夫婦別室とは、寝室を別にする夫婦のことをいいます。みなさんは夫婦が別室で眠ることについて、どう思いますか？どんなに仲が良くても、恋人から夫婦になるとちょっとしたことが気になったりストレスを感じたりします。特に、睡眠に関してはパートナーのいびきや寝相などに悩みを抱えている人は多いです。今回は夫婦が別室になる原因や理想の間取り、同室で快適に過ごす工夫、別室から同室に戻す方法などについてご紹介いたします。
夫婦が別室になる原因って？
夫婦が別室になる原因は様々です。冒頭でも触れましたが、いびきや寝相が原因で別室になる夫婦は多いです。その他に、夏や冬などの冷暖房が必要な時期には体感温度のズレが原因で別室にするケースがあります。この場合は期間限定で別室にする夫婦もいるのではないでしょうか。
また、子供が生まれてから別室になるという夫婦も多いです。赤ちゃんの頃は夜泣きもあるので「夫に気を遣って別室に・・・」というケースや、反対に「夫のいびきがうるさくて赤ちゃんが起きてしまう！」という人もいます。さらには、起床時間が異なるため、「（別室だと）自分だけ早起きする感じにイラっとしなくて済む」との意見も。
夫婦が別室で眠るとレスになる可能性も・・・
夫婦が別室で眠る理由は様々ですが、いわゆるレスになる可能性もあります。別室だとなかなかタイミングを計るのは至難の業。一度別室で眠ることに慣れてしまうと、その快適さから、以前のように夫婦同室で眠るのに戻すのは難しいようです。
夫婦が別室で眠るかどうかはレスになる可能性があると踏まえた上で、しっかり話し合いのもと決めることをおすすめいたします。
夫婦のベッドが別なのはアリ？同室で快適に過ごすには？
別室まではいかないけれど、夫婦のベッドは別という場合もありますね。ベッドが別であればお互いにスペースで気を遣うこともありませんし、しっかりとコミュニケーションをとることも可能です。寝相の悪さに悩んでいる人は、ベッドだけ別にするという手もありかもしれません。
また、間取りの問題で別室にできないという場合におすすめなのが間仕切りできるラックやパーテーションです。同じ部屋にいながらも、自分の領域をしっかり確保できるので快適に過ごすことができますよ。夫婦が同室で快適に過ごすために、耳栓やアイマスクなどの小物も積極的に取り入れてみてくださいね。
夫婦が別室で過ごす理想の間取りはある？
別室で眠っている夫婦は全体の約４割を占めていると言われています。それでは、夫婦が別室で快適に過ごす理想の間取りについて考えてみましょう。間取りは後から変更することは出来ないので、マイホームを考えている方は特に慎重にならなければいけませんね。
まず寝室は他の部屋からの音が気にならない、寝室からの音が出ないような配置がおすすめです。３階建ての一軒家で子供もいる…というケースの場合、階数を分けるというのも一つの手です。１階は子供たちの寝室、３階に夫婦それぞれの寝室という風に中間階をつくるのがおすすめ。夫婦それぞれの寝室が隣でも、収納スペースがあるため音の遮断性が高い間取りも良いですよ。道路側に面している部屋は自動車の騒音が気になりますよね。フェンスやサッシなど遮音性の高いものが配置されていると良いでしょう。
夫婦が別室は寂しい！同室に戻るには？
悩みから解放されるために別室で眠るようになったものの、「夫婦なのに別室は寂しい！」と感じる人はいます。とは言え、同室に戻したいと考えた時にどうしたらいいでしょうか。同室に戻る方法を考えていきましょう。
同室に戻る方法①模様替えをする
自然な方法として同室に戻す方法が、模様替えをすることです。自分の寝室として使っている部屋を何か他の部屋にしてしまうと良いでしょう。
同室に戻る方法②子供部屋を与える
模様替えと理屈は同じですが、子供部屋を与えることで自分の寝場所を無くす方法です。子供も自立心が湧きますし、夫婦は同室に戻る・・・まさに一石二鳥ですね。
同室に戻る方法③素直に気持ちを伝える
少し気恥しいかもしれませんが、同じ部屋で眠りたいという気持ちを素直に伝えましょう。「別室で眠っているとどうしてもコミュニケーションが不足するから」という理由を付けるとより納得してもらえるのではないでしょうか。
同室に戻る方法④気分転換を口実にする
タイミングが掴めず、素直な気持ちを伝えるのが恥ずかしいという人におすすめなのが気分転換を口実にすることです。「気分転換にここで寝ようかな～」とパートナーの部屋で眠る準備をしましょう。徐々に同じ部屋で眠る回数を増やして、いつの間にか戻していくスタイルですね。
最後に
いかがでしたか？別室で眠る夫婦は全体の約4割。質の高い睡眠のためには、どんな環境で眠るかが重要です。夫婦が別室で眠るか、同室で眠るかを決めるのは自由です。また、快適であるかどうかだけでなく、正直な気持ちを伝えてコミュニケーションをしっかりとることも大切です。お互いに気持ちの良い朝を迎えられるように工夫したいですね。