あなたはジンクスを信じますか?何かの前触れとして起こるサインの中でも「これがあったらラッキーなことが起こる前触れ」といわれるものがあります。吉兆とも呼ばれます。不吉の前兆はあってほしくはありませんが、幸運の前兆ならぜひとも遭遇したいですよね。そんなラッキーなサインをご紹介します。
出張で泊まった日の食事で、スプーンが2つ添えられていたら、大きな利益の前触れ
これは1本であるものが2本になっていることで、未来に使うスプーンが先に現れたととらえます。つまりこの後の商談や出張先の仕事で成功し、祝いの膳を囲む前兆と取ったのです。打ち上げや飲み会を暗示する幸運のさじですね。
茶碗やティーカップの底に残った茶カスがスペードの模様に見えたら、大きな収入がある
これはヨーロッパに伝わる紅茶占いが元になっています。スペードの他にも、車輪やクローバー、お城の形に見えたら幸運の前触れといわれています。
カマキリが服にとまると大幸運の知らせ
これはアフリカのジンクスです。「カマキリほど俗信迷信を帯びた虫は他にいないだろう」と南方熊楠も書き残してほど、意味の深い昆虫です。現代では昆虫の数も減っており、住宅事情で昆虫と遭遇することもなくなってきました。ますます貴重になったので、とまった時はよほどの幸運となるのかもしれません。
陶器を作るところを見ると願いが叶う
江戸時代の俗信です。土で自在に形を作るので、願い事が叶うものとされます。ただしこの俗信には続きがあり「陶器は必ず割れるので成就は一時的であり、最終的には叶わない」となっています。物事を成しえてもそれで満足せず維持するためにいっそう努力を惜しまないこと、と取れば良いのかもしれませんね。
赤い装飾品を拾うと恋愛の合図
赤は情熱や燃えるような恋の色です。その色のものを拾うということは、間もなくあなたの元に情熱的な恋がやってくるということ。素敵な相手を拾う=出会うことの暗示です。
ハリネズミ、ヘビ、ウサギ、ブタ、オオトカゲが話題に上がると吉
インドのジンクスです。ただしそれらの動物が鳴いたり姿を見せるようなことがあると凶と言われています。動物のジンクスは国柄や環境によって大きく変化しています。これらの動物は日本ではペットとして人気であり、それぞれにマニアもいますので、現代ではもっと珍しい動物にしないといけないのかもしれませんね。
ピンを拾うとその日は幸運
ピンとは針のことを指します。針には魔力があり、その力が強ければ強いほど幸運を引き寄せる力も強いという発想は呪術の基本でもあります。そして針は男性のシンボルであるともされます。男性を拾うというよりも、その役割から豊穣のシンボルとなり、転じてラッキーサインとなりました。
七つ葉のクローバーは最強の幸運
四つ葉のクローバーは有名ですが、葉が一枚増えるごとに「金運」「名声」と足されていき、七つ目は「無限の幸運」とされています。クローバーはどの葉であっても幸運で、三つ葉も三位一体を表すためラッキーとされます。最近では観賞用にクローバーの種をまく人も増えています。
帯がひとりでに結ばれると幸運のしるし
「結ぶ」ことは縁があること、何かをつかむこととされています。ひとりでに結ばれたのであれば、それが幸運なお知らせとなるのです。逆にほどけることを凶兆としますが、苦しみをほどいて開放する安産のまじないとしても使われています。今なら洋服のほかにもヘアアクセやバッグチャーム、ベルトのリボンで良いでしょう。
左の手袋を落としたら、恋愛や結婚の前触れ
昔からヨーロッパでは右は善、左は悪とされていました。こうした思想の国は実はたくさんあります。左手はダークサイドであると同時に、秘め事や性的な事を象徴する側でもありました。そんな左側を誰かに拾われるという意味深なジンクスなのです。