スピリチュアルな何か、特に人間にとって昔から『善なる存在』と思われている天使や精霊や八百万の神様や仏様が近くにいるときに起きることをざっと挙げていくわね。
目に見えないスピリチュアルな存在はさまざまだけど
人間の目にはふだんは見えない存在はたくさんいて、人間にとって怖い存在も多いけど、同じくらいありがたい存在もいるのね。人間が平和に暮らせる場所はだいたいはそのありがたいほうの存在のエネルギーが強いのね。
実は『この世』には、本来はどこもかしこも人間の判断基準で『善』側または光側、『悪』側または闇側が同じだけ存在してるはずなのね。でも、いろんな原因で善悪または光と闇の均衡が崩れて、そこからまた均衡を取り戻して、さらにはもう一方を覆い尽くそうとして、と永遠の陣取りゲームをしてるのね。
と、そのあたりは『この世のすべて』シリーズで話してるからここでは省略。今回は単純に人間が現実世界と認識してるこの世界で起きることの話。
■善悪や光闇は人間が定義したもので、受け止め方次第
ちなみに善悪や光闇の存在はそれぞれがパキッとどこからどこまでが善でどこからどこまでが悪、と分かれてるわけじゃなくてグラデーションになってるのね。そして、彼らを感知できるか、影響を受けるかは人間側次第。ふだん、39度のお風呂に入ってる人は41度の温泉を熱く感じるし、43度に入ってる人はぬるく感じる的な。・・・むしろ分かりにくくなったかしら (汗)
彼らがいない場所はないんだけど、まったくエネルギーが枯渇しててその存在がこれっぽっちも感じ取れない場所もあるのね。でも、そういう場所にはほとんどの人は縁がないはず。たとえ魑魅魍魎しかいなそうな夜の歓楽街でも、意外と神仏的な存在はちゃんといるし、この世の地獄みたいな場所にすら『地獄に仏』の言葉通り、救ってくれる存在はいるのよね。
だから、もっと平穏な日常生活が送れる場所には当たり前にたくさんいて、それに気付いていないだけなのね。でも、その姿こそ目には見えないけど、だからこそ彼らも油断してというか安心して大胆に行動したり、時には「この人間は気付くかなー?」と無害なちょっかいを出してきたりも実はしてるのね。
あとは「この人間は孤独を感じてるんだな。1人じゃないよ。そばにいるよ」「落ち込んでるんだな。元気出して」って、辛いこと、悲しいことがあったときなんかにそっと寄り添ってくれて、そのときは自分達の存在をアピールしてくることがある。
その「そばにいるアピール」のやり方はそれぞれ、その時々によって違うけど、だいたい共通するサインが分かってきたから、挙げてみるわ。
■『善なる存在/高次元の存在』が近くにいるサイン
天使とか精霊とか神様とかいろいろと名前つけてるけど、どれもざっくりいうと『高次元』の存在よね。ってところはまたの機会に。
で、本題の彼らが近くにいるサイン。まずは有名なところで、
★『天使の梯子』雲の隙間から光がさす
これ、けっこうな頻度で見かけるわよね。初めて見たときと『天使の梯子』ってネーミングを知ったときは感動したわ。これは見たまんま、彼らがちゃんと存在して「ここにいるからね」と、落ち込んでるときだったら「元気出してね」と、伝えてくれてるのね。
★『虹』
旧約聖書だと契約のサインだっけ。空にかかる大きな虹は個人に対するメッセージじゃなくて、虹を見た人達が含まれる大きな集団へのメッセージ。何かが満了した、完成したときに現れる。神様が「よく頑張りました」「お疲れ様でした」と言ってくれてるような。
★何もないところで『良い香り』がしてくる
近くに香水つけた人がいるとか花が咲いてるとか、良い香りの発生源がないのに、なぜか突然、フローラル系の良い香りがしてくるときは、天使とか精霊とか呼ばれる存在が通りすがったとき。またはいるそばをこっちが通ったとき。
これは本当に「そこにいる」というだけで、何か伝えてくれてるわけじゃないのよね。でも、その香りが感知できるのはその人自身が天使や精霊に心の境涯が近づいてるからよ。
続く。