相手にうまく自分の考えを伝える5つの方法

会社で、学校で、女子会で。どれだけ避けたいと思っても避けられないことのひとつに、「人に自分の思いを伝えること」があります。思わぬ誤解からイヤな思いをしたことがあるという方は数多くいらっしゃると思います。もちろん、私も何度もそのような経験をし、そのたびに傷ついたり、悔しい思いをしたりしてきました。物事や自分の考えや意見を伝えるとき、いつでも感情がついてくるのが(良くも悪くも)人間らしさではないでしょうか。けれど、意図せずにネガティブな捉え方をされるのだけは避けたいところ。今回は、上手に相手に自分の意見を伝えるポイントについてシェアします。

自分の考えを伝える方法①発言する前に、頭の中で復唱する

思いを伝えるためには、いったん冷静になってから伝えた方がいい」
そう言われても、(感情が高ぶっている時には特に)うまくできるものではありません。かといって、感情に任せてそのまま言葉を発してしまうと、思わぬ誤解が生じてしまうことも……。

そんな誤解を防ぐためにも、あなたの考えを相手に伝える前にいちど「これを言うことで相手は喜ぶだろうか、それとも嫌な気分になるだろうか?」と、少しだけ考えてみましょう。

この小さなワンステップを踏むだけでも、相手が傷つくような言い方を防ぐことができると同時に、思わぬ誤解が生じてしまうことがグッと減るはずです。

自分の考えを伝える方法②言葉を受け取った相手を想像する

時たま、「私の考えや意見を伝えられればそれでよし」という考えをもった人を見かけます。
もちろん、自分の意見や考えを主張することは大切です。

けれど、本当に自分の意見や考えを伝えただけでよいのでしょうか。
あなたにはあなたの考えや意見があるように、相手にだって相手の意見や考えがあるはずです。

ただ自分の意見や考えを伝えられればいい、という考えを持つのではなく、伝える際に「目の前にいるこの人は今、どういう状況なんだろう?どんな考えを持っているんだろう?」と、相手の立場に立って物事を考えてみましょう。

相手の気持ちを100%汲み取ることは、なかなか難しいことだと思います。
けれども、相手の立場に立つことを意識するだけでも、相手の気持ちを傷つけることなく自分の意見や考えを口にすることができるのではないでしょうか。

自分の考えを伝える方法③「伝えっぱなし」になっていませんか?

あなたの意見や考えを伝えれば基本的に、「それ、いいね!」「ちょっと考えさせてほしいな」などと、言われた相手は何かしらのリアクションをとるはずです。

相手に誤解されることなく、上手に自分の考えや意見を伝える際、その反応をきちんと見届けることも重要です。そう、相手との会話のキャッチボールをする際に、ボールを投げることだけに徹してはいけないのです。投げたボールを相手がきちんと受け取ったかどうかを確認すれば、相手からも必ずボールが返ってきます。もしかすると、相手からものすごいスピードの球が返ってくるかもしれないですし、キャッチしてもらえないかもしれません。

それらを目の当たりにすることは少々勇気のいることかもしれません。けれど、その言葉を投げた責任はあなた自身にあるのです。

「私はきちんと自分の意見を伝えたんだから、きっと相手に届いているだろう」と、そのままにしておくのではなく、きちんと言葉が届いたかどうかをきちんと見届けましょう。もし、相手にうまく伝わらなかったら、また投げればいいだけの話なのですから。

自分の考えを伝える方法④文字だけでは7%しか伝わらない

SNSやメッセンジャーアプリの発達とともに、文字だけでのコミュニケーションを取る機会がどんどん増えているのではないでしょうか。私自身も、仕事に関する連絡は基本的にメールもしくはメッセンジャーアプリを使用しています。
けれど、文字だけのやり取りって、すごく難しいと感じることはありませんか?

なんと、言語からは7%ほどしか相手に伝わらないというのです。つまり、コミュニケーションは文字や電話だけではなく、面と向かって聴覚そして視覚情報とともに相手に伝えるのがベストだということです。
手軽だし、そして相手の好きなタイミングで返事が出来るメッセージですが、どれだけ長文を送ったところで、あなたの意見や気持ちは全体の7%だけしか伝わらないということになります。
あなたが伝えたいことのプライオリティーが高ければ高いほど、直接相手と会って伝えることを大切にしましょう。

自分の考えを伝える方法⑤愛をもって伝えるということ

相手に自分の意見や考えを伝える際、何よりも大切なのが「愛をもって伝えること」ではないかと思います。
特に、相手のミスなどを指摘するときは、何だか言いづらいですよね。そのような言いにくいことを伝える際、ぶっきらぼうな言い方をする方もいますが、それでは相手に誤解だけではなく嫌悪感さえも与えかねません。
「きちんとあなたのことを愛しているから」「あなたのことを尊敬しているから」という気持ちを乗せて、話すようにすれば、ぶっきらぼうな言い方も少しは改善されます。また、直接口にしてもいいでしょう。

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