プラムという果物をご存知ですか?プラムには栄養がたっぷり含まれている食材として知られています。今回はプラムの栄養に加えて栄養が持っている効果をご紹介しましょう。プラムには健康や美容だけでなく、妊婦さんにもおすすめの効果がたくさんあります。プラムとは何かという部分や効果、おすすめの食べ方などをチェックしていきましょう。
プラムとは?
プラムとは赤みがかった「すもも亜属」です。パッと見は桃のように見えますが、桃より小さく酸味が強いところが特徴です。プラムは「日本のすもも」でプルーンは「西洋すもも」のこと。プラムとプルーンは違うように見えますが、似た者同士です。プラムもプルーンも栄養価が高く、男女問わずおすすめの食材になっています。
プラムの糖質は少なめ!意外に低カロリー
プラムを食べる時に気になるのが、糖質とカロリーですね。プラムの糖質は100gあたり7.8gで桃よりも低めになっています。そしてプラムのカロリーは、100gあたり44kcalで桃よりもすこし高めです。
プラムは皮ごとがおすすめ!
プラムを食べる際は、皮を剥いて食べることが主流ですが、皮には栄養がたっぷり含まれています。プラムの皮に食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれているので、美容や健康に効果的です。
プラムの栄養をチェック!妊婦さんにもおすすめ
続いては、本題でもあるプラムの栄養をチェックしていきましょう。プラムは最初にも触れたように女性にはもちろん、実は妊婦さんにもおすすめの栄養が多く含まれています。そんなプラムの栄養をご紹介しますね。
プラムの栄養素①食物繊維
プラムには、水溶性の食物繊維が含まれています。水溶性の食物繊維は水に溶けやすい特徴があり、腸内の便を柔らかくして排出しやすくしてくれる働きを持っているのです。食物繊維は美容だけでなく、健康を維持するためにも大切な栄養ですね。
プラムの栄養素②カリウム
プラムに含まれているカリウムは、身体に欠かせないミネラル類の一種です。体内で増えすぎたナトリウムの排出を助けてくれるので、高血圧の予防に繋がります。カリウムは、汗と一緒に奪われがちなので、積極的に摂りたい栄養です。
プラムの栄養素③葉酸
プラムには、妊婦さんに必要な栄養素である葉酸が含まれています。葉酸はビタミンB群の一種で、DNAに大きく関わりのある栄養です。水溶性の成分なので血液の中にも溶け込みますが、不足すると貧血の原因になる可能性も。さらに葉酸は、胎児の成長にも関係の深い栄養のため妊婦さんも積極的に摂ることをおすすめします。
プラムの栄養効果とは?
次は、プラムの栄養が持っている具体的な効果についてご紹介します。先ほどの栄養のところで、女性や妊婦さんに効果的であることがわかりました。そのことも含めながらチェックしていきましょう。
プラムの栄養効果①ダイエット効果
プラムには腸内環境を整えてくれる栄養の働きがあげられます。その効能がダイエット効果へと繋がるのです。蝶の動きを活発にして老廃物を排除することで、代謝アップになります。代謝がアップすることで基礎代謝が上がり、脂肪燃焼を助けてくれるのです。
プラムの栄養効果②妊婦さんの栄養補給
プラムの中には葉酸が含まれているため積極的に摂りたい食材の1つです。妊婦さんが最も積極的に摂りたい栄養は、葉酸。その葉酸が豊富なプラムを食べると貧血も予防できますし、お腹の中の赤ちゃんに必要な栄養も摂取できます。
プラムの栄養を効率よく補給するには?
続いては、プラムの栄養を効率よく補給するための方法をいくつかお届けします。おすすめのプラムの食べ方などを中心にご紹介していきましょう。
ドライプラムもおすすめ
プラムを食べる時は、ドライプラムもおすすめです。ドライプラムが手に入らない時は西洋すもものドライプルーンもおすすめ。天日干しなどをして乾燥させることで、甘みも増して食べやすくなります。プラムやプルーンは栄養価も高く、たくさん食べたくなりますが、お腹を緩くしてしまう栄養が多く含まれているので下痢の原因に繋がる可能性があるので注意しましょう。
プラムの一種「ネクタリン」
ネクタリンとは桃の中まで、うぶ毛が生えているスモモに対して表面がツルツルであるところが特徴です。インパクトのある酸味と甘みに特徴があり、果肉も硬めになってます。ネクタリンをコンポートなどにすると果肉が崩れずにおいしく食べれますよ。
プラムのおすすめの食べ方・レシピは?
最後にご紹介するのは、プラムのおすすめレシピです。簡単に食べれて活用しやすいレシピをいくつかご紹介しましょう。
プラムのおすすめレシピ①プラムのジャム
材料
完熟プラム800g、きび砂糖200g
作り方
①プラムはヘタの黒いところを取り除いてきれいに洗って鍋に入れる
②きび砂糖も鍋に入れて火にかける
③ヘラで軽く潰しながら煮る
④灰汁をお玉の裏で取りながらさらに煮る
⑤この時点で弱火にして穴あきのお玉で種を取り除く
⑥絶えずかき混ぜながら煮詰めて完成
プラムのおすすめレシピ②プラムのコンポート
材料
プラム300g、水300ml、グラニュー糖50g
作り方
①プラムの真ん中に包丁を入れたら捻るように割って種を取り除く
②鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、沸騰したらプラムを入れる
③弱火で2〜3分ほど煮て粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
最後に
プラムの栄養はいろいろな方におすすめの成分がたくさん含まれていることがわかりました。桃ほど大きくなくて、皮ごとでも食べやすいところが魅力です。ただし、食べ過ぎには注意しながらプラムの栄養を活用して、健康と美肌をダブルで手に入れましょう。