2021年春分図(1)【辛口オネエ】同調圧力うっせぇわ!国難でも少年少女と氷河期は自由を謳歌

※月間占い同様に、西洋占星術の知識がなくても読める内容となっております。用語は必要最小限にしております。

※西洋占星術勉強中の方へ:2021年の春分図は東京でホロスコープアプリにより算出したところ、太陽が牡羊座0度ジャストになる時間が18:38だったため、この時間を採用したとのことです。

■2021年の春分図から観る2021年春分から1年の日本は?

★6室に太陽含むステリウム。健康・医療問題と雇用問題・環境問題はまだまだ課題

2021年の春分図は日本の首都、東京で算出。まずタイトルの理由説明しちゃうと、ホロスコープの主要な天体と感受点はほとんど右側にあって、これは日本全体がふだんからそうだけど「他者」を気にかけていく傾向。健康問題や雇用、医療や保育や介護なんかも司る6室に太陽が入って金星海王星、キロンも一緒にいるからこの1年も新型コロナウイルスの対策だなんだと騒ぎつつ、その影響もあって雇用問題や医療関係の問題に焦点が当り続けていきそうね。

もう一つ、これは他の配置、9室の火星や月ドラゴンヘッドの目指す「国際的にあるべき姿」が関わるけど「環境問題」もうるさく言われていきそうね。具体的にはSDGsって名前で国連主導で推し進められてて、


大企業で十分なお給料をもらえてる人達にとっては可能なんだろうけど。そういう人達が別に悪気があるわけじゃなく意識高く、「社会的には正しいけれど、現実的には不都合」なことを声高に叫んで、それは「世界標準」のことだからとどんどん取り入れられていく。カーボンオフセットだのプラスチックスプーン有料化だの、そのあたりはまあ「正しい」じゃない?本当は日本一国がそんな諸民ばかりが小さな積み重ねしても、お隣の大きな国ではガンガン工場稼働して有害物質垂れ流してて、でも日本は言われるまま「清く正しく貧しく」の一途を辿られていて。おっと、これ以上は占いから離れるからこの辺で。

ただ、それも全てが悪いわけじゃなくて、そんな環境への配慮とか諸々の中でできることできないこと、理想と現実を見据えて個々が動いていくと、自然にたぶん自分にとってのベストが見つかるし、

続きは次のページ!

その「ベスト」を共有できる仲間も見つかっていくのよね。それはこれからの時代、大切なことではあるのよね。

★11室乙女座のベスタが6室の天体群とオポジション。同調圧力が結構強い

6室の天体群は「国としては」ワクチン打ちましょ、外出制限続けましょ、新型コロナやSDGsを理由にあれこれ増税、それが当たり前というスタンスの1年になる。というか「国としては」そうしたい。この6室の天体群に対して、11室のベスタがオポジション。

11室は本来なら利害関係を超えて付き合える、横つながりのフラットなコミュニティや活動を象徴するんだけど、そこにベスタがいて、これからの1年はそういうコミュニティに同調圧力が生じやすい。「国の方針に従おう」「世界基準に合わせよう」という方向性と、その真逆で「マスク反対・ワクチン反対」「カーボンオフセットを要求するならまず中国に。コンビニでくれるスプーンの有料化反対」これまでなら「ネットの片隅のつぶやき」とされて、「どうせ、やつらはリアルの世界には出てこない」と思われていた人達が、これからはどんどんリアルの世界でも声をあげていく。

★声を上げる人達の声は大きく、それが「当たり前」になっていく

今までもリアルで活動していた人達はもちろんいるけど、これからはそれが「一部の、声の大きい人達」「活動家」だけじゃなく、演説してる集会所に行かなくても、至るところで「主張」がされていく。9室の双子座火星ドラゴンヘッド月の合は、そんな「主張のある人達」の象徴でもあって、さらに水瓶座を運行中の木星土星とは星座単位でずっとトライン。彼らの活動は単に思いつきでやってるわけじゃなく、何らかの政治的・社会的な意図と、黒幕とまではいかないけど彼らが暴走して破綻しないようにきちんとコントロールや支援をしているスポンサーとか監督的な人や組織もいるかも。

★新しい生活様式」が苦じゃなく「いいとこ取り・嫌なとこは無視」できる若者・氷河期世代が自由を謳歌する

その「声を上げる人達」の多くは、これはいつの世もだけど、まず若者……。といっても20代じゃなくもっと若い、10代の少年少女達。5室にいる魚座の水星は小中学生くらいの子供達を象徴するけど、彼らは11室ベスタの同調圧力と9室の双子座三重合の掲げる主張に常にアイデンティティを揺さぶられて、そのままだとストレスだらけの1年になるかもしれない。でも、スクエアやオポジションの天体や感受点の影響は反動も生むから、何か押し付けられたらまさに「うっせぃわ!」と跳ね除けていける子もいるはずで。

その水星のそばにはパラスという小惑星がある。これは自分の個性を守るためや表現のために、果敢に戦う力を、でも武力じゃなく知性で戦っていく力を彼らが持っていて、5室は自己表現やエンターテインメントの部屋だから若者らしく新しいものを世の中にどんどん送り出して人生を謳歌していくんじゃないかと。

そして、5室には水瓶座の木星もいるんだけど、これはすでに40代中盤から50代に差し掛かった氷河期世代よね。彼らは冥王星天秤座世代でもあって、木星土星が水瓶座に入った2020年12月中旬から、長い苦難の時代を終えて復活の時期に入ってるのね。「そこを新型コロナが襲うなんて!」と思いきや、不遇の時代に引きこもりや対人恐怖症になった人には「なるべく人と離れて生活」やお一人様歓迎、リモートで仕事ができるetc.新しい生活様式になってからむしろ生きやすくなった人が大勢いて。そして、さっき話した「声の大きい人達」の主張は氷河期世代にとってはその多くが「まさに!」と思える「自分達側」のもので、自分達はちょい日陰になってるけど、表舞台の目立つ場所では自分達のことをようやく理解してくれた少し下の世代、しかも働き盛りの30代から40代前半が言いたいことを言ってくれる。

氷河期世代で不遇だった人も生きやすくなるし、何とか人並みに暮らしてこれた人は新型コロナのせいで先が見えないと思っていたら「なんだ、こんなものか」とホッとして、変化後の時代に適応していけるはず。

続く。

※パラスについて別記事はこちら↓
相性における「セレス」「パラス」は恋愛関係には案外不向き?

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