『厄年と西洋占星術』シリーズ、2回目の今回は男性42歳の厄年について。
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42歳が『大厄』な理由はたぶんこれ!
25歳の星回りは金星→太陽への年齢域の転換期。男性にとっては息子や学生や新卒として大人に守ってもらえる時代が終わって、男としての独り立ちが要求される年齢。
じゃあ、42歳はというと『大厄』として、男性の人生で最大の厄年扱いされてるけど、その理由は、
42歳前後に、誰にでも訪れるのが西洋占星術でも大転機・時代の転換期も表す
『ネイタル天王星オポジショントランジット天王星』
『ネイタル海王星スクエアトランジット海王星』
なのね。
これは1977年生まれのクリスマーティンというcold playのボーカルのホロだけど、
n天王星は蠍座11度。2019年現在のt天王星は牡牛座2度でオーブはあるけど、43歳の来年、大厄の後厄の年にはもっとタイトにオポジションになるわ。
厄年には「前厄・後厄」があるわよね。なるほどと思うのが、西洋占星術の天体の運行を東洋のなんらかの占術で導き出してこの転機を見出したとしたら、それが個人によって最大で1年程度、前後にズレることも分かってたんじゃないかしら。
西洋占星術でも天体のアスペクトは、重要な天体同士だとオーブ10度くらい取るんだけど、天体や海王星の運行速度からすると、やっぱり1年くらい誤差が生じるのよね。
ちなみに図のクリスマーティンの場合、海王星は2019年9月現在、きっかりのスクエアね。ちなみに彼はミュージシャンだからふだんから海王星はイマジネーションに使いまくりだろうし、魚座だから海王星は守護星だから、まったくマイナスには働かないと思うけど。天王星同士のオポジションも、個性や居場所の大転機に関わるけど彼の場合は奇抜な演出やファッションで世界ツアーしてれば使い切れるからやっぱり問題ナシ。
ただ、みんながみんな、ふだんから天王星や海王星を使えてるわけじゃない。この星回りが、コツコツ真面目に一つの会社で働いて、家を建てて妻子を持って、家と会社の往復生活のサラリーマン」に巡ってきたらどうなるか。
もちろん、個々のホロスコープ全体を観ないと、トラサタ同士のアスペクトより個人天体へのアスペクトの影響のほうが強いからなんとも言えないけど、それでもまあ起きがちなのは、
天王星同士のオポジションで個性や居場所の変化。離婚にも関わる。新卒の22歳から約20年働いてきたとして、いきなり単身赴任決定、妻に離婚を切り出されるとかが起きてもおかしくない。
海王星同士のスクエアは、それまではハンドリングできてた厄介な問題が収集つかないほど拡大・拡散したり、感染症になる、妄想炸裂するetc.
人生が大転換するタイミングだから、悪いことだけじゃなくて栄転、独立、結婚、賞を取るみたいに素晴らしいことも起きる。だから「大厄は大役」でもあるわ。
この42歳の星回りも女性にも平等に訪れるんだけど、やっぱり昔の女性はこの年齢だと家庭に入ってて何か問題が起きてても可視化されなかったんじゃないかしら。
だから、女性の社会進出が進んだ現代だと、なんだかんだで女性も42歳前後は大変化の年になってる事例がいっぱい。有名人だと、今年は美魔女がストーカーして殺人未遂起こしたり、42歳で第一子妊娠、おめでた婚した女子アナも最近いたわね。
男性だと、事件の犯人になってるケースもニュースだけ観てると多いけど、ニュースにならないだけで「大役」を果たして素晴らしい人生の転換期にしてる人もたくさんいるはずよ。
続く。
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