【マリオラン的前世論(2)】ステージが進めばゲームは難しくなる!輪廻転生も同じ【辛口オネエ】

今回はいきなりタイトル通りの本題だけど、ぶっちゃけ、

前世でどんな人生を生きたか、善人だったか悪人だったかと、今世の人生の内容は、関係はあっても、幸・不幸とは関係ない

のよ。

なぜかというと、まずは前回の終わりにもちょっと触れたけど「幸せ不幸せの基準も時代によっても人によっても違う」わけね。

■幸せ・不幸せは「その瞬間」だけ切り取ったもの。人生全体で見ると逆転することがある

異論もあると思うけど、幸せ・不幸せって「そのとき」だけのことなのね。まあ、完璧な幸せは長続きしない、ってのはうなづいてくれる人も多いと思うけど。人生万事塞翁が馬ってほんとでさ。

世の中には「見方を変えれば」「本人の心一つで」幸せと不幸せが逆転することってあるじゃない?例えば、「夫が働きに出るのを許してくれないから専業主婦」と聞いて「旦那さん男気あるのね!養われててうらやましい!」と思う人もいれば「旦那さんに全部依存しなきゃなのか。好きな仕事もできずに窮屈そう。かわいそう」と、ひがみじゃなく本当に思う人だっている。

で、そうなった本人にしても、結婚前までものすごくやりがいがあって「この仕事が大好き!天職!」ってのをやれてたとして、そんな男に惚れて「仕事か彼か」究極の選択で「天職を捨てた」なら、それは「結婚による不幸」かもしれない。

でも、もしその彼女が仕事に恵まれずずっと低賃金でやりたくないことをボロボロになりながらやってたとしたら、「結婚まですごく不幸」で、結婚によってすごく幸せになった、ってなるわよね。

こういう幸せ・不幸せの逆転現象はいくらでもあると思うのね。

★どうとらえようにも「不幸」な経験も「幸せ」に変える「人生の達人」もいる

だけど、どう考えても客観的に見れば「できれば一生、経験しないで済むなら経験したくなかった」ような「逆転しようのない不幸」もあるわけよね。

それってアタシが思うには「虐待親の元で育つ」とか、事件事故の被害者になって後遺症が残っちゃう(心理的にも)とか、難病とかで。それを「見方を変えれば、幸せかも」とは口が裂けても言えないし、自分が被害者で、スピリチュアルおばさんが目の前でそんなこと言ったら、思わずぶん殴っちゃうと思うけど。

ところが、すごい人になると、そういうのも克服しちゃって「人生の糧」にしてたり、アイデンティティの一つとして誇りにしてる人もいるじゃない?で、しっかり「幸せ」と言い切れるようになってるケース。

生い立ちの不幸や病気や事件事故がきっかけで、それがなければ出逢えなかった素晴らしい出逢いを経て、運命の伴侶と添い遂げる人もいれば、世間的に名を成すこともある。そんな大それたことじゃなくても、親友とか心から信頼できる誰かに出逢って、男女の恋じゃなくとも、人間的な深い愛情を経験できたりとか。

そういう人たちって「人生の達人」だと思うのよね。なんというか、分かりやすい大きな幸せは巡ってないんだけど、日常の小さな幸せをしっかり拾い上げてカウントして味わい尽くす能力、不幸な出来事もうまく消化して栄養にしちゃったり、バネにして飛躍しちゃったり。

普通なら、やけっぱちになってめちゃくちゃな人生送ってもおかしくないと思うのよ。虐待親にブスブス言われて成長したせいで劣等感強くて整形しまくってリスカ繰り返してる、みたいな子がいたとして(夜の世界にはザラにいるのよね悲しいことに)「同じ境遇でも頑張ってる人もいる」なんて言う権利は誰にもないと思うのね。

誰にもないし、自分が同じ過酷な状況でもなんとかなってるからって、他人に何か言うのは傲慢だと思うのよ。努力できる、前向けるってだけでも、それ自体がその人の生まれつき授かった強さだったり、何か頑張ろうって思わせてくれるものが、その人には見つかった=運が良かったのかもしれないし。

■徹底的な不幸人生を転換する方法……やっぱり「見方を変える」

……って、徹底的に「アタシ、ダメダメ」な子を擁護したところで、でも、それでもやっぱり「持ってる不幸をそのまま不幸のままにしておく」のが嫌だからなんとかしたいって人のために。

不幸な人生、不利な条件からスタートして「今は幸せ」と言える彼らって、なんでそれができるのかというと、

「彼らが人生の達人だから」

そして、彼らと同じように不幸な人生、不利な条件に置かれてる人も、実は、

自分で気付いてないだけで、実は人生の達人

なのよ。

で、ここでようやく、マリオランと前世の話ね。

★ゲームはステージが進むほど難易度が上がる

マリオラン、たぶん3面まではやった人が多いと思うけど、その3面でも1面より2面、2面より3面のほうがちょっとずつ難しくなってたと思わない?

上手にジャンプしないと絶対に落っこちる場所がある。

最初の面にはいなかったパックンフラワーが出てきてやられる。

で、これがもっとステージが進んだら、どんどん難しくなるのは当たり前じゃない?っていうか、難しくならなかったら「ふざけるな!馬鹿にしてる?つまんなーいっ!」

ってなるじゃない?

2面クリアして、3面がクリボーしか出てこないあとはコイン取ってウハウハで駆け抜けるだけだったら、すんごいつまらないじゃない?

これ、人生も同じなのよ。

★前世=前のステージ

基本的には、どんな魂も最初はイージーモードの人生から始めて、その後どんどん、難しい人生にチャレンジしていくわけよ。

だから、すごいハードな人生送ってる人って、もしかしたら輪廻転生ゲームのクリア目前なのかもしれないわ。

で、人生の達人で他の人から見れば不幸な人生を楽しんでる人って、自分ではそうは思ってなくても、魂はちゃんと気付いてて「難易度高いなこのゲーム!でも、こうすればクリアできる!」ってやってるわけよ。

■無理に「高得点」を狙わなくていい。クリアすることが大事

で、アタシもどうしても表現が大げさなほうが励ませる……と思ってふだんから占いの時期表示なんかで「チャンス!飛躍!ロマンス!使命を果たす!世の中にインパクト!」みたいなことを話しがちだけど、実はそういうのってゲームでいえば「高得点を取れる可能性がある」ってだけなのよね。

人生は「クリア」つまりはゴールするのが一番大事で、なんならコイン取るためにジャンプなんかせずにクリアしても、ぜんぜんかまわないわけよ。最低限、谷に落っこちて死なないためのジャンプはしなきゃだけど、それ以外は本当はどうでもいいのよ。

でも、例えばちょっとジャンプすれば届く場所にキノコ出るブロックがあったりコインがあったりすれば、やっぱりジャンプしたくなるじゃない?

だって、そのほうが楽しいから。
キノコ取っておいたほうが、その後が楽になるから。

それが、リアルの人生では自分磨きだったり就活や婚活だったりするのよ。
じゃ、次回に続く……かも。

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