを

皮脂を抑えたい、肌をさっぱりさせたいという人はアルコールの入ったものを使うのがおすすめです。アルコールが入っていることで、収れん化粧水をつけるとアルコールが揮発して肌の温度が下がり、毛穴を引き締めてくれるのだとか。アルコールが揮発するときにさっぱりとするので、肌をすっきりさせたい人に最適でしょう。

乾燥肌や敏感肌の人は収れん化粧水はアルコールフリーの肌に優しいものを

乾燥肌や敏感肌の人は、ひんやりとした収れん化粧水を選ぶのはやめておきましょう。なぜなら、ひんやりとした成分はアルコールによるものです。アルコールは肌に刺激を与えてしまうだけではなく、より肌の水分を蒸発させてしまうことがあります。毛穴を引き締める効果はあるものの、肌が弱い方がアルコールの入った収れん化粧水を使うと肌荒れの原因になってしまいますよ。
ハマメリスやカミツレ、どくだみ、アーティチョークなどの植物抽出エキスを使った収れん化粧水は肌に優しいだけではなく、肌荒れ防止や毛穴を引き締める効果もあると言われています。ぜひ、敏感肌や乾燥肌の人は植物抽出エキスの収れん化粧水を使ってみてくださいね。

肌のきめを細かくしたい人は収れん化粧水は有機酸配合のものを

肌を引き締めると同時に肌のきめを細かくしたいと思っている人鬼は、クエン酸やタンニン酸などの有機酸が入っている収れん化粧水を使うのがおすすめ。収れん化粧水に含まれている有機酸によって、肌の角質が柔らかくなり、古い角質を取り除きやすくなってきます。
最近肌がくすんできたなと感じている人や、肌のきめが気になっている人はぜひ、有機酸が入った化粧水を使ってみてくださいね。

皮脂のテカリが気になる人、毛穴を引き締めたい人はビタミンC誘導体配合のものを

皮脂のテカリが気になっている人や毛穴の開きが気になっている人は、ビタミンC誘導体が配合されているものを選びましょう。
ビタミンC誘導体入りの収れん化粧水は、皮脂の分泌を抑えて保湿をすることができるだけではなく、毛穴を引き締めやすくしてくれます。皮脂のテカリが気になる脂性肌や混合肌の人は特におすすめです。
また、ビタミンC誘導体には美白効果やニキビ予防効果が期待されているので、肌の悩みが多い人はぜひビタミンC誘導体配合の収れん化粧水を使ってみてはいかがでしょうか。

収れん化粧水を日焼けした後に使うならカーマインローションがおすすめ

資生堂から売られているプチプラ収れん化粧水である「カーマインローション」。そんなカーマインローションは日焼けをした後に利用するのにもってこいな化粧水と言われています。昔ながらの収れん化粧水なのですが、小さな子どもにも使えるスキンケアアイテムで肌に優しく、日焼けをした後の肌の赤みやほてりを抑えてくれると言われています。

カーマインローションを使う場合は、コットンにカーマインローションをたっぷりとつけ、日焼けした部分をパッティングしましょう。また、カーマインローションをつけると肌に白い粉を振ったようになりますが、軽度の火傷や皮むけを防いでくれるのだとか。
収れん化粧水としてプチプラのカーマインローションを買っておくと、日焼けしたときに大助かりですね。

最後に

化粧水には収れん化粧水や保湿化粧水、ふき取り化粧水と色んな種類のものがあります。肌の悩みに応じてお手入れをするには、これらの化粧水を使い分けて丁寧にスキンケアをしていく必要があります。ただし、自分の肌に合ったものを選ばないと逆に肌荒れの原因にもなってしまうので、自分の肌と目的に応じた収れん化粧水を選ぶことも重要。
キレイな肌は一朝一夕で手に入れられるものではありません。これまで収れん化粧水を知らず、普通の化粧水しか使ってこなかった方も、ぜひこの機会に収れん化粧水を使ってお肌のお手入れをしてみませんか?

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