あなたはジンクスを信じますか?
ジンクスってそもそも何なのでしょうか?
ジンクスとは「吉凶判断」のようなものです。
これを見たから今日はラッキー、何番だったから今日はアンラッキー、のように自分の運気を試すように使われます。
あなたも自分なりのジンクスがあるのでは?
そんな世界中で幅広く信じられているジンクスをご紹介します。
1についてのジンクス
・一膳飯は不吉
一膳飯(いちぜんめし)とは死者を供養する時にあげるご飯の事を言います。これと同じ様に一膳だけのご飯は縁起が悪いので嫌われていました。一本箸も死者の膳になるため忌み嫌われていました。
・葬式の使いはひとりで行ってはいけない
お葬式を知らせにどこかに出かける場合、一人で行くと死者に惹かれて行くので、必ず二人で行くように言われていました。
2についてのジンクス
・一家で年内に子供がふたり生まれると、どちらかが運を取るので片方が運負けする
これは「勝負の原理」と言われているものです。同じものがふたつあると、どちらかが運が悪くなると言われています。同じように「1年で二人嫁ぐとどちらかが運負けする」というものもあります。綱引きなども同じで、どちらかがもう片方の運を持っていくという思想です。病院にも二人で行くのはやめましょう。
3についてのジンクス
・二度あることは三度ある
日本人は特に3が好きです。三種の神器や三宝、三大○○など3にまつわるものはたくさんあります。三度起きてワンセットとなるため、幸も不幸も三度あると言われています。もし死人が2人出たら人形を生めて連鎖を止めるという言い伝えもあります。逆に縁起をかつぐために、橋の初渡らせを三組の夫婦にお願いするというものもあります。これで橋の運が安定するそうです。
4についてのジンクス
・四は「死」に通じる
これはとても有名で今も使われている言い伝えですね。病室やホテルの客室にもこの部屋番号が使われないことも多いです。四畳半の部屋は「四」にしないために半畳を加えたものとされます。おにぎりも4個作らない、誰かに物をあげる時も4つにしないのがマナーとなっています。
5についてのジンクス
・五芒星で魔除けをする
五芒星とは☆の事を言います。このマークはデザインにも、アニメやゲームの中の魔除けや魔法にも使われています。陰陽師の安倍晴明が使ったとされ、魔除けとしての言い伝えが後を絶ちません。晴明判とも呼ばれています。
6についてのジンクス
・6人で写真を撮ると六地蔵になる
六地蔵とは仏教でいうところの地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天の六つの輪廻世界を言います。しかしこれになるというのは意味が分からないため、意味不明な言い伝えとされています。
7についてのジンクス
・7はラッキーな数字
これはラッキーセブンと言われるように、7を聖なる数字と考える思想です。ユダヤ・キリスト教の影響によるもので、聖書には7が多く登場します。7が「キリストの数字」とも言われています。
・七日は旅立ちに悪い
日本では7が必ずしも良いとされず、忌み数字とも言われていました。例えば旅行では7日間で返ってくるのは縁起が悪い、7日に旅に出てはいけない、などです。これは女性の生理期間が7日で、生理を「穢れ」としていた風習が関係しているとされます。十二支を用いた占いでも「七殺」は凶とされています。一方で七福神や七草がゆなどもあるので、どちらも不思議です。
8についてのジンクス
・八は縁起が良い
これは八の形を末広がりとして将来性のある縁起の良い数字としたものです。8という数字が豊穣や発展、長寿を意味すると考えられ、そこから言い伝えが派生したと言われています。
9についてのジンクス
・九は「苦」に通じる
四と同じ様に「九は苦に通じる」として忌み嫌われていました。語呂合わせは全国にたくさんあり、九日にお餅を作ると「苦がつく」とされ作らないように言われています。しかし四ほどメジャーではなく、有名ではありません。
世界的には9角形や9マスの魔法陣があるので、縁起が悪いという考え方はマイナーなようです。
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