「恋愛には努力が必要」「愛される方法を考え続けなくちゃダメ」などと、恋愛にはさまざまなハウツーが存在します。けれど、それらのハウツーを鵜呑みにしてしまうあまり、恋愛そのものが八方塞がりになってしまうことはありませんか?もしかするとそれは、あなた自身が恋愛に対する誤解があるのかもしれません。私たちがついつい恋愛に対して誤解してしまっていることを理解して、恋愛をもっと軽やかに、そしてスムーズに楽しんでいきましょう!
1:「恋人にべったり」じゃなくていい
相手と厚い信頼関係を築き上げていくことは、どんな関係にも大切なこと。でも、ちょっと会えないだけで「もう、私死んでしまいそう……」「恋愛をしていなきゃ、やっていられない」などと、自分を見失ってしまうような依存状態になってしまうのは考えもの。
本当に心の奥底から信じ合えることができているようなパートナーであれば、お互いの存在が癒しや励みとなるだけではなく、時には刺激を与え合えたり、相手がいることでひとりでは考えつかなかったような斬新なアイデアを思いついたりする。……そう、ある意味恋人の存在って「たったそれだけのこと」ではないでしょうか。
だから、必要以上に恋人の存在に頼ってしまったり、べったりとくっついている必要なんてないのです。
2:「しんどい恋愛」をする必要なんてない
恋愛であれこれ悩んで怒ったり、泣いたりすることは誰にでもあること。けれど、恋愛って本当はもっと軽やかに気楽に楽しむものではないでしょうか。そう、恋愛ってもっと「自由」でいい。
そこにあなたにとって「運命の人」と呼べるような素敵な出会いがあれば、あなたの人生はよりカラフルになっていくはずです。
もし、あなたがいま現在「しんどい恋愛」をしているとしたら。相手に原因があると思っているかもしれませんが、もしかするとあなた自身にも何か原因があるのかも。もしくは、(相手にも共通する)あなた自身が自分の短所だと思っている部分を見つけた場合にきつくあたってしまう場合にも辛くなってしまうことがあるでしょう。
3:自分を押し殺す必要なんてない
誰かのことを大切に思う気持ち、大切な人のために行動を起こせる人はとても素敵です。けれど、まずは誰かを愛する前に自分のことをもっともっと大切にしてあげましょう。そうでなければ、心の底から誰かのことを愛することは難しいはず。
「本当は好きじゃないけれど、彼が好きなら仕方がないよね」
そんな理由で、相手の幸せばかりを優先してあなたが疲れきってしまう必要なんてないのです。相手が何を求めているのかをきちんと理解してアクションを起こすことも大切ですが、まずは何よりもあなたが心地よくいられるような恋愛を楽しめる自分であることを最優先しましょう。
4:恋愛で寂しさが癒えるわけではない
「仕事ばっかりもつまらないし、そろそろ新しい彼氏がほしいな……」
そう思う方がもしかするといるかもしれませんが、恋愛はあなたの寂しさや暇を埋めるための手段ではありません。寂しさや暇を埋めたいというだけの恋愛にあるのは、愛情ではなく飢えや渇きに近いものではないでしょうか。
3の項目でシェアしたような「本当に自分のことを大切にできている人」は、たとえどんな状況であっても自分がもっとも優先すべきことにフォーカスできます。そして恋愛は、誰かを愛することで「私って、こんな風に動くことができるんだ」などと、自分自身への理解を深めることができます。決して、「嫌われたらどうしよう」などと、相手の顔色を伺いながらあれこれ働きかけるものではないのです。
もし、あなたに長年恋人がいなかったとしても、またいつかあなたにとって最高の出会いは必ず訪れます。だからこそ、「恋人がいることがステータス」だなんて見えない誰かの考えに押しつぶされないで。
5:恋人がいたら幸せになれるわけではない
勘違いしている人がとても多いと感じるのが、「恋人がいて幸せ♡」だということ。たしかに、恋人がいるからこそ感じられる幸福感はたしかにあります。けれど、だからと言って恋人に幸せにしてもらおうという「奪う愛」にはしってしまうのは、健全な恋愛関係とは言えません。
お互いにフェアであるからこそ、本当の愛が生まれていくのではないでしょうか。
6:「愛の形」にこだわる必要なんてない
デートのタイミングや愛情表現の仕方など、恋愛のスタイルや愛の形はさまざま。そして恋の始まり方や終わり方だって、それぞれ違っています。だからこそ、時には相手のことを恨みたくなるような恋の終わり方やいつまでも忘れられない大切な人との出会いだってあるはずです。
私たちはいつでも、いま現在好きになっている人のことを「運命の人」だと、どうにかして信じ込もうとしてしまいます。けれど、愛は風のように透明でさわやかに流れていくもの。だから、付き合いたての頃は意気投合できていたとしても、時には別れが訪れることがあるのです。
そんな去ってしまった愛を大切にし続けるのは、時間の無駄です。たとえ、すべてを失ったような感覚を覚えたとしても、また新しい風は何度も吹いてきます。そして、その風とともにやってきた素敵な出会いをキャッチすればいい。「愛の形」にこだわりすぎる必要なんてないのです。