最近、うちのスタッフが星座の境目生まれの方からご質問いただくことが続いたらしくて、ちょっと前から説明しようと思ってた「星座の境目問題」について。
ちなみに、一般的な星占いでの誕生日と星座の分け方はこれ。
12星座と誕生日
牡羊座(3月21日~4月19日)
牡牛座(4月20日~5月20日
双子座(5月21日~6月21日)
蟹座(6月22日~7月22日)
獅子座(7月23日~8月22日)
乙女座(8月23日~9月22日)
天秤座(9月23日~10月23日)
蠍座(10月24日~11月21日)
射手座(11月22日~12月21日)
山羊座(12月22日〜1月19日)
水瓶座(1月20日~2月18日)
魚座(2月19日~3月20日)
世の中にはいろんな種類の占いがあるけど、星占いがこれだけ世界中で広まってて手軽に雑誌でもネットでも占いがたくさん読めるのは、人気のあるなしや当たるかどうかより、実は
自分の太陽星座を知るのが簡単だから
だと思うのよねー!なぜなら、
今の世の中は太陽星座暦を採用してる国がほとんどだから
太陽暦は太陽の運行を基準に決めているので、毎年ほぼ同じ日に同じ太陽星座と度数が回ってくる
だから「年」まで考えなくても「誕生日さえ分かれば太陽星座」が分かるから、使いやすいってことで、雑誌やネットの12星座占いは普及してきたわけよね。
パソコンやスマホの普及のおかげで複雑な計算やデータ付き合わせてようやく算出できる四柱推命や宿曜やその他のロジックの占いも増えてきたけど、なかった時代のほうが今まで長かったからね。
ただ、さっきあげた12星座と誕生日の区分けみたいに「何月何日から何月何日までは◯◯座」ってだけで「年」が書いてないやつの場合は、あくまで目安なのね。
本当は、星座の境目生まれの人は、生まれた年、さらには時間まできちんと確認すると、前の星座なのか後の星座なのかはっきりするわ。
で、ご質問だと「蟹座なのか獅子座なのか分かりません。どっちの性格も合わせ持ってるんでしょうか?」とかすごーくあるあるなんだけど、
理論的には
太陽星座は1つのみ、2つにまたがり、どちらの気質も合わせ持つことはない。
でも、よくあるのが「どっちの占いも当てはまる」って人。たとえば、蟹座と獅子座の境目の7/22生まれで「蟹座らしく母性本能が強くて身内びいきだし、獅子座らしく親分肌と言われし派手好き」とかね。
この種明かしは、簡単にいえば「太陽以外で個人の性格や運勢に関わる天体や感受点が隣の星座にいて、そちらの性格を強く自覚している」多いのは特に、太陽が前の星座の29度台だと、その天体の効力を発揮しにくいから、ほかに強い天体があるとそっちの気質が表に出やすいし、自覚しやすくなるのね。
あとは、生まれ時間によって分かる「ハウス」のカスプとの兼ね合いがあるけど、それはもうすこし難しい話だからここでは割愛。
星座の境目の日に生まれたら……?
とりあえず、自分の誕生日が星座の境目で、本当の太陽星座を知りたい人には、今までは
「ホロスコープを出したい」人用のアストロディーンストをおすすめするわ。
ジョナサンケイナーのホロスコープ計算
https://www.cainer.jp/info/cuspcalculator.html
あの有名なジョナサンケイナー大先生の公式webサイトよ。ちなみに彼の占いのライセンスやなんかは、今は甥っ子のオスカー氏が引き継いでるみたいね。
生年月日に加えて「生まれた時間」が分かると完璧。母子手帳があればそこに記載されてる何時何分まで確認を。なければ、母親に聞けるなら聞く。ダメなら「出生時間不明」を選ぶこと。選ぶと、その日の12時生まれということにする決まり。
じゃ、これからちょっとずつ「そろそろ星占いでいろんな占い師の言うことに右往左往するより、自分でもホロスコープ読めるようになりたい」と思ってる人向けの記事も出していくわね。