(1)では、運を信じない人たちについて話したけど、今回は逆に「運」を信じる人たちについて。その中でも先に「運が悪い」と思ってる人たちについてね。
成功者ほど「運」を信じる
現実世界で成功してて人間的にも凄いなって人って、みーんなスピリチュアルじゃない?
松下電器、かつてのナショナルで今のパナソニックに繋がるあの大企業の創業者の松下幸之助なんて、成功哲学の祖みたいなもんよね。
★「運がいい」と言う人は運がいい以上に「人がいい」
有名な話で、松下幸之助は自社の採用面談で「貴方は運がいいか?」って尋ねて「運がいい」と答えた人だけ合格にしてたんですってね。
そりゃそうよね。わざわざ、運が悪いって公言してる人を採用したら会社も運が悪くなりそうじゃない?だからまあ、松下幸之助じゃなくて普通の人事担当の気持ちになってみてもさ「私は運が悪いんです」なんて人は採用したくないってのはあると思うのよ。
でも、アタシもきちんと本読んだわけじゃなくて松下幸之助崇拝してる人たちからの受け売りなんだけど「運がいい」って答える人はポジティブで人生のいい面に目を向けられる、他人や与えられた環境に感謝できる人だから、ってのが真意らしいわよね。
★傍目には恵まれてるのに「運が悪い」と自称する人は傲慢なのかも
例えば、いい家に生まれて有名大学の経済学部を氷河期終わって売り手市場の時期に卒業して新卒は大手に決まった人がいたとしてさ。さらにイケメンで美人の恋人がいるとする。
もう、それだけでも運は抜群にいいと思うじゃない?ところが、そんな恵まれてるのに、まだまだ不平不満ばかりの人も世の中にはいるのよね。
六大学卒業しててTOEICも高い点なのに「本当は留学したかったけど、親が許さなかった」とか、大手企業入ったのに「やりたい仕事がやれなかった。自分の才能が生かせなかった。上司に恵まれなかった」のが転職の理由とか。
美人の彼女いるのに「もっと綺麗なモデルを口説いたけど相手にされなかった。たまたま、そのとき俺より背が高くてカッコよくて金持ちの友達が一緒にいて、そいつに取られた。そいつさえ連れていかなければ」とか。
そういうのを「運が悪い」って言ってる人が世の中には一定数いるわよね。
世の中、上には上がいるから向上心を持つこと事態は素晴らしいことではある。だけど、ぶっちゃけ「何を贅沢言ってるの?」だし、その「贅沢」が言えるのは生まれ持ったものに加えて、自分の努力もあるけど、かなり周囲にも助けられてるはずなのにそこに思いが至らない人ほど「ツイてない」「運が悪い」と思い込みやすいのね。
そういう人は最初は持ってるものやそこそこある実力や恵まれた容姿なんかでチヤホヤされるけど、その感謝しない性格が見えてくるとがっかりされたり、面接でお祈りされたりしつつ実社会でのアドバンテージは歳を重ねるごとに減っていくわけよ。
さらにはスピリチュアルな面では当然、言霊や引き寄せ的にも、ネガティブな思い込みは「ツイてない」「運が悪い」スパイラルを生み出して、本当に言葉通りの現実を生きることになっちゃうのよね。
続く。