ワンピースの肩幅・丈を詰める方法<30年前の礼服リメイク③>

ジャケットの肩パットの取り外し方<30年前の礼服リメイク①>と袖ぐり・腕周りを細くする方法<30年前の礼服リメイク②>の記事に続き、今回はジャケットとセットになっているワンピースのリメイクを行います。

実際に着用してみると肩幅が広く、また丈が長かったところが気になったため、この二つをお直しします〜!

ワンピースの肩幅・丈を詰める方法①肩幅を詰める


まずは袖を取り外します。


一度着用して、肩幅をどの程度残すのか確認します。今回は9cm残したかったので、縫い代1cmをプラスした10cmを残してカットします。


カットしたら表地と裏地を固定するために端から7mmのあたりを一周縫い合わせておきます。


袖と本体を中表にして、縫い代1cmで縫い合わせます。肩幅を狭くすると写真右下のように脇の下が少し余りますが、後で縫うのでこのままにしておきます。

ワンピースの肩幅・丈を詰める方法②トップスとスカートに分ける


次に、ワンピースの丈を詰めます。裾にスリットが入っていたため、今回はウエスト部分を切り取って丈を短くしていきます。6cm短くする予定なので、縫い代を上下1cmずつ残して4cm分をカットします。


いざカット!のはずが、バックにファスナーがついているのを完全に忘れておりました(汗)ファスナーは矢印のところまであるので…

ファスナーを止める金具をペンチで取り外します。


取り外した金具を下書き線の1cm上にもう一度はめ込みます。丸印が元あった金具部分、矢印が取り付け直した金具です。


ウエストより下のファスナーが開いてしまうとまずいので、コの字縫いで綴じておきます。


予定どおり生地をカットして、トップスとスカートに分けます。後で縫い合わせる時にファスナーが邪魔になるので、縫い代1cm分はニッパー等でカットしておきましょう。

ワンピースの肩幅・丈を詰める方法③トップスの脇を詰める


肩幅を詰めた時に余った脇部分を縫って、脇を詰めます。

ワンピースの肩幅・丈を詰める方法④トップスとスカートを縫い合わせる


トップスの裾の表地と裏地がバラバラにならないよう、一周縫い合わせておきます。

スカートのウエスト部分は上糸の調子を弱め、縫い幅を広くして端から5mm、7mmを縫ってギャザーを寄せます。

トップスとスカートを中表にして、スカートのギャザーを寄せながらマチ針で固定します。

しつけ糸で仮縫いし、ギャザーの糸を取り外します。


縫い代1cmでトップスとスカートを縫い合わせます。

しつけ糸を取り外したらジグザグ縫いで端処理をします。これでワンピースの完成です!

おわりに


ワンピースのリメイク後が少しわかりにくかったので、ビフォーアフターでまとめてみました!肩幅が狭くなり、丈が短くなっているのがわかりますか?もう少しウエストにくびれが欲しいので、今後は内側にゴムを縫い付けて少しギャザーを入れる予定です。


こちらはリメイクしたジャケットと一緒に撮ったビフォーアフター。逆三角形のシルエットがかなり改善されました!

素人が行った礼服リメイクのため、参考にならない箇所が多いかもしれませんが、自分で洋服を直してみるとリメイクの幅が広がってとても楽しいですよ♪

特に肩パットを取り外して袖周りのお直しをしたことで、母が持っていた数十年前のコートなんかも着用できるようになりました!

昔の洋服をリメイクしてもう一度着用したい、気になる箇所を直したい、という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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