職場や会社で出世する人の人間関係のポイント7つ

毎日バリバリ働く皆様、本当にお疲れ様です。職場によって人間関係って様々ですよね。アットホームで和気あいあいとした職場、全員がライバルのように切磋琢磨しあう職場、そしてビジネスライクな表面的なお付き合いのみの職場・・・。どの職場でも人間関係を円滑にこなせない人に出世のチャンスは巡ってきません。

逆に言えば、人間関係を円滑にできる人程人望が集まり、出世するチャンスもめぐって来やすくなるのです。働いている以上、もっとお給料が欲しい、もっとやりがいのある仕事がしたいと思うのは当然のこと。ですから、出世したい!というのは誰もが持つ願望ですよね。

今回は出世したい方のために、人間関係を円滑にこなして出世のチャンスをつかむポイントを7つご紹介します。

会社で出世したいなら、絶対に悪口は言わない

まず最初に絶対に守っていただきたいのは「人や会社の悪口は言わない」です。これは会社の関係者の方は当たり前ですが、恋人や友人、ご家族などにも口外しない方が得策です。壁に耳あり障子に目ありとはよく言ったもので、あなたの発言はどこで誰が聞いているかわかりません。

例えば恋人とお食事デートに行った際、特定の人物の悪口や愚痴をポロリとこぼす・・・。その後ろに座っている方が悪口を言った方のお知り合いだとしたら、あなたが悪口を言ったということが漏れるのは時間の問題です。ましてやそれが上司などでしたら、心証を悪くし出世の芽が摘まれてしまう可能性だってあります。

日本はまだまだ年功序列社会。アメリカなどのように「実力さえあれば上に行ける」とは言い難いのが現状です。ですから、人や会社の悪口や愚痴は配偶者にご家庭の中でのみオフレコでこぼす程度に留めておいてくださいね。

会社で出世したいなら、NOと言わない

YESマンになれ、とまでは言いませんが特に新人の内などは上司や先輩からのお願いなどに「NO」と言うことはあまりおすすめできません。もちろん倫理的におかしいと思うことやあまりにもプライベートなことに関しては「NO」とお断りをしても大丈夫ですが、人間断られると傷つき、人によっては面子を潰されたと感じる方もいらっしゃいます。

ですから、「NO」ときっぱりお断りするのではなく、出来ない理由をきちんと述べた上で可能な限りお願いを実現しましょう。例えば仕事が溜まっているのに「これもよろしく」と頼まれると正直断りたくなるものですよね。ですが、そういった場合は「〇〇の期限が迫っているので、それを先に終わらせてからでもよろしいでしょうか?」などと「なぜ今できないのか」を明確にし「終わったら取り掛かる」という姿勢を見せましょう。そうすることで相手を傷つけず、なおかつ好印象を与えることができますよ。

会社で出世する人は、YESかNOで答えられる質問をする

上司や先輩に仕事のことについて相談する時、あまり長々と時間を取らせるのは得策ではありません。YESかNOで答えられる質問をすることで忙しい上司の手間を取らせず仕事を運ぶことができますし、テキパキと仕事をこなす人という印象を与えることができます。

例えば、とある仕事をどう処理したら良いかわからない時などに「〇〇はどうしましょう?」という質問の仕方はNGです。ご自身で解決策を考え、「〇〇は××にしようと思いますが、間違っていますか?」など方向性をしっかり決めた上で質問を持ち掛けましょう。もし間違っていればどこが違うのか指摘してくださいますし、合っていれば「それでOKだよ」という簡単なコミュニケーションで済みます。

稀に「そんなもの自分で考えろ!」というタイプの上司の方もいらっしゃいますが、そういった方には機嫌の良い時を見計らって質問することをおすすめします。朝一番などは低血圧の方も多いのであまりおすすめな時間ではありません。昼食後や15~16時などのちょっと眠くなる時間くらいの方が機嫌が良い方が多いので、そういったチャンスを逃さないようにしましょうね。

