秋の星座 アンドロメダ座の神話

  1. 明るいうずまき銀河

    秋の星座としてはとても有名なアンドロメダ座。夜中に真上に見える「ペガサスの大四辺形」を見つけることができれば、アンドロメダ座もすぐに見つかります。この四辺形の左上の星から北に伸びた星座がそれです。

    アンドロメダは姫の名前ですが、この姫の腰のあたりにあるのが「アンドロメダ銀河」です。とても明るく、肉眼でも良く見えるのが特徴です。双眼鏡を覗いてみると、細長く伸びた光のラインや、周囲に寄り添う小さな銀河の姿が見えるはずです。小さな銀河が二つ付属していることが分かります。

  2. アンドロメダ座の神話


    エチオピアの王であるケフェウスと王妃のカシオペアの間には、美しい王女アンドロメダがいました。母のカシオペアはわが娘アンドロメダをとても可愛がっており、何よりの自慢でした。

    ある日カシオペアは自慢のあまりに、わが娘は海のニンフである50人のネーレイデスより美しいと高言してしまいました。これを聞いて怒ったのが、ネーレイデスの父である海の神ネーレウスです。彼はカシオペアを恨み、大海原の神ポセイドンに助けを求め、エチオピアに災いがあるように祈りました。

    それ以来エチオピアでは洪水や津波が国を襲い、人々は大いに苦しむ事となりました。なんと怪獣が海岸に出没するようにまでなってしまったのです。慌てたケフェウス王は災害を沈め元の国に戻すにはどうしたら良いのか、神託を求めました。神の答えは「アンドロメダを化け鯨ティアマトに捧げよ」というものでした。

    愛しい娘を生贄として怪獣に差し出すのは、王にとってつらい決断でした。しかし国を守るためには仕方のないことです。アンドロメダは海岸の大きな岩に鎖でつながれ、ティアマトが来るのを待つばかりとなりました。そこへ旅を終えて帰途についたペルセウスが通りがかりました。

    天馬に乗ったペルセウスは、上空からティアマトがアンドロメダに襲いかかろうとしているのを見つけ、すぐに助けに向かいました。戦利品であるメデゥーサの首をティアマトに突きつけると、首の効果でティアマトはあっという間に石となってしまいました。そしてペルセウスはアンドロメダを妻にするため故郷に連れて帰りました。一方海の神たちの怒りをペルセウスの父であるゼウスが一生懸命なだめて鎮め、こうしてエチオピアは元の静かな国に戻ったのです。

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