ベッカムってあんなに貴公子っぽいけど、お父さんは配管工でお母さんは美容師で、ぶっちゃけ労働者階級の出身だったんですってね。
なんだかんだで古今東西のスーパースターって、最初から上流階級ですべてが満たされた環境に生まれついた人よりも、ハングリー精神があって野心家だったタイプって多いと思うのね。
「月」は男性でも本人の素の姿や本音、人には言わないけど心にはそっと抱いてる願望や価値観も表すんだけど、ベッカムも当然、階級社会のイギリスで、成功したい!って意思はあったはずで。
彼はその野心をサッカーの実力で達成したところで、モテモテの状態になって、選べる相手はいくらでもいて。
で、ようやく本題。
■選び放題の彼がなぜビクトリアを選んだのか?
ベッカム氏、大願成就へ。MLS参入が承認目前とコミッショナー認める
元イングランド代表のベッカム氏らがオーナーを務めるサッカークラブが、MLS承認を認められる見通しになった。https://t.co/oe2OuWFd8Y pic.twitter.com/3eT7k3qlmF
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) August 3, 2017
(1)でも話したように、
彼はそもそも「トロフィーワイフ」を得やすいタイプだったのよね。彼の出生図だけ観ても、相手がヴィクトリアだって知ってる状態で占ってるからそりゃ先入観が入りまくりではあるけど、やっぱり彼がお相手選び放題だって言っても、例えばヴィクトリアとレディガガとシャラポワとどっかの王女様の中から選ぶとしたらヴィクトリアなわけよ。
★占いの限界が表れたパターン
ヴィクトリアって、超人気アイドルグループのスパイスガール出身で、ちょい顔立ちが日本人の思うかわいいかとかキレイとは合致しないけどやっぱりスタイルは抜群だし美人の部類には入るわよね。
スパイスガールでブレイクするまでには、そりゃ向こうの芸能界や女同士の足の引っ張り合いや中傷合戦やなんかもあって、それに負けずに第一線で活躍してきたわけだから、顔も強そうだけど、中身もやっぱり強いだろうし、何より「野心」がなきゃあそこまでにはなれないと思うの。これは、彼女のホロスコープを観るまでもなく、誰でも想像付くじゃない?
トロフィーワイフに相応しい世界的アイドルで、野心家でって、その時点でヴィクトリアはベッカムの理想の女性像と合致してるわけだけど、でも、似たような野心家で世界的に人気で、なおかつ美しい女性は彼の周りには山ほどいたはずで。
でも、最後の決め手は占星術上のうんぬん以前に、
ヴィクトリアの出自がベッカムにとって「ちょうどよかった」のが、あるんじゃないかしら。
『イングランド、エセックス州のプリンセス・アレクサンドラ病院で生まれ、高級住宅地であるハートフォードシャーで育った。父アンソニーは電子工学の技術者で[1]、裕福な家庭であった。しばしば高校へロールス・ロイスで送り迎えして貰っていたが、他の生徒から当惑されたため学校の近くで降ろさないように頼んでいたこともあった[2]。また学校では浮いた存在で、いじめを受けたという。「友達なんか1人も居なかった」とインタビューで答えている』
(wikiより)
ベッカムがイギリス生まれじゃなかったら、労働者階級生まれじゃなかったら、同じ出生図の持ち主で同じような女性の理想像の持ち主でも、
違う相手を選んだかもしれない。
ベッカムが日本人で、あまり裕福じゃない家庭の生まれだったら、成功したうえで、同郷の、たとえば同じ団地育ちでいつの間にか実業家として成功してた幼馴染の美人社長とか、逆に海の王子みたいに皇族や旧華族の血筋の良さに惹かれて、とかもあったかもしれない。
でも、ベッカムが生まれたのは階級社会のイギリスで、この時代でもまだ、階級を大きく飛び越えた結婚には困難が伴う社会で、労働者階級で。
だからこそ、野心家なら階級を上がりたい。よほどじゃなければ労働者階級同士での結婚なんて、嫌だったかもしれない。現に、ヴィクトリアは労働者階級よりはうえの中流階級出身で。
さすがに王族や貴族とは結婚できないけど、スパイスガール時代に「上流階級風の」って揶揄とはいえやっぱり「さらに上」を意識してたヴィクトリアが、ベッカムの出自からして少しだけ背伸びして手の届くちょうどいい相手だったんじゃないかと。
こういう部分も無理やりこじつければベッカムの出生図から読み取れるのかもだけど、とりあえず余程の重箱の隅突きや独自理論を展開せず、真っ当な読み方をすれば「中流階級出身の奥さん」まではさすがにねー。
そうそう、あとでビクトリアの出生図を読むけど、ベッカムの月は10室カスプと合で山羊座で、典型的なバリキャリウーマン像なんだけど、ヴィクトリアって自分のブランド持ってビジネスウーマンとしてバリバリやってて、これまた理想像にビンゴ!だったのもあるわねん。