会社で出世したいなら、努力している姿を見せる

白鳥のように優雅に泳ぎ、水面下では必死にバタ足をするという働き方も実にスマートでカッコいいですが、いつも涼しい顔で淡々と仕事をしていると実はあまり良い評価は得られません。それどころか、「仕事はできるのになんだか愛想がない」という理由で嫌われてしまう可能性もあります。ですから、たまには泥臭いところを見せるのも出世のチャンスに繋がるのです。

例えば「売り上げが上がらず悩んでおり、様々な試行錯誤をしている」や「新しい企画のアイディアが煮詰まり、たくさんの資料に囲まれて情報収集している」という古典的な泥臭さを目の当たりにすることで「仕事に一生懸命取り組んでいる」という印象を与えることができます。最近でこそ結果がすべて、という職場も増えてきましたが出世は正直売り上げなどより上司からの印象の方が重要です。ですから、多少泥臭い部分も見せつつ気丈に明るく振る舞うという人物像を確立することで、上司や先輩からの印象はグッと良いものになりますよ。

会社の飲み会は断っても大丈夫?

最近ゆとり世代と呼ばれる方々が社会人になり「飲み会に残業代は出ますか?」などという話がちらほら聞かれるようになってきました。会社の飲み会はなんとなく参加しなくてはならないのでは、という雰囲気がありますが、出世と飲み会は実はあまり関係ありません。

もちろん参加できるなら参加するに越したことはありませんが、どうしてもやむを得ない事情がある場合は無理して参加することはありません。正直に参加できない理由を述べ、次は必ず参加しますね!などと付け足しておけば飲み会を断っても出世に響く心配はありません。

飲み会はあくまで社内の人間関係の親睦を深める場。参加すればよりコミュニケーションを取ることはできますが、上手に立ち回らなければ参加することがデメリットになってしまう場合もあります。他の同僚を出し抜くには良いチャンスですが、無理して参加して上司や先輩の心証を悪くしてしまうくらいなら最初から断ってしまいましょう。

会社で出世したいなら、時折仕事以外の相談もする

会社だけの付き合いとはいえ、相手も人間です。あなたの人間らしいところを見せれば相手もそれなりの人間らしさを開示してくれるものです。ですから、時折仕事以外の相談も持ち掛けることで相手は「信用されている」と感じ、あなたへの印象はグッと良くなります。

例えば、休日にスポーツを始めようと思うのだけれど何がおすすめか、連休に旅行に行こうと思うのだけれどどこが良かったかなど、プライベート過ぎず語りやすい質問をすることで気さくに相談に乗ってくれるはずですよ。ポイントは相手の得意なジャンルの話をふることです。ゴルフや釣り、旅行、ゲームやマンガ、食べ物など、常にアンテナを張って上司や先輩の好きなものを調べておきましょう。

年配の方は特にご自身の得意なものなどについては語りたがる傾向にあります。ですから、大して興味のない情報でも気持ちよく語らせ、「参考になりました!ありがとうございます。」と笑顔を見せることで相手を気持ちよくさせ、「いい子だな」という印象を与えることが出来ますし、仕事以外のあなたの一面を見せることで相手の信用度をアップさせることができますよ。

会社で出世したいなら、出来る限り褒める

最後は上司や先輩ではなく、部下や後輩に対する対応についてです。部下や後輩に対する対応は出世に大きく響いてきます。なぜなら、あなたが出世したら今以上にあなたの下につく人間は増え、会社の方針に関わってくるからです。

部下や後輩に対しては可能な限り褒めて育てましょう。なかなか芽が出ない部下には一緒に解決策を考え、仕事が辛いと嘆く後輩には気持ちに寄り添って話を聞いてあげましょう。一見無駄にみえるこの時間が、実はとても大切なものです。後輩や部下は辛い時に支えてくれた先輩や上司の恩を忘れません。そういった後輩や部下を多く持つことで人望を集め、仕事を運びやすくし、上司や先輩から「あの人は上手く人を育てられる」という評価を得ましょう。

人を育てられない人間は、上に立つ器ではありません。出世したいなら自分より下の人を大切にし、人望を集めていざと言う時に助けてもらえるよう教育しておく必要があります。まさに情けは人の為ならず。後輩や部下を大切にして、周りを味方で固めることで出世のチャンスを逃さず掴んでくださいね。

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