【なんでも否定する男】バックナンバー
（1）君の言うことをなんでも否定する「彼氏」の心の声を代弁するね
2回目の今回は、君の言うことをなんでも否定する彼氏の心境について。
まず、彼が「誰に対しても」否定的な言葉を放つタイプだとしたら、これはもしかすると彼の生まれつきの性格や考え方がネガティブなことが理由で、他人にはどうすることもできない可能性がある。
※辛口オネエにこの「否定的な発言をしがち」な生まれつき、つまりは星回りがあるのか、あるならそのタイプと対処法を教えてほしいと伝達しておいたから、少ししたら「生まれつき」否定的な彼への対処法も読めると思うよ。
だけど、彼がもし他の人達には意見を合わせるのに君にだけ否定的だとしたら、以下のどれかに当てはまるかもしれない。
■君にだけ否定的な彼、その理由
1. 君を下に見ている
これは、交際の開始が「君からの告白」だったり、身体の関係が先行した交際の場合によく起きることだ。彼は、君との関係においては確実に自分のほうが立場が上だと思い込んでいる。ほかの、対等あるいは相手のほうが上と思っている相手との会話では、本当に否定したいことを相手が言っても「なるほど。でも、僕は」なんてまず肯定しているだろう。相手が目上なら「さすがですね！いやぁ、実は僕はーーと思ってたんですが」なんて相手を持ち上げすらする。
でも、君に対しては良くも悪くも気を許しているからこそ、君にどう思われるかを計算しない。思ったことを反射的に口にしてしまう。彼が元々、否定的な発言をする人で、ふだん外面がよくて他の人とのコミュニケーションに問題がないなら、その反動もあって君には否定的なことばかり言ってしまうんだ。
彼の本性を知りたければ、彼が自分の母親や、もしいるなら姉妹とはどのような会話をしているかチェックしてみよう。まだ、彼の家族に会わせてもらってないなら、その機会が来たら要チェックだね。
もし、彼が女性の家族にも否定的な口をきいているなら、彼にとってはそれがふつうで、残念ながら改善の余地も少ないけれど、ある意味安心していい。見下されている可能性はあるけれど、君の立場は彼にとって「家族同様」気を使わなくていい存在だと証明されるわけだから。
もし、家族にもふつうの口をきいていて、否定的な話し方が完全に君にだけ向けられたものだったら、喧嘩別れも覚悟で、一度彼ときちんと話し合ったほうがいい。彼に愛情があれば、当然努力をして君への話し方を改めてくれるだろう。
改めてくれない彼なら、君から離れることを選んだほうが幸せかもしれない。世の中には、君を心から愛しく思い、何でも肯定的に受け止めて、いつも君を見て幸せな気持ちにさせてくれる男もいるはずだから。
2. 君に劣等感を感じている
君のほうが収入が高い、学歴が高い、彼と同じ仕事をしていて君のほうが役職が上だったり知識がある、彼と仕事は違うけれど君の仕事のほうが社会的地位が上だったり。これらを気にせず、むしろ自慢にする男もいるけれど、もしかしたら君の彼はそのことに引け目を感じているのかもしれない。
決してそんなつもりはなくても、君も彼との会話で彼の劣等感を刺激している可能性がある。ごく当たり前に、会社の上司と同僚とで行った店の話をしただけなのに、彼の会社でいつも行く店より格上でお金がかかるとしたら、彼はそれだけでも引け目を感じているかもしれない。
彼が高卒で君が大卒だったら、君がふつうに「大学時代の友達が」と言っただけで「大学、ってわざわざ言うなよ。学生時代、でいいんじゃね？」なんて、心の中で思っていたりする。信じがたいことだと思うけど、そんなちょっとしたことの積み重ねで彼は「彼女より社会的に劣る自分」に、苦悩しているかもしれないんだ。
そして、君に接するときはいつも無意識なんだけど、少しでも劣等感を減らすために「君の自尊心を削る」発言をしてしまう。
こんな彼に変わってもらうためには、君にとっては理不尽に思えるだろうけど、とにかく彼の劣等感を、君の言葉や態度でしっかり払拭して、自信を持たせてあげるのが一番だ。
例えば、彼が学歴や収入にコンプレックスがあるなら「私はそれを気にしない」そして、彼のそれら以外で「社会的に、男性として評価される資質」を見つけて、褒めるというより「尊敬している」と示してあげよう。根気よく、何度でも彼がちゃんと信じるまで。
君に対して劣等感を抱く必要がないと分かれば、彼は君が何を言っても素直に受け止められるようになるはずだよ。
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