「明日も朝早いのになかなか眠れない」「体は疲れているのに寝つきが悪い」そんなことってよくありますよね。早く寝ないと!と思っているうちに目がさらに冴えてきてしまい、どうにも眠れなくなってしまうことがあります。
そこで今回は、明日も活動的に過ごすために、夜リラックスしてすぐに眠るための方法を8つご紹介いたします。
すぐに眠る方法①アロマの香りでリラックス
なかなか寝付けない夜は、お気に入りのアロマに香りでリラックスしてみましょう。
アロマの中で特におすすめしたいのは、ラベンダーやオレンジのアロマです。
まず、ラベンダーの香りには、肩こりなどの疲れをとり、心身をリラックスさせてくれる効果があります。
また、柑橘系の香りにはストレスを和らげる効果が多いですが、その中でも、オレンジの香りには、冷え性への効果もあります。
アロマとひとくちに言っても、アロマの香りの種類は多くあり、アロマの種類によって効果もそれぞれに違いがあります。
心地よい安眠へいざなってくれるお気に入りのアロマを選ぶことがポイントです。
迷ってしまった方は、ぜひラベンダーとオレンジ、この2つのアロマを試してみてください。
きっと心地よく眠りにつくことができますよ。
すぐに眠る方法②足元を温める
特に冬や、足が少し寒くて落ち着かないことが多いという方は、足元を温めてみてください。
足元を温めると自然と体が温まります。体が温まると、脳が眠りのモードに切り替わるのです。
みなさんは足元が寒いと感じたとき、どうしていますか?
寒いと靴下を履いたまま寝たり、湯たんぽであっためたりする方も多いと思います。
しかし、一番効果的に足元をあっためてくれて、なおかつ眠りにスムーズに導いてくれるのは、実は「足湯」なのです。
足湯なら、家で手軽にできますし、大きめの桶やバケツ等があれば実践することができます。
また足湯には、体を温めるだけでなく、冷え性やむくみを改善する効果もあります。
お気に入りのアロマを入れて足湯をしてみるのも良いですね。
すぐに眠る方法③ホットミルクを飲む
ホットミルクを寝る前に飲むと、スムーズに眠りにつくことができます。
牛乳を温めると必須アミノ酸の中の「トリプトファン」という成分が現れます。この成分には睡眠を促す働きがあり、温めた牛乳、つまりホットミルクを飲むと、快適な睡眠につながると言われています。
また、ホットミルクを飲むことは便秘の解消にもつながります。
寝る前にホットミルクを飲んで、快適な睡眠をゲットしましょう。
すぐに眠る方法④リラックスできる音楽を聴く
自分が落ち着くことができる音楽を選び、聴いてみましょう。
音楽を流す場合は、あまり大きな音ではないほうがリラックスできるかと思います。
ここでおすすめすなのは、歌詞のない音楽です。歌詞があると無意識のうちに頭で歌詞の意味を考えてしまったり、いつの間にか口ずさんでしまったりして、逆に眠れなくなってしまうことがあります。歌詞がぐるぐると頭の中でループしてしまうと、逆効果ですよね。
スムーズに眠りに入るためには、歌詞のない音楽が最適です。
また、音楽ではなくても、自然の音が収録されたBGMなども心地よく眠りに導いてくれますよ。川や海、木々が揺れる音などは心を落ち着かせてくれます。ぜひ試してみてください。
すぐに眠る方法⑤本を読む
物語を読み進めていくと、だんだんと眠くなってくることってありますよね。
人間は単純な作業が続くと、だんだんと体が慣れてきておやすみモードになっていきます。
本を読むことも実は単純で単調な作業です。
目を上から下に動かすことがほぼ一定のリズムで繰り返されるため、読み進めていくうちにだんだんと眠くなってきてしまうのです。
または、自分にとってあまりにも難しい本や、飽きてしまいそうな本を読むと更に眠気を誘ってくれます。
自分にとって読むことが大変な文章を目にすると、脳が休養を欲して体を休ませようとしてくれるため、とても効果的です。
すぐに眠る方法⑥明かりを1トーン落とす
夕食を食べ、一息ついたときにはぜひ、電気を暗くすることをおすすめします。
やはり人間は、「明るい=活動」「暗い=睡眠」というように、体が自然に1日の流れを覚えています。
そのため、部屋の明かりをいつもより少し暗くして、薄暗い空間にすることによって、徐々に体が睡眠に入るモードに切り替わるのです。
まだ眠くないときでも、意識的に部屋の明かりを間接照明に切り替えてみたり、トーンを落としてみたりしてみると、徐々に眠気に襲われ、スムーズに眠りにつくことができますよ。
すぐに眠る方法⑦スマホの画面はなるべく見ない
寝る前は、スマホの使用は極力控えましょう。
なぜなら、スマホの画面の青色の光は「ブルーライト」と呼ばれ、そのブルーライトは人間の目に大きな影響を与えています。
ブルーライトは太陽光に多く含まれており、昼間そのブルーライトの光を浴びることによって、人間の体内時計が調節されています。
しかし、そのブルーライトを寝る前に多く浴びることで、体内時計のリズムが狂い、人間の目は覚めてしまうといわれています。
寝る前のスマホの使用が、もしかしたら不眠に大きくつながっているかもしれませんね。
スマホの使用時間を決めてみたり、夜はスマホの通知をオフにしてみたりすると良いですよ。
すぐに眠る方法⑧寝室は寝るためだけの部屋にする
家の中で、「活動する部屋」と「寝る部屋」をしっかり区別することによって、睡眠を促すことができます。
寝室には、テレビを置いたり、書斎を設置したりする方も多いですよね。
しかし、そうすることによって、その部屋に入ると「何か活動をしなくてはいけない」と脳が勝手に勘違いしてしまうのです。寝るために部屋に入ったのに他の活動をし始めてしまう可能性もあります。
思い切って寝室には、寝具類だけを置き、他は何も置かないようにすると、夜その部屋に行くだけで自然と眠くなってくるかもしれません。
最後に
すぐに眠る方法を8つご紹介しました。いかがでしたでしょうか。睡眠の質を高めることは、日々の活動意欲や、パフォーマンスに大きく影響してきます。睡眠の質を良くするには、やはりスムーズな睡眠導入が必要です。早くぐっすり眠りにつけるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。