【アスペクト】135度★セスキスクエア/セスキコードレートとは?【西洋占星術講座】

セスキスクエア/セスキコードレートとは?

セスキスクエアは、二つの天体が135度の角度をなすアスペクト。セスキコードレートともいう。

セスキスクエアは、スクエア(90度)とセミスクエア(45度)の合計で、両方のアスペクトの特徴を併せ持つ。

スクエアは、対立や葛藤を示し、セミスクエアは、ストレスや緊張を示す。そのため、セスキスクエアは、ハードなアスペクトとして分類される。

セスキスクエアは困難や障害に直面することで成長するチャンスを表す。ただ、自覚するのが難しいため克服するのが困難で、出生図でもトランジットでも相性でも、ネガティブな捉え方をされる・注意すべきアスペクトとみなすことが多い。

135度のアスペクト例

【ネイタル】水星×キロンの135度

“フットインマウス”に要注意

フットインマウスは英語では”foot in mouth”話しているときに無意識に失礼なことや間違ったことを言ってしまうことを表す。例えば、相手の年齢や体型について不適切な発言をしてしまったり、自分の知らない秘密を暴露してしまったりすることで、日本語では「口が滑る」という表現に近い。

この水星キロンの135度を持つ人は、話す前に一度立ち止まって、自分や他人の意見を考慮することを学んでこなかっま人の可能性がある。

幼い頃に誰かに精神的に残酷なことをされたのかもしれない。親や重要な養育者やがいなかったために、社交的な礼儀を学べなかったのかもしれない。

ただ、ネイタルでこのアスペクトを持つ人でも、意識して話す前に考え、他人の視点を考慮し、注意深く耳を傾けることを訓練すれば、この欠点は克服できる。

【ネイタル】太陽×火星の135度

行動に心理的なブレーキがかかりがち

ネイタルの太陽と火星が135度になっている人は、他のアスペクトにもよるものの、行動を起こすときに何らかの心理的なブレーキがかかりがちに。誰にも禁じられていないのに、なぜか自分で自分にその行動を禁じてしまうような影響がある。

ただ、アスペクトには吉凶はなく、135度は扱いにくいアスペクトではあっても、楽天的過ぎる性格の人にとっては、プラスに働くこともある。考えなしに大胆な行動をして失敗する前に「ちょっと待てよ」と立ち止まり警戒することで、大きな危険から身を守れるかもしれない。

ただ、他のアスペクトで慎重派、悲観的、考え過ぎるなど、全体的にそもそも腰が重く、物事を思い立ってから動くまでに時間がかかる性格であれば、このアスペクトがあるとますます『動かない人』になる。周囲からは「いつも言い訳ばかりをして、行動しない人』と思われるかもしれない。何をするにしても、できない理由や、失敗の可能性がまず頭をよぎる。こちらに当てはまる人は、意識して物事のポジティブな面に目を向けること、勇気を出して行動してみることを心掛けたい。

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