お賽銭金額は何円が正しい?お賽銭の由来と縁起の良い金額を解説!

お賽銭の金額は「5円」が良く、「10円」は良くないなど言われますね。あなたは神社にお参りするとき、賽銭箱にお賽銭をいくら入れていますか?今回は、実際にお賽銭金額はいくら入れるのが良いのか、お賽銭の由来や縁起が良い金額、正しいお賽銭の作法について紹介していきます。参考にしてくださいね。

お賽銭の由来はお礼とお清めにあった

お賽銭は現在ではお金をお供えしていますが、昔はお米や海の幸・山の幸がお供え物でした。お賽銭の由来は神仏に恩恵を受けたことへの「お礼参り」にあります。お賽銭の「賽」はそれを意味している字になります。お米などの代わりにお金をお供えする形式になったのは、近年になってからのことです。

また、お賽銭は神仏へのお礼参りの他にも、自分の身を清めるためもありました。お金に自分の罪や穢れを移して、神社やお寺の賽銭箱にお供えをして身を清めるためでもあったのです。

お賽銭金額で縁起が良い金額はいくら?

お賽銭の本来の意味は神仏へのお供え物となるので、お賽銭金額も縁起が良い金額にする方が良いでしょう。風水・語呂合わせから見て良い金額がおすすめです。

風水において縁起の良いお賽銭金額

神仏と風水の関わりは深いのでお賽銭の金額を風水で縁起が良いとされる数字に合わせると、神仏への感謝の気持ちを表せます。風水で縁起が最も良い数は、金運アップ効果が高いい5・9になります。お金についてのお願い事がある人は、5円・9円・50円・90円のお賽銭金額が向いています。
神様とのつながりが良くなる数字に「天の数」があり、それは3・6・9になります。どうしても叶えてほしいお願い事がある人は、120円のように1+2+0=3と各桁を足して3・6・9になる金額をお賽銭にしてみてください。

語呂合わせにおいて縁起の良いお賽銭金額

語呂合わせで縁起の良い意味を持つ数字も、お供え物としても良いお賽銭金額になるでしょう。語呂合わせには次のようなものがあります。

語呂合わせではないのですが、真ん中に穴が開いている5円硬貨・50円硬貨も縁起が良いとされています。「見通しが良い」という理由から来ていて、こちらもお賽銭金額に向いています。

お賽銭で縁起が悪い金額はいくら?

お賽銭の金額に10円が良くないとされているのは、語呂合わせから考えられています。縁起が悪い金額にするのを避けたい人は、他の語呂合わせで縁起の悪い金額も知っておきましょう。

お賽銭を硬貨で奮発する際に500円硬貨を入れる人がいますが、500円も縁起が悪い金額に入るのです。500円以上の硬貨は存在しないので、つまり「効果がない」という意味になります。

知っておきたいお賽銭の作法!お賽銭がお札の場合は袋に入れる

お賽銭を思い切って、1,000円・5,000円・10,000円札にしたい場合もあるでしょう。お札をお賽銭で入れる時に、あなたはお札をそのまま入れていませんか?
実はお札をそのまま入れてしまうのは、神仏に対して失礼になってしまうのです。お賽銭をお札にする場合には、絶対に袋に入れてお供えしましょう。お札を入れる袋は白い封筒やポチ袋になります。
お札でのお賽銭の正しい作法は、袋に入れる以外にも約束事があります。

個人情報などあまり知られたくないのなら、お札でのお賽銭は止めた方が良いかもしれません。お賽銭で大切なことは神仏へお礼をすることなので、金額が安いか高いかは関係ないです。お札をお賽銭にするのが不安な人は、硬貨をお供えするようにしましょう。

神社での参拝作法・お賽銭箱への入れ方

お賽銭の作法は参拝方法も注意が必要ですが、賽銭箱に入れる時も気をつけなくてはいけません。お賽銭を賽銭箱に投げるように入れてしまいますが、これは正しい作法ではないのです。お賽銭は投げるではなく、置くように入れるのが正しい作法となります。

参拝方法も含めて、神社を参考にお賽銭の作法について解説していきましょう。

古い神社である出雲大社などは参拝時に二礼二拍手一礼ではなく、二礼四拍手一礼の場合があります。

初詣で混雑していると焦ってお賽銭を賽銭箱に投げ入れてしまいますが、きちんと賽銭箱に置くように入れるようにしましょう。

最後に

お賽銭金額に悩んだら、ご紹介した金額を参考にしてみてください。縁起が良い数字の金額にしたら、神仏へのお礼にふさわしくなります。正しい作法でお賽銭をお供えして、神仏との良いご縁を結びましょう。

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