はぁ~い。ぶっちゃけ、「12星座占いなんて当たらないわ」って思ってる人も多いはずよね。かくいう私も童貞で・・じゃなくて(汗)本格的に西洋占星術を勉強始めるまでは当たらないと思ってたのよね。
でも、勉強すると分かってきたことがあって。ってことで、今回のお題は「12星座占いが当たらないのはなぜ?」その1ね。
■12星座の星占いと西洋占星術の精度の差について
なんだかんだでもう詳しい人は、人の運勢が「太陽星座だけで決まってない」って知ってるわよね。月とか水星とか金星とかASCとか・・・。その人が生まれた瞬間の天体配置の全ての要素が関係して、性格や運勢が決まるって。
例えば、小説家の村上春樹氏って太陽星座は「山羊座」なんだけど、それ以外の星は見事にまあ、いい具合に散らばってるのよね。
村上春樹氏 出生図(出生時間不明、仮で12:10算出)
※ホロスコープ画像算出:iphoneアプリ「中西占星術」
太陽は山羊座でノーアスペクト。(他の天体と角度を取っていないこと)月は双子座にあって天秤座の海王星とトライン。金星は射手座で、双子座の天王星とオポジション。水星と火星は水瓶座で合。
他にも深く読み込もうとすると色んな要素が見つかるけど、ここではなるべく簡単に話せればと思うんだけど。この人の性格に関わる一番基本的な部分、太陽・月・水星・金星・火星の星座や状態を見ただけでも、ざっと、
■村上春樹氏のホロスコープをざっくり解読
アタシ実は小説読めないアホの子で(汗)マンガしか読まなくて(汗)小説の中身には言及出来ないし、しったかしちゃうとハルキストの方々からお叱り来ちゃうと思うから、「世間で言われてるイメージと人気と、星の配置の符号点」を探るにとどめるわね。
・太陽は他の星と角度を取らない「ノーアスペクト」
⇒人生の目的(太陽)に誰にも邪魔されず、飽くまで我が道を行ける。孤独感が強い人生で、普通に会社員なんかで生きていくと孤立しがちで辛いこともあるけど、一匹狼で文筆活動や芸術に関わる人には最高よ。
・太陽以外の主要天体が風・火の星座で構成
⇒月(感情を扱う)は双子座で広くたくさんの人に受け入れられる、娯楽を提供できる軽やかさを持った人。水星・火星(水星は文章を書くときやコミュニケーションのクセに表れ、火星は仕事運に表れる)は水瓶座で、「ノー・ボーダー」あらゆる物事の境を越えていく強さ、好奇心と探求心の強さが文筆活動に生きてるのかしら。金星(美意識、女性運)は射手座(奔放、外国好き・異文化の人に受け入れられる)で、海外でもバカ売れ!
■山羊座太陽「以外」の要素が小説家の道を選ばせている?
山羊座の太陽だけだったら、本来ならあまり「小説家」のような「形のないもの、イマジネーションを扱う」職業を選ばない傾向があると思うの。しかも大衆受けして何万部、何百万部も読まれる一般受けするものを生み出せる性質ではないんだけどね。
でも、それ以外がこれだけ風×火の要素が強くて、しかも「水星」って言葉を扱う職業の人には欠かせない星なんだけど、仕事運の火星とくっついててホロスコープ全体を見渡しても「強い」配置なのよね。
さらに春樹氏はこれらとは別に、魚座のリリスと乙女座の土星と射手座のキロンがTスクエアってかなり人の心の深い深い部分にある「隠しておきたい欲望」をビンビン刺激する配置を持ってて、大衆受けしつつ、読んだ人それぞれの心をかき乱すような妖しい魅力を放つ言葉を生み出してるんじゃないかしら?
たぶん、星占いの星座の性格をある程度知ってる人に村上春樹氏の小説をそれと知らず読んでもらって「この人何座?」って聞いても「山羊座」って返ってこないだろうし、山羊座の占いの性格を春樹氏の前で読み上げたら「全然違う」って言われると思うのよ。
でも、それなら「12星座占いって意味ないじゃない?」って思うでしょ?ところが、そうは言ってもなんだかんだで太陽星座ってその人の人生傾向を表してて運気には一番関係してるから、まったく無意味でもないから困っちゃうのよね。
その話はまた今度ね!