自力開運(1)ご利益が強いはずの神社仏閣で自分だけは願いが叶わない理由
近年、パワースポットと呼ばれる場所に行ってもちっともパワーを感じなかった、ご利益がなかった、むしろ運が落ちた気がするなどの話をよく聞くようになった。
パワースポットがブームになったのはわしの記憶のある限りでは2007年頃であろうか。スピリチュアルブームでテレビにもたくさんの先輩方が出ておったのう。
その頃に有名なパワースポットのみならず、あまり知られていなかったパワースポットや神社仏閣も話題となり人が大勢訪れた。が、ブームが去っても根強い人気のスポットもあり、今もパワーチャージを願う人々が訪れている。
■パワースポット神社仏閣で「ご利益」が得られなくなった理由とは?
今も、お参りした後で良いことがあった、願掛けをしたら願いが叶ったという人であれば、この先を読む必要はない。そのようなハッピーなおぬしには、あとは人との関係で運気ダウンせぬよう、こちらの記事などがおすすめじゃぞ↓
さて、読み進めば目からウロコ!があるやもしれぬのは「ブームの頃はご利益があったけど、最近はない」「ブームの頃も最近も、パワースポットでいいことがあった試しがない」「ブームの頃も場所によっては嫌な目に遭ったし、最近はむしろパワースポットと呼ばれるところにいくとロクなことがない」などと感じているおぬしじゃ。
★神社仏閣でご利益がないのは本来は当たり前
現世利益を求めて神社仏閣を訪れることがそもそも見当違いである、などと正論を言うつもりもないが、そもそもご利益はなくて当たり前なのじゃ。本来ならば、そのときまで無事に過ごせた感謝や、何かを始めるにあたっての決意表明をするのみ。
願えば叶えてくれるドラえもんにお願いするような甘えた気持ちで参拝し、見返りがないからと不満を言うてもしかたのないことじゃ。
★神仏とも「片想い」がある!?
とはいえ、数多の神社仏閣の中にはかつては「願えば叶う」場所もやはり存在し、確かに境内に足を踏み入れると空気が違う、いかにも神仏や精霊、視えないなんらかのエネルギーを感じることもあった。今でも少しは残っておろう。
そのような神仏の元を訪れ、ましてや真偽の分からぬネットの口コミなどではなく最近大きな契約をまとめた会社の同僚やら片想いが実った親友やらから「◯◯神社にお参りしたら効いたよ」などと聞かされたなら、信じ込んでも無理はない。信頼する人々が「ご利益がある」と異口同音に言うからと、信じ込んで参拝したにも関わらず、良きことがないばかりかむしろ仕事では理不尽な理由で降格となり長い春の彼には振られ……などという憂き目に遭うと悲しくなるものよ。
では、なぜそのようなことになるかと言うと……。ずばり、神仏とも「相性」があり「片想い」となることがあるからなのじゃ。
神仏と人間の相性では、人→神仏、神仏→人のエネルギーの交流において、
願いが届きやすく・願いを叶えやすい
願いが届きにくく・願いを叶えにくい
そもそも願いが届かない
先祖や前世の因縁などがあり願いが叶うどころか仇討ちされる
どれかの相性に当てはまる。
これは昔のスピリチュアルブームの頃よりもすでにだいぶ知られた話になってはきているが、自身の先祖の来歴や実家の信仰次第では、頼ってはならぬ神仏もあるのじゃ。このあたりは、己のルーツをある程度でもよいゆえ探って知っておくしかない。
また、御祭神や御本尊によっては、ある特定の条件下にある人間のみを助け、それ以外は無視ということも普通にある。恋愛成就のご利益が謳われている神社でも、親友は何らかの相性が良く、祈願したら叶ったものの、自分は相性が良くなかったゆえに無視された、などは起きて当たり前なのじゃ。
とはいえ、血筋や前世の因縁さえなければ、無視はされても仇討ちをされること、すなわち災いが起きることはない。「お参りをしたら、悪いことが起きた」というのはまた別の理由である。(これは次回に話すぞよ)
例外として、聖天や稲荷のように礼を尽くさねば恐ろしい神社に軽々しく願掛けをしてお礼を忘れた場合は自業自得であろう。しかし、そもそもそのような礼を尽くさねばならぬ神仏には、一般人は頼るものではない。お参りをする場合は無心で手を合わせ、伝えるにしても感謝やご挨拶のみにしておけば安心じゃ。
続く。
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