今回は5月12日から22日くらいまで。
日毎に区切って書いてるけど、どのパワーもどんどん折り重なっていく感じよ。パワフルなゾロ目の22日まで♪
■12日は「プチ・グランドクロス」
グラクロは終わったわ、って言ったけどごめんなさい。あれはウソよ。
…ってわけじゃなくてね。11日に月が天秤座に入って、12日には新たな「プチ・グランドクロス」が出来るのよ。それで、4月のグラクロは事件事故、災害を表わす「火星」が絡んでんだけど、今回はその火星があった位置に月が来るの。これは
前回グラクロでくすぶり始めた火種に着火・揺らいでいた部分にもう一度揺さぶりをかける
ような感じ。
個人レベルでは、感情的な問題が起きやすいかもしれないわ。正義とか公平さとか、あと男女の役割とか…。「世の中には本当に色んな価値観があって、認め合っていかなきゃいけないんだな」って思うようなこと。
良い方に出れば、4月末までに色々変化が起きたり自力で起こしたりしたのに、なんだかまだ状況が動かないわ、って思ってたことがようやく動き出すんじゃないかしら。
■15日は蠍座の「重厚な」満月と、愛の星金星を含むTスクエア
14日午後には月は蠍座に移動して、15日には蠍座にいる土星と重なった後、牡牛座の24度付近の太陽と真向かいにきて、満月になるわ。
この満月の前後は、牡羊座の15度付近で金星が天王星と合になって、蟹座の木星、山羊座の冥王星とTスクエア（グラクロの１角が欠けた形）も出来るのよね。
かなりどっしりと重厚な決断と転換のタイミング。
急な思いつきじゃなくて、長い時間をかけて考えてきたことを実行に移す。あるいは、長い間、汗水たらして努力してきたことが認められる、収穫がもたらされる。
不退転の決意で前へ進む気持ちになる人が多いんじゃないかしら。だから、腐れ縁や先の見えない関係、いつかは別れると分かっているような関係は「肉を切らせて骨を断つ」ようなこともありそうね。
かなり濃厚な感情が渦巻いてるけど、状況はどんどん動いていってるから、どんな立場にいる人でも、そこに留まって掘り下げる気にはならなそう。暗黙の了解で「とりあえず前へ進みましょう」ってなる感じ。
■20日の朝10時、天秤座の火星が逆行から順行へ。大きな動き
で、20日になると、ようやく逆行中だった天秤座の火星が、順行って行って正しい方向に進み始めるのよね。
火星の逆行は3月2日に始まったのよね。だから、その頃からペンディングになったり、下りのエスカレーターを登って上を目指すような苦しさがあったりした分野で、ようやく進展が始まるはずよ。
特に、火星が守護星の牡羊座の人は「ようやく…！」ってガッツポーズ出来ることが。
ただ、火星に限らずなんだけど、逆行してた星が順行に戻るときって、その前後の期間は車で言えば、ヘアピンカーブを曲がる感じだからどうしてもグワンッて揺れるのよね。
カーブを安全に曲がるためには、速度を落とすでしょ？それと同じで、大事なことを２０日前後にやる場合は、普段より少し慎重になると安心よ。
■21日の夜21時過ぎ、双子座太陽と魚座の月がスクエア
順行に戻った火星は車でもアクセル踏み込むみたいに、速度を上げて前へ進むんだけど、これに加えて21日は双子座太陽と魚座の月がスクエアにもなるの。０度って、その星座の「生まれたて」のパワーを持つ度数でね。
好奇心とか思いつきとか、直感とかで物事がバンバン進むし、会話も交わされて賑やかなときよ。
■22日の朝10時、魚座7度で月と海王星が合。夢か現（うつつ）か？
月と海王星が同じ場所に来るときって、夢か現実か分からないような不思議なことが起きやすいのよね。創作活動をしてる人にとっては最高のインスピレーションを授かるタイミング。
ただ、普段より迷いやすくてボケッとしやすくて、大事なことがスコンと抜けたりとんでもない勘違いしたり騙しに引っかかったり…もね。
世の中では「どうしてそうなった！」「わけがわからないよ！」ってことが良くも悪くもこの前後の期間はあるかもね。
個人レベルでは…。一躍有名人！とか、パラレルワールドに行っちゃってしばらく行方不明！とか（ないか？）悟り開いちゃった！とか。対人関係では「こんな人だったとはっ！」（良くも悪くも）なんて。
月は動きが早いから、魚座を抜ける24日頃には落ち着くでしょうけど。
影響を受けやすいのは、双子座、乙女座、射手座、魚座のそれぞれ月末と月初生まれの人。
この「柔軟宮」４星座は、長期的に魚座にいる海王星の影響を受けて、芸術分野で花開いてる人もいるけど、一方では方向性が見えなくなったり自分の決断に自信がなくなったりしてる人も多いみたいだから、今度また別の記事にするわね。
※ホロスコープ画像はCHEUNG PUI MAN「西洋占星術」アプリを使用しました。