<2019年12月前半by辛口オネエ>
こちらは双子座・天秤座・水瓶座ね。
【双子座】
広く浅く交友を広げて、価値観や考え方、文化的背景が異なる相手とも相容れない部分も否定せず「私とは違う。でも、それが面白いんだよね」って思えるのが双子座の長所の一つ。世界が平和で多様性に富んでるのはフタちゃん達の活躍のおかげも大きいと思うのね。
でも、何もかもを受け入れていく必要はないし、清濁合わせ呑むのが得意でも「自分にとって」泥水にしか思えないものは飲まなくていい。カリスマ美容家が推薦してみんなが美味しいという美容ドリンクだって、あなたが「まずい!もう一杯……飲むくらいなら美肌になれなくていい」と感じるなら、Noと言えばいい。まずいの飲むストレスのほうがよっぽど肌には悪いわよね。
12日の月双子座の満月の頃には、もう木星は山羊座にいる。でも、真向かいの射手座に木星がいた過去一年の集大成的なことが起きて、本当に大事なものを選べたら、あとの雑魚は海にリリースできるはず。
そして、12月後半から年明けにはまた遠洋に旅立つことになるけど、そのためにちょうどこの12月前半は船を軽くして港に寄って、船のメンテと燃料補給をしつつ、久々の陸を楽しめる時期。航海を何度も経験して自分にとって必要なものとそうでないもの、そして「同じ船での旅を気分良く共にできる仲間」がどんな相手か、もう体感していて次はより快適な航海の条件を整えられるんじゃないかしら。
【天秤座】
青い鳥を探して果てしない旅をして、見つけたと思ったら死んでしまう。灰色に変わってしまう。そんな経験を過去数年繰り返しながらも「次の世界には、いるかもしれない」「今度こそ、次の国ではきっと」と、多くの天秤座の人達は追い求めてきたかもしれない。童話と違って、むしろ現実では遠い場所でちゃんと青い鳥を見つけた人もいるわよね。遠い場所で青い鳥を見つけた人は、心のどこかで「私が頑張ってここまできたから。もし、故郷に戻ればこの鳥も灰色に変わってしまうかも」と、不安を抱いているかもしれない。
それでもこの12月3日から約一年はどうしても、現実的にも象徴的な意味でも「家に戻る」ことになると思うのね。原点に立ち返る。本当に帰郷する。「家庭に入る」仕事一筋だったけど、家族との時間をもっと持つようにするetc. かつての故郷はすでに失われていて、旅を続けてようやく青い鳥を見つけた土地がすでに唯一の故郷になっている人もいるかもね。
でも、大丈夫。実は、青い鳥こそがあなたの帰郷を求めていて、連れて帰るにせよ鳥の住処にあなたも住むにせよ「一緒にいる/引き受けていく」「鳥の住処を一緒に守る/責任を引き受ける」選択をすれば「ずっと幸せに暮らしましたとさ」になるわ。
そして、これまでどこを探してもついに青い鳥が見つからなかった人も、やっぱり「故郷に戻る」時期を迎える。上京して頑張ってたけど仕事もプライベートもうまくいかなくて田舎に戻るとか、親の面倒をみなきゃとか、現実的な「帰郷」をすることになって、もう自分には願っていたことが叶わないんだ、と思ってしまう人もいるかもしれない。
現実的な居場所は動かなくても、年単位で「変わらなきゃ」「新しい私に」と常に前を向いてきた人、自分の器を広げるためにいろんなことに挑戦してきた人は、その努力が役に立たない世界に入っていく気がするかもしれない。飽くまでも「そう感じる」だけで、もっと長い目で見ればやっぱり無駄じゃなく必要なプロセスなんだけどね。
例えるなら、女優志望の子が弁護士ドラマのかっこいいヒロイン役に選ばれたくて現実の弁護士事務所でバイトしながら見た目も演技も磨いてきたのに、いざオーディション受けたら「あなたは、エピソードの1つに出てくる母親役ね。今のままだと痩せ過ぎだから、もう少し健康体重に近づけて」と、イメージしてたのとかけ離れた役を演じることになる的な。
でも、そうして「願いは叶わなかったけど、それでも、生きていくんだな」と達観したところで、憧れの世界が眩し過ぎていつのまにかかけてた心のサングラスが外れるのよね。そうして、故郷に戻った人も不本意な役をあてがわれた人も「なんだ、こんなところにいたんだ」って、かつて灰色に見えた誰かや何かの青さに気付くことになるのよ。
【水瓶座】
去年の11月からこれまで約一年を振り返って、人生が大きく変化して自分もたくさんの経験を積んできたことを実感することが増える時期。そりゃ、師走はみんな過去を振り返りつつ忙しいのは当たり前よね。でも、今期の水瓶座が振り返ることは例年とは比べ物にならないくらい重要なことなんじゃないかと。
いろんなイベントをこなしてきて、すべてが思い通りになって幸せな年末を迎えてるガメちゃんは「終わったこと」は思い出しても、心ゆくまで懐かしんだらまた現在に戻って、今の幸せを日々しっかり守っていけばいい。人生の選択に正しいとか正しくないとかは本当はないんだけど、それでもやっぱり無理せず自分の心に従ってきて「あのときの決断は正しかった」ときっと思えるはず。
でも、もし何かしら「後悔」していることがあるなら、それでも自分の決断の責任を取るためにもがいているなら……。悪魔の囁きみたいな、でもあと数年、水瓶座とはスクエアの牡牛座運行という宇宙規模のアウェー戦を逞しく闘っていく自分の守護星・天王星からの囁きは「変えられないことなど何一つない」よ。
特に今年の3月6日-3月28日、7月8日-8月1日、11月1日-11月21日の水星逆行時期に決めたこと、始めてしまったことで苦しんでいるなら、Amazon.universeの利用規約を読み直すとこの期間の「契約」はもともとキャンセルする人がすごく多くて、ガメちゃん一人がキャンセルしても「あ、またか」で特にペナルティも何もないらしいわよ。過ぎた時間や関わった人達との関係すべてを元どおりにはできないけど、相手側も「こうなる気がしてた」って、案外すんなり受け入れてくれるみたいよ。
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