宇宙雑談(4)この宇宙は遠い昔に始めて止められなくなった「暇を持て余した神々の遊び」
お笑いコンビのモンスターエンジンの有名なショートコントに「暇を持て余した神々の遊び」ってあるけど、
実はガチでこの宇宙全体が「暇を持て余した神々の遊び」なのよね。
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■『宇宙の一なるもの』であることを忘れ果てた私達
この宇宙の始まりに唯一存在していた意識……。一神教では「神」多神教では「神々」宗教とは関係ないスピリチュアル界隈では「ワンネス」とか、ノンデュアリティの考え方では「これ」とか言われてるたった一つの意識。
開運占い軍団ではよく「宇宙の一なるもの」と呼んでるけど長いからここでは「神」でいいわ。その「神」が、自分しかいない状態、永遠の統合意識であることに恐らく本当に飽きて、永遠の暇つぶしで始めた一人遊びが、この現実世界なのね。だから、天地創造の7日間って本当にあったのかもしれないわ。
神はまずこの宇宙を作って、その中にこの地球もいつかのタイミングで作って、そして人間も作った。
モンスターエンジンは「私だ」「おまえだったのか」って2人の神がいろんなキャラに化けてるけど、この宇宙の一なるもの=神は1人でこの宇宙を創造してその中で無数のキャラを演じ続けているようなもの。
そのキャラはどれもが実は「神の分身」なんだけど、キャラでいる間はキャラになりきってて、神であることを思い出せないわけよ。
■「悟り」「目覚め」が起きても人生はやはり続いていく
ところが、ここ数年の間に「悟りブーム」みたいのがあって、その影響で「自分は神だった」なんて口に出して言う人はさすがにいないけど「自分はキャラだった」と気付く人も増えてきたみたいよね。
気付いたからといって、その瞬間から現実をガラッと変えることはさすがにできないけど、気付くことでその現実の辛さに心理的な一線を引けるようになる。
レミゼラブルの舞台でフォンテーヌになりきって救われない人生をバルジャンに出逢うまでただ嘆き悲しみ続けるんじゃなく、フォンテーヌを「演じている」自分に気付いて、フォンテーヌが置かれた酷い環境も「ただの舞台」周囲の冷たい人々もみんな「キャラクター」と知るようなこと。
「この現実は宇宙の意識が生み出している幻想」と気付けば、生きるのはとても楽になるわ。
この宇宙の意識だのキャラだのってスピリチュアルな捉え方を全く知らない他人からは「ただの現実逃避」としか思えないだろうし、気付いても現実がまったく変えられなければ結局無意味に思えるかもしれないわね。
でも、気付いても何一つ変わらない、変えられないことなんてないのよ。例えば、本当にその舞台の役が嫌なら舞台から逃げ出せばいい。逃げるまでしなくても、人生の舞台は日々がぶっつけ本番のアドリブで、その時々で脚本はどんどん変わっていくから、覚え込まされたりセリフや演技以外をしたっていいのよね。
そうしたら、バルジャンに出逢う未来は訪れないかもしれないけれど、別の未来にたどり着くかもしれない。もっと幸せな経過をたどってコゼットを連れたまま、それでもやっぱりバルジャンとは出逢って再婚して幸せに長生きできるかもしれない。
で、突然かつ無理やり占いの話に繋げるけど、西洋占星術であれ他の占いであれ「生年月日から導き出される『生まれ持った運命』」って、このフォンテーヌでいえば「美しい」「幼少期は過酷な環境に置かれやすい」「ダメ男に引っかかりやすい」「男に蹂躙されやすい」「お金に恵まれにくい」「有力者との縁」「子供を手元で育てにくい」くらいのざっくりしたものだけなのね。
フォンテーヌが働く工場や出逢う工場長、コゼットの父親、死ぬ年齢や病気etc.まで厳密に決まってはいなくて、生まれ持った要因がその後の生き方で複雑に折り重なった結果、レミゼラブルのフォンテーヌの人生になってるのね。
だから、フォンテーヌがもし「ダメ男に引っかかりやすい」としても、たまたま責任感ある男と付き合えてたら、シングルマザーにはなってなかった。「有力者との縁」も、ボロボロになってからバルジャンと出逢ったけど、例えば「工事長」も有力者ではあるから、したたかさがあって工場長を籠絡してたら、意地悪な女工達との立場は逆転していたかもしれない。
人生で起きることはどんなに些細なことでも予め決まっていて必ず起きるとする説もあるけど、宇宙全体のことを教えてくれる視えないアノニマスによれば「神の計画=自分の計画。細部は『あとで決めよう』『多少ブレてもいいや』」ってことで、気付いたときからいつでも変更できるらしいのよ。
続く。
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