運命の人は何人もいるシリーズの第3弾は、ちょっと後ろ向きな話だけどニーズがあるようだし、どんな経験も一つもムダがないってのを説明するのにどーしても必要なんで、
短い期間で終わった恋愛・片想いやセフレのまま終わった関係
についてね。
※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。
【辛口オネエの「運命の人」シリーズ】
運命の人は何人もいる(1)【ツインソウル・前世・それ以外】
運命の人は何人もいる(2)運命じゃない人と結婚することもあるの?
運命の人は何人もいる(3)短い関係・結ばれなかった関係もやっぱり運命?
運命の人は何人もいる(4)シングルマザー編:子供の父親ってどんな縁だったかというと
■強く惹かれたけど身体だけだった関係の意味
ここで説明するのは運命に強く影響する関係の話なんで「自分でも、ついうっかり気が緩んでたし、酔ってたし、一夜で終わったけどまあいいや!」な相手とかは除外ね。
★あのときは燃えたけど、今はなんとも思わない彼。なんだったの?
ちなみにそういう相手は西洋占星術で相性見たとき、出生図同士では特にこれといった引き合いがなくて、でも
「関係が深まった時期」を観ると、お互いのプログレス(進行)のホロスコープ同士で、強く惹き合うようになってたり、トランジットでお互いに「恋したい!人肌恋しい!」
ってなってたりするのね。
あとは、アタシがこれまで紹介してきた中ではハーフサムは相性にしかつかってないけど、ハーフサムは個人の人生にいつ何が起きるかを占う運命鑑定にも使えるのね。
で、「あのときは強く惹かれてこの人と結婚しないと死ぬ!くらいに思ったけど、あれはなんだったのか。自分がよく分からない。黒歴史だぁ」な相手はだいたい「この時期だけ惹き合う」ようになってただけってわけね。
決してその出逢いがムダだったわけじゃなくて。例えるなら旅先で道に迷って疲れ果てた旅人が、お客が来なくて来月の水道光熱費払えない辺境の民宿にたどり着いたらお互いにそのときはすごくありがたいじゃない?
でも、旅人は身体をしっかり休めて正しい自分の行き先に向かえて、ステキなホテル泊まったら、世話にはなったけどあの辺境の民宿にまた戻ろうとは思わないし、民宿もあの迷ってきただけの旅人に常連になってもらおうなんて思いもしない。
だけどお互いの出逢いがなかったら旅人は道端で野宿して凍え死んだかもだし、宿屋は廃業してたかも。でも、そのときをお互いに乗り越えて、旅人は正しい目的地へ、宿屋も危機を乗り越えてやっていける。次への「橋渡し」「つなぎ」として必要だったって縁もあるのよ。
★短く終わった・結ばれもしなかったけど忘れられないあの人は?
でも、何年も前に自分からアタックしてなんとか付き合えたけど、3ヶ月もしないうちに彼から「やっぱり無理」と言われたとか。
向こうから猛アタック受けて、でも一度お泊りデートしたらその後「実は彼女いるんだゴメン。これからもいい友達でいてください」って言われてふざけんな!とか。
合コンで知り合って連絡先交換してしばらくLINEしつつ2人で食事も行ったけど、自分は彼を好きになったけどついに未読スルーされるようになったとか。
片想いで想いを伝えられないまま何年も経ってしまって、彼はもう結婚して妻子もいるのに、未だに好き、だとか。
「もう、縁はないんだろうけどどうしてあの人はいつまでも私の心の中にいるの?やっぱり運命の人だったんじゃないかしら?」
って相手。こういう相手も「広い意味では運命の人」だし、袖すり合うも多生の縁のソウルメイトではあるんだけど「結ばれないことで学びを得る」縁だったりするのよね。
★結ばれなかった相手への未練は「滑り止めのくせに落としやがって!」のムシャクシャ程度
相手のことを自分から好きになって振られたとかだと、どーしても被害者意識で「傷つけられた、悲しまされた」と感じて心の傷になってるかもしれないわよね。でも、実はそれはすごく狭い視点でその「好きになったけど結ばれなかった」現象だけを切り取ったからで。
もっと大きな視点で見たら、その経験を必要としてたから、相手が出てきて「振る役を演じてくれた」のよ。振られたからこそ執着してるだけで、その彼は、実は結ばれてたら自分から振ったかもしれない。
例えるなら、受験で本命校だけ受けるんじゃなくて、本命校より前に試験がある滑り止めとか「あわよくば受かれば行きたいし、受からなくても本命校受験のいい肩慣らしになる」と思って本命校と同レベルの他の学校受けたりするようなもんね。
受かっても受験料振り込まないんだけど、落とされたら落とされたでショックだったりする。滑り止めだと「あの程度の学校に落とされるなんて!」ってショックだろうし、本命校にも受かるか不安になるかもだし、本命校と同レベルで受かればそっちでもいいかな、に落とされたらそれはやっぱりショックよね。
でも、実はそういう「本命以外」に落ちても本命は試験の傾向が異なってちゃんと合格したりするし、逆に本命落ちて滑り止め受かったけど、結果的に合格できた学校こそ自分と相性良かったりする。
今は学校の話に例えたけど、ほかには就活で落とされた会社の製品やサービスはその後何年経っても絶対使わない!って人がときどきいるけど、でもその会社以外に就職してふつうに社会人になれてるなら何も問題ないし、本人1人が密かに不買運動してても、別にそれは自分の選択なんだから好きにすればいいのよね。
恋愛も同じ。縁のなかった相手も、本命と出逢ってきちんと恋するための「肩慣らし」の相手役を引き受けてくれたのよ。
そして、いつまでも忘れられなくても、そりゃ忘れられたほうが楽だし、運気的にも本当は綺麗さっぱり忘れるのがいいんだけど、無理に忘れられなくてもぜんぜんいいの。
「私は◯◯のシャンプーは絶対買わない。CM見たり店頭で見かけるたび、もう10年も前だけど面接で落とされたの思い出してムカムカする」ってのと変わらないのよ。ムカムカしたらテレビならチャンネル変えて、店頭なら別のシャンプー買えばいいだけ。
で、その会社には「肩慣らしの役目」を運命的に引き受けてくれたことを思い出せて感謝してできるといいし、結ばれなかった相手にも「本命との恋の前に、いい経験をありがとう」って思えるようになるといいんだけどねん。
